食べすぎに注意したいドライフルーツ!

下痢の原因は非常に複雑で、多種多様な下痢の要因が含まれています。

長年の食生活や生活環境による心身の疲弊、精神的なストレス、あるいは薬などによるダメージが、下痢の原因となるようです。

慢性的な下痢の方の中には、身体に良いと思いこんで、何かしら身体に良くない、あるいは体質的に合わないものを食べている方もいらっしゃるようです。

フルーツは乾燥することで栄養価もアップ!でも気をつけて…

近年は健康ブームの一つとして、抗酸化物質などを含む果物が注目されています。摂り方としては、果実を丸ごととれるスムージーなどが人気のようです。さらには生の状態だけでなく、ドライフルーツという形でパンやクッキーなどのお菓子に入れたり、オーツ麦やアーモンドといった他の穀類と一緒にグラノーラとして商品化されるなど、様々な場所でよくみかけるようになりました。

残念ながらビタミンCは壊れやすいので、ドライフルーツの状態ですと、生の状態よりもビタミンCは少なくなります。

ビタミンCが不足しないように生の果物や野菜もしっかり摂るようにしたいですね。

 

生の状態に比べると日持ちが効き、栄養価が高まるなど、とても身体に良さそうなドライフルーツですが、メリットだけではありません。ドライフルーツを食べ過ぎて下痢をした経験はありませんか?

食物繊維が大変豊富なので食べるとお腹の調子が悪くなる方もいるかもしれません。食べ慣れない方は様子を見ながら少量から取り入れましょう。ドライフルーツは生のフルーツよりも3~7倍の食物繊維が含まれています。

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があり、それぞれの働きに違いがあります。ドライフルーツに多く含まれる不溶性食物繊維は腸のぜん動を促進させる働きがあるため、食べ過ぎると下痢を起こしてしまう場合があるのです。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスが大事です。水溶性:不溶性=1:2ぐらいの割合で摂取するのが理想です。

 

主なドライフルーツの種類

マンゴー

ドライフルーツの定番と言っても過言ではない「ドライマンゴー」は 酸味と甘みのハーモニーが絶妙です。乾燥させることで保存性や携帯性を高めています。ドライマンゴーは加工される時に砂糖漬けにされる事が多いようです。マンゴーそのものの果糖に加え砂糖のカロリーもプラスされますから、食べ過ぎると簡単にカロリーオーバーとなってしまいます。

結果、肥満や糖尿病の原因にもなりかねません。砂糖が添加されていないドライマンゴーも市販されているようなので、購入するときには確認してみましょう。ドライマンゴーは一日2~3枚が適量です。おやつ感覚で食べていたらいつの間にか一袋食べてしまっていた!なんて事にならないようにしましょう。食物繊維も豊富なため食べ過ぎると下痢になる恐れがあります。

 

いちじく

独特な甘みと食感がクセになるドライいちじくですが、こちらも食べ過ぎるとカロリーの摂りすぎになり、太る原因になります。 また、糖質の摂りすぎから、老化や糖尿病の原因にもなります。

適切に摂れば便秘改善も期待できるドライいちじくですが、逆に食べ過ぎることによってお腹がゆるくなって下痢になってしまうことがあります。

 

りんご

ドライフルーツのリンゴにはビタミン、カリウム、食物繊維が豊富です。一昔前に「りんごダイエット」がブームになったように、りんごには脂肪の蓄積を抑制するポリフェノールが多く含まれています。 ドライフルーツとして見かけることは少ないかもしれませんが、さくさくとした歯ごたえがクセになる美味しさで甘さも控えめです。

 

干し柿

干し柿も立派なドライフルーツです。干し柿は100gあたり276kcalとドライフルーツの中でも比較的低カロリーで、カリウムや食物繊維の量がトップクラスです。

「柿が赤くなれば医者が青くなる」ということわざがあるほど、柿は栄養素が豊富に含まれています。ですが、やはり食べ過ぎると便秘や下痢を引き起こすことがあるのです。

実は、柿に含まれているタンニンという成分には、排便するための腸のぜん動運動を抑制する働きがあるのです。このタンニンは、適量食べる分には便秘になる心配もなく、また干し柿として食べることで食物繊維やビタミンなどの栄養価が数倍にもなるので、むしろ便秘に良いとされています。柿を一度に何個も食べてしまうと、タンニンの効果で腸が働かなくなり、便秘になってしまうことがあります。 また、柿には水溶性食物繊維の1種であるペクチンが豊富に含まれています。ペクチンは便を柔らかくする効果があり、摂取しすぎると便が柔らかくなり過ぎて、下痢を引き起こします。美味しいからといって1度に何個も食べ過ぎてしまうと、便秘の悪化や下痢の原因となります。

 

これ以外にもドライフルーツは種類がたくさんあります。身体に良いからと言って食べ過ぎない様にしましょう。少量摂れば健康に良いドライフルーツでも、食べ過ぎは良くありません。乾燥されているものですし、ゆっくり毎日少量ずつ楽しみたいですね。また食材に含まれる食物繊維はそれぞれ違いますので、野菜・海藻・きのこ類・精製していない穀物などをなるべく多く食べるように心がけましょう。

 

腸内環境を強化して消化力を上げ、下痢とさよならしよう

私達の身体は食べる事で健康を維持しています。腸内環境の良し悪しは何をどの様に食べるかが大きな要因です。

ドライフルーツも適切な量を食べることは健康の増進に繋がりますが、おやつ感覚で多量に食べていると逆に健康を害することになります。

なんでもそうですがバランスが一番大切です。様々な健康ブームが次々と現れては廃れていきますが、一時のブームに流されて、単一のものを過剰に食べ続けることは危険です。

まずは腸内環境を整えて、何を食べても大丈夫なおなかを手に入れましょう。そのためには腸内善玉菌の存在が欠かせません。

善玉菌をおなかの中で増やすには、生きた菌をおなかに届ける必要があります。

これに最適なのがサプリメントです。胃酸による菌体の死滅を最小限に抑え、おなかの中に元気な善玉菌を届けることによって、腸内環境はがらりと変わります。安心安全な国産原料の善玉菌サプリメントで腸内環境を改善し、下痢とさよならしましょう。

善玉菌についてもっとくわしく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。