下痢というほどでもないけれど、軟便が続く・・・というのも少し心配ですね。
軟便の原因は?軟便の原因を考えよう
「軟便」は、下痢ほどカタチがはっきりしない便ではありませんが、切れが悪く便器が汚れやすい程度の水分を含んでいます。
便を見てみて、消化できずに排泄されていないものはないか、便の色は異常ではないかといったこともよく観察してみましょう。
軟便になっている原因を考えるために、まずはご自身の生活を振り返ってみましょう。
・ 暴飲暴食をしていないか。
・ アルコールやカフェインの多量摂取をしていないか。
・ 冷たい食べ物や飲み物ばかりを食べていないか。
・ 体を冷やすような服装や生活を繰り返していないか。
・ 牛乳を飲むと下痢を起こす糖類不耐症の可能性はないか。
・ 睡眠不足や昼夜逆転、寝不足など、生活のリズムが乱れていないか。
・ 嘔吐下痢症などの病気にかかっていないか。
(発熱や嘔吐、頭痛など、軟便以外のほかの症状はないか。)
などです。
さらに、このようなこと以外にももう少し軟便の原因を考えてみましょう。
意外なことが要因になっている場合もあります。
・ 野菜やフルーツ、ダイエット食品などから、食物繊維の摂り過ぎ。
・ 低カロリー甘味料(難消化性の糖アルコール)の摂取しすぎ。
・ サプリメントや薬の副作用、併用による副作用。
・ 運動不足による筋力、体温、基礎代謝量の低下。
・ 同じものばかり食べていることによる栄養不足、消化不良。
・ 生活環境の変化によるストレス。
・ 飲料水の変化など。
できれば、1日の基本的なスケジュールや食事内容を書き出してみると客観的に考えることができていいですね。何時間眠っているのか、どのくらいの量を食べているのか、飲んでいるのか、どんなものをよく摂取しているのか、改めて見てみましょう。
仕事や学校などに関して生活が変わった方は、どんな点が以前と違うのかも考えてみましょう。
ご自身の生活を把握したら、下痢になりやすい要因を順番に排除していきます。暴飲暴食など、はっきりと原因が分かる場合にはやはりそこから改善すべきですが、特に食事の量に問題がない方は、やはり「なにを摂取しているか」ということから考える必要があります。
食事の内容に偏りがないか、ということを考えるほか、食事以外に摂取しているものについても検証する必要があります。
ダイエット食品やサプリメントや薬は、 安全を謳われていても、あなたの体質だけを考えて作られたものではありません。
他の方には問題がなくても、あなた特有の問題が発生している場合もあるのです。
まずは注意書きを読み、「お腹が緩くなる可能性があります」などの警告がないか見てみましょう。ある場合にはまずはそれらから摂取をストップします。
ない場合でも、2~3日から一週間程度やめてみて、便の様子が変わるかどうかを確認したほうがよいでしょう。
軟便は原因があってのものなので、原因がわからないまま長らく続く場合には、必ず医師に相談するようにしましょう。
自分に合った腸内環境を整えるサプリメントを使用するのも、改善するために有効な方法です。
下痢の改善は腸内環境を良くすること
同じものを食べても下痢になる方、下痢にならない方がおられます。その違いはどこでしょうか?
という質問をよく聞くことがあります。その違いはズバリ!と言って腸内環境の違いです。腸内環境が良好な方は腸内活動が正常に働いています。おなかも丈夫です。
一方、腸内環境が非常に悪い人は、風邪をひきやすい、体調がすぐれないなどの症状が何かしらあるものです。腸内活動、つまり消化、吸収、解毒、免疫など様々な活動が弱くなっています。
ですので、何か体に悪い物が入った時に十分な消化や排出が出来なくて下痢がいつまでも続いたり、下痢が悪化したり、最悪の場合には重篤な病気へと移行してしまう恐れがあります。
下痢の改善のためには腸内環境を良好にし、腸内環境をしっかり整えておくことがとても大切です。腸内環境を整えるサプリメントなどを利用すると下痢の改善は速くなります。