下痢が続いたり、下痢がなかなか治らないなどというと、心配ですぐに病院に駆け込む人もいます。
A病院で治らないから、B病院へとはしご診察を受ける人が多いものです。しかし結果は同じです。
下痢の原因は薬に
日本人は薬好きな国民といわれています。確かに一人当たりの薬の消費量は、欧米に比べて数倍といわれています。
かって死にいたる病だった結核や肺炎が、抗生物質で治るのを目のあたりにしたからでしょうか。特に年配の人達は薬への信頼感があります。
薬さえ飲んでいれば大丈夫と頭から信じ込んでいるように感じられます。
ところが現代に多い病気はストレスからくる病気、生活の習慣からくる病気が少なくありません。このような原因による慢性疾患は薬で簡単に治るものではありません。細菌やウイルス感染による病気は確かに薬でないと治りません。
しかし、下痢などが慢性的に発生する慢性腸症候群などの腸のトラブルを抱えている人は、食生活や、生活のリズムなど生活習慣の見直しからはじめないと根本的な解決は得られないのです。
下痢になったら、下痢が続くからと薬で一気に治そう、あるいは当面の不快感だけでも薬で取り除こうとする気持ちを一旦捨てましょう。安易に薬に頼ってしまっても、長年の悪習慣の産物は簡単に解決できません。
薬の副作用はすぐにはポンと出てきませんが、体の中に潜んで新たな病気をつくりかねません。非常に恐ろしい牙を持っています。薬は化学物質ですので健康のためにもなるべく飲まない方がいいのです。
科学物質は普段の食生活の中にも潜んでいます。合成保存料、香料、着色料、合成ビタミン類などあげれば、きりがりません。
あなたの食べたものがあなたの体をつくるのです。健康な時の食生活や、生活習慣を考えてみましょう。腸内環境を強化するサプリメントなどを利用することは、下痢解決の早道になります。
腸内環境を強化して下痢の改善
下痢が続く方は、いづれにしても腸が過剰に反応し過ぎて起きる場合がほとんどですので、丈夫な腸にすることが大切です。 昔から「風邪は万病の元」と言われていますが、現代では「弱い腸は万病の元」となります。
というのも腸はこれまで考えられてきたよりもずっと特別な臓器であることがわかってきたからです。
例えば、人体の免疫細胞の約7割が集中する免疫器官であったり、脳に匹敵するほどの神経細胞が集まって自律神経を左右するなど消化吸収や便を作るだけでなく、生命の根源となる様々な機能を腸が担っていることが明らかになってきました。
その機能が正常に働くように助けているのがおなかの中にいる腸内細菌なのです。ですから、いかに腸内細菌のバランスを整えるかが健康の秘訣、下痢解決の道なのです。
ですから、レトルト食品やコンビニ食品、ファーストフード、カップメンなど、添加物がたくさん含まれている様な便利な食べ物を避け、食生活に気をつける事はもちろん、腸内善玉菌が多い腸内環境作りを日々心がける事が大切です!
腸内細菌のバランスを整えるサプリメントがありますので食生活の改善と共に上手に利用しましょう。継続は力なり。下痢解決はすぐそこまで来ています。