コンビニのおにぎりで下痢になる

わたしたちの忙しい生活を下支えしてくれるものに、コンビニエンスストアがあります。二十四時間という営業時間もそうですし、いつでも電子レンジで温めるだけで食べられるお弁当やおにぎり、冷凍食品が豊富にそろっています。

これらは便利でおいしい反面、健康のことを考えると気をつけないといけないものでもあります。

おにぎりは日本の伝統的な食文化

おにぎりは携行性に優れており、手づかみで食べられることから、日本では古くから今日に至るまで携行食や弁当として重宝されています。まさに日本を代表する伝統的な食文化といえるでしょう。

アスリートでさえおにぎりを食べると力が湧いてくると言っているほど、日本人とおにぎりは切っても切り離せない間柄のようです。

 

下痢の原因となるコンビニのおにぎり

おにぎりは本来、お米と具材から成るシンプルな食べ物ですが、コンビニエンスストアで売られているおにぎりはそうではありません。24時間という営業時間の都合上、常に店頭で売ることができるように保存性が高められた商品なのです。コンビニ食品でよく見かける「保存料・合成着色料不使用」のキャッチコピーに騙されてはいけません。

これは添加物不使用ということではありません。では、おにぎりの添加物にはどんなものが入っているのでしょうか?

 

おにぎりの添加物

グリシン

まず、ほとんどのコンビニおにぎりに使われている添加物がグリシンという炊飯改良剤です。ごはんのつやを出す効果保存性を高める目的で添加されていますが、おにぎりに入っているグリシンは人工的に合成されたアミノ酸です。

体内でつくられるアミノ酸のグリシンは、脳に働きかけ睡眠を深くさせる作用があります。こうしたことから、添加物グリシンは一部の製薬会社から安眠効果を高めるサプリメントとしても販売されています。

 

人工合成されたグリシンに要注意

人間の体内でつくられるアミノ酸のグリシンと、人工的につくられた添加物のグリシンとは別の物質であると理解しておきましょう。

人工のグリシンをモルモットに大量に与えると、筋緊張の消失と一過性の完全麻痺が起こったという報告があります。

グリシンはおにぎりだけでなく、広く様々な食品に使用されています。いろんな食材から少しずつ摂取し続けることで知らず知らずのうちに量が多量になってしまう可能性もあるのです。

 

PH調整剤

おにぎりの具といえば、定番は梅干しやサケでしょうか。これらのメジャーな具材にも添加物が使用されています。

サケは人気の具材のため、どのコンビニでも取り扱われています。その分、他店と差を出すため、サケの身を大きくしたり、味付けを変えたりと、サケの身自体に様々な加工が施されています。

サケの身のつや出しには甘味料のソルビット(ソルビトール)品質保持のためにPH調整剤などが使われています。このPH調整剤は腸内のPH値を変えてしまう恐れがあり下痢の原因にもなります。

PH調整剤とは食品のPHを弱酸性(6.0~6.5)になるよう調整することで、食品の腐敗を抑える添加物です。クエン酸、フマル酸、重合リン酸塩など複数の成分が配合されていますが、一括して「pH調整剤」と表示されます。

したがって、消費者は具体的な添加物名がわかりません。しかもPH調整剤は、対象食品も使用量も制限がないため、コンビニチェーンや食品メーカーにとって非常に都合のいい添加物となっているのです。

 

腸内のPHは弱酸性が理想的です。

腸内のPHを知る目安は便の色や固さになりますが、腸内のPHが低いほど便は黄色っぽく、高いほど黒っぽくなります。赤ちゃんの便はPH4.5~5.5(弱酸性・理想的)ですので黄色っぽいのです。

健康な大人はPH5.5~6.0で、黄土色をしています。もし便の色がこれと異なる場合には、腸内の酸性度がどちらかに偏っている状態であると考えられます。

PH調整剤が添加された食べ物を過剰に摂取すると、腸内PHが乱れ、腸内の善玉菌までもが死んで数が減ってしまいます。すると腸内環境は乱れ、腸内での正常な活動が行われなくなり、腸が敏感な方は下痢になってしまうのです。

 

次におにぎりの具と言えば定番の梅干し。梅干しには、添加物など入っていないと思われがちですが、実はしっかり入っています。

通常、梅干には梅の重量の10~15%の塩を使います。塩は、味付けのためばかりでなく、保存(防カビ)、色落ち防止、それから食感を保つという役目もあります。ですが、減塩が主流となってきた現在、昔のように10%以上の塩でつけられた梅干しは、なかなかお目にかからなくなりました。

塩を減らすなら、保存料の役割をほかの何かで補う技術が必要になってきます。そのため、減塩の梅干しには添加物が欠かせません。

「5%の低塩梅干」の味付けは「化学調味料」、保存は「ソルビン酸」、色落ち防止には「酸化防止剤」、酸味は「酸味料」で補うことが多いようです。

 

ソルビン酸

梅干しに使われるソルビン酸ですが、これは脂肪酸の一種であり、広範囲の微生物に抗菌性を持つ保存料です。カビや酵母、細菌に幅広く効果があります。

特に、カビや酵母は他の食品添加物では対応が難しく、ソルビン酸が広く使われる理由の一つです。菌はどこにでもいるため、その菌が食品について増殖をすると、食中毒などの危険性が生じます。コンビニやスーパーのお惣菜やお弁当などにも、このソルビン酸カリウムなどの防腐剤や保存料が、頻繁に使用されているのです。

ソルビン酸と添加物同士の組み合わせは特に最悪となり、身体を脅かし、下痢の誘発にも繋がります。

 

特に「塩分5%」と表記されている梅干しには注意して下さい。塩分5%の梅干しは常温では保存できません。腐敗を防ぐため、アルコールに漬けてあるのです。

梅自体も、梅焼酎に使われた「リサイクル梅」かもしれません。風味も旨味も感じられません。その分「グルタミン酸ナトリウム(化学調味料)」「甘草」「ステビア」「グリシン」「ソルビット」「かつおエキス」「たんぱく加水分解物」で味を補っているようです。「合成着色料」も2~3種類使って鮮やかな色を出しています。

 

着色料

梅干しに使われているのはもちろんのこと、たくわん、漬物、カズノコ入り総菜、練ウニ、ドロップ、あめ、和菓子、かき氷シロップ、焼き菓子等に使われている黄色4号という着色料は危険です。毒性としては変異原性があり、蕁麻疹を引き起こす可能性があるからです。

また、ラットやビーグルを使った実験では、下痢や胃炎を起こすことが分かっています。更に染色体異常を起こす可能性がありますので、妊活中の方は特に着色料には気を付けるようにしてください。

 

おなかが敏感な方はこのような着色料にも反応し、下痢の原因になる場合があります。もし、現在おなかの調子が良くないのであれば、特に加工食品を選ぶ際には、原材料の表記をよく確認して買うようにしてください。

 

コンビニ食が腐りにくいのはなぜか?

国の食品基準により、お店で売っている食品は36℃の環境下(夏日)で2日間(48時間)腐らないように加工する義務付けが行われています。ですから、実際にはコンビニ店では作って2日どころか、3日経過しても、腐らないような加工が施されています。それが、次亜塩素酸です。

ところが、次亜塩素酸には表示義務がないため、必ずしも商品に表記されているというわけではありません。次亜塩素酸ナトリウムは食品に使っても残留しないという理由で、表示が免除されているそうです。

次亜塩素酸は、台所用漂白剤の主要成分でもあり、細菌やウイルスを死滅させるものです。プールや水道水でもカルキとして使われています。水道水に使われる次亜塩素酸はごく微量ですが、気になる方は水道水を沸騰させてカルキを飛ばしたり、あるいは浄水器で除去してから飲む方もいらっしゃるようです。

 

次亜塩素酸はコンビニのおにぎりだけでなく、回転ずしも同様で多量に使用されています。特に傷みやすい食材である、キス、アワビ、カレイ、エビなどの高級食材には、飲食店が材料を仕入れる前から使われていることもあるようです。

他にも居酒屋や天ぷら店のメニュー、さらにスーパーの寿司やコンビニサラダ、カット野菜からプールの消毒薬のような臭いがしたり、薬っぽい味がしたら次亜塩素酸ナトリウムが残留している可能性があります。注意してください。

腸内環境を守り育てる

残念ながら日本の食品の中には、添加物など少量であれば問題なくても、過剰に摂取すると危険なものが溢れているというのが実情です。添加物以外にも食中毒やウイルスなど、わたしたちの腸内環境は常に脅威にさらされています。ですが、腸内環境が良好であれば免疫機能が働き、これらの毒に敗けることはありません。全ての病気は腸で予防できます。

「元気の元は胃腸から」と昔から言われている通りです。そのためにも、腸内環境を守りながら、腸内善玉菌を育てていかなくてはいけません。

腸内が健全であれば、腸内で有害なもの、有益な物をより分け、有害な物は排出出来るようになります。よく耳にする善玉菌が悪玉菌より優勢な状態にあるのが、理想的な腸内環境といえます。

そのためにも、日々排便と共に減っていく善玉菌を補給することは大切です。食品からはもちろん、サプリメントを使って効率よく、質の良い菌を体に摂り込むことが、下痢改善の近道といえるでしょう。

忙しく働く現代人にこそ、自分のおなかに合った善玉菌サプリメントを上手に活用していただきたいと思います。