保存料のソルビン酸で下痢

下痢の原因・保存料のソルビン酸
下痢の原因は食品から発生することが多いものです。

細菌などの食品の腐敗による食中毒で急性の下痢になります。

そうした食品の腐敗を防ぐために利用されているのが食品添加物です。それによる食中毒の多くは回避されます。

しかし、腐敗を防ぐ食品添加物の中でも多く使用されているソルビン酸は危険なもののひとつです。

しかも添加物同士の組み合わせは特に最悪となり、身体を脅かし、下痢の誘発にもなります。

ではどんな組み合わせがあるのかご一緒に考えてみましょう。


目次
・下痢の原因になるソルビン酸  ・ソルビン酸を含む食品  ・ソルビン酸を含む食品以外の例  ・ソルビン酸の危険性  ・ソルビン酸と亜硝酸の組み合わせ危険  ・亜硝酸ナトリウムは発がん物質に  ・添加物を取り続けることで下痢に   ・腸内環境を強化しよう

下痢の原因になる添加物ソルビン酸とは

ソルビン酸は化学合成により製造され、世界で最も用いられている保存料です。

ソルビン酸は別名ソルビン酸カリウム、ソルビン酸ナトリウムともいいます。

ソルビン酸は水に溶けにくいため、ソルビン酸カリウム(ソルビン酸K)が用いられることもあります。

ソルビン酸カリウムの効果はソルビン酸よりもやや劣るため、どちらを使うかはケースバイケースです。

ソルビン酸は脂肪酸の一種であり、広範囲の微生物に抗菌性を持つ保存料です。

カビや酵母、細菌に幅広く効果があります。

特に、カビや酵母は他の食品添加物では対応が難しく、ソルビン酸が広く使われる理由の一つです。

菌はどこにでもいるため、その菌が食品について、増殖をすると、食中毒などの危険性があるため、

コンビニやスーパーのお惣菜やお弁当などにも、このソルビン酸カリウムなどの防腐剤や保存料が、頻繁に使用されているのです。
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ソルビン酸を含む食品例

例:以下の主な食品
かまぼこ・ちくわ・はんぺんなどの練り物、ハム、ソーセージなど加工品、お漬け物、ワイン、ジャム、チーズ、魚肉、ねり製品、鯨肉製品、食肉製品、

うに、いかくん製品、たこくん製品、かす漬、こうじ漬、塩漬しょう油漬、みそ漬、たくあん漬、つくだ煮、煮豆、ニョッキ、フラワーペースト類、魚介乾製品(いかくん製品及びたこくん製品を除く)、

菓子の製造に用いる果実ペースト及び果汁キャンデッドチェリー、ジャムシロップ、あん類、

マーガリン、みそ、チャップ、酢漬の潰物、スープ(ポタージュスープを除く)、たれつゆ、干しすもも、甘酒、はっ酵乳、果実酒、雑酒、乳酸菌飲料など
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ソルビン酸を含む食品以外の例

例:以下の商品
また、ソルビン酸は、食品だけではなく、食品以外にも、歯磨き粉やシャンプー、化粧品などの「防腐剤」として使用されています。

シャンプーは、常に湿気の多いお風呂場にあるため、とにかく雑菌やカビなどが増えやすいものですが、ソルビン酸などの防腐剤や保存料が、腐敗を防ぐ役割を果たしています。
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ソルビン酸の危険性

ソルビン酸Kはソルビン酸にカリウムがくっついた物質で、水溶性なため水に溶けやすい性質を持ち、用途によって使い分けられますが、基本的には同じものです。

ソルビン酸Kは細胞の遺伝子を突然変異(変異原性)させたり、染色体異常を引き起こし、変異原性はがんの発生と関係があります。

また免疫障害、腎臓肥大などの危険性もあります。

最近では、生協のスーパーでさえ、保存料を使っていないソーセージやハムを探すのが困難です。

店舗を構えているスーパーやコンビには、廃棄コストを下げることが重要な事でしょうから、やむを得ないのかもしれません。

ただ、食品小売業全般におけることですが、お客様の健康リスクが生じるソルビン酸カリウムなどの防腐剤を使用してでも、利益を重視するのは、良いことなのだろうかと疑問に感じています。

消費者はもっと賢くなり、そうした商品を買い求めない様にすることが大切です。
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ソルビン酸と亜硝酸の組合せの危険

食べ物には食べ合わせがあるように、食品添加物にもあります。 特に悪名高いのは「亜硝酸塩」との組み合わせです。

この2つを同時に摂取すると化学反応を起こし強力な発がん性物質が生成します。

ソルビン酸は、単体でも危険性があると言われていますが、この組み合わせは非常に危険です。

ハムやソーセージなどの加工品には両方含まれていることがあるため、気を付けなくてはなりません。

世の中にある食品添加物のほとんどは、単体での毒性チェックしかされていないため、ソルビン酸のようにたくさんの食品に使われている添加物には注意が必要です。
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亜硝酸ナトリウムは発がん物質に変化する

亜硝酸ナトリウムは、安定した食肉の色を保持する発色剤効果のほか、ボツリヌス菌をはじめとして多種類の細菌の生育を抑え、食肉製品の腐敗を防止する働きを持つなど様々な効果のある添加物として知られています。

この亜硝酸ナトリウムは、子どもたちが好きなハム・ソーセージ等の多くに添加され、食肉や魚卵・魚肉等に含まれるアミンと結合して、

ニトロソアミン類という発がん性物質に変化することによって、摂取し続けると、がんになる可能性が高まると懸念されています。

早急に禁止して欲しい添加物です。がんを誘発する以外に、うつ症状、記憶障害なども見られます。

食品に「発色剤」と聞くと、とても違和感がありますが、この発色剤である亜硝酸ナトリウムが入っていないと、ハムもソーセージもいくらもたらこも、

時間が経つと、鮮やかな色があせて、黒ずんできてしまい、美味しそうに見えなくなってしまうとの理由から、亜硝酸ナトリウムを使用することが多いのです。

食事をする時に、目で見て楽しむ、また美味しそうに見せるための工夫は必要だと思いますが、健康を害する危険性のある食品添加物に頼って、美味しそうに見せるのは、非常に危険な事です。
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添加物を摂り続けることで、下痢の原因となる

ソルビン酸は菌を繁殖させない防腐剤や保存料ですから、細菌を殺すのではなく増殖を抑制するものです。唾液や胃液などで希釈されて大腸到達時の濃度はきわめて低いので、

保存料がヒトの腸内の善玉菌を始め、体内の有用菌を殺すといったことはありません。

厚生労働省が認めている添加物の1日の摂取許容量は、毎日欠かさず摂取した場合の数字となっており、ハムやソーセージを毎日大量に食べ続けることは困難なので、

ただちに健康に悪影響を及ぼすことはないのですが、日々の積み重ねで、長年の添加物で徐々に体内に蓄積されていく可能性を考えると、

ソルビン酸や亜硝酸ナトリウムなど添加物は、摂らない方がよいのです。こうしたものを毎日摂り続けると、当然腸内環境は悪化します。善玉菌が増えず悪玉菌の温床となりかねません。

特に腸はダイレクトにダメージを受けます。長年の食生活の積み重ねで腸内環境は変化し、下痢をはじめとする体調不良、ひいては本格的な病気へと移行してしまいます。

生活習慣による病気の9割は腸内環境の悪化が原因なのです。

亜硝酸ナトリウムなどが入っていない、添加物の少ないハムやソーセージなども販売されています。

特に、妊婦さんや小さなお子様には、より安全性の高い食品、出来れば添加物の無い、あるいは少ない食品を選んでください。
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腸内環境を強化しよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。特に腸内環境を良好に保つことは病気にならない秘訣です。

私達は毎日の食生活で、添加物の無い食事をすることはとても困難です。いや出来ないと言ってもよいでしょう。

しかし、私達が元気でいられるのは腸内の働きのお陰なのです。腸内では有害なものを素早く排除できるシステムが備わっています。

腸内環境が良好であればこのシステムが充分に稼働するのです。ですから、下痢をはじめとする体調の優れない方は早急に腸内環境を強化しましょう。

腸内環境を強化するサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。