下痢が続く原因には様々あります。食べ過ぎ、飲み過ぎ、ストレス、ウイルス、病気など原因はたくさんありますが、なかなか下痢が治らないという方も多いのではないでしょうか。 中でも季節による体の変化、特に冬という冷たい季節が下痢の原因になることがあるのです。また更に気圧の変化などにも大きく下痢の原因は影響してきます。これが本当に下痢の原因!?と思うことが原因ということもありますので、諦めずにできることからやってみましょう。
下痢が続く原因・・・冬という季節による体の変化
下痢の原因は気候や気圧の変化で起こる
気圧の変化でも下痢の原因になることがあります。晴天の日は調子がいいけれども、雨の日は下痢になってしまうという方もいらっしゃいます。
人間は多かれ少なかれ、気圧の変化を体が感じると自分の意志とは関係なく自律神経が乱れてしまうのです。
雨だと気圧が低くなり、副交感神経が優位になります。副交感神経が優位になると、腸の動きが活発になり、その結果下痢になるというものです。
ということは、この時期の冬場に下痢になることも全くおかしくないことだと言えます。
下痢の原因は日光不足
また、日光不足でも下痢の原因になります。特に冬場は外に出る機会が少なくなりがちです。紫外線を避けすぎるとビタミンDが欠乏し、病気になるリスクが高くなってしまいます。 日光浴とビタミンDの大切な関係は他のビタミンとは違い、他のビタミンが主に食物から体内に取り込まれるのに対し、ビタミンDは、必要摂取量の80-90%が日光浴により体内で生成されるのです。日光浴の不足は、慢性下痢体質の遠因ともなります。 バランスのとれた食事をしていても、日光浴をして紫外線を浴びなければ、ビタミンDは不足してしまいます。日光を浴びることで、脳内のホルモンの働きが正常化します。 なかでも、セロトニンというホルモンが、正常に働くようになるのです。 セロトニンの不足は、不眠症、うつ病に原因とも言われています。セロトニンは、生活のリズム感、メリハリをつける、唯一のホルモンです。このセロトニンが不足すると、自律神経が乱れてしまいます。 乱れた自律神経は、胃腸へ直結して悪影響を与えるので当然ですが、慢性下痢の原因ともなってくるのです。 冬にきれいに晴れるなんて日はほとんどないと言ってもいいのではないでしょうか。どんより曇りという日が多いですよね。冬場は思っている以上に日光不足も考えられますので、冬場に下痢になることも納得できます。
下痢の原因は冬場に流行る病気や冷え
冬は気温が低いこともあって、「冷え」が毎日起こっていることも考えられます。「冷え」は血行不良を招き、自律神経のバランスを乱し、免疫力も低下してきます。 ですので、「冷え」は万病の元とも言えます。加えて、冬場にはノロウイルスやインフルエンザなどが流行る時期で、これらの病気で下痢になる人が多くなります。 寒くてなかなか体を動かすこともおっくうになってしまいますが、ウォーキングやストレッチなどの運動をするようにし、お風呂できちんと温まり、食事もバランス良く摂り、しっかりと寝て規則正しい生活をして「冷え」から体を守り自律神経のバランスを整えましょう。 冬場には私たちが思っている以上に下痢になる原因がたくさん潜んでいるのです。また、体は自分が思っているよりも正直に反応をしてくれるものです。 下痢になるということは何かしら体がSOSを発しているのです。季節がら仕方がないと思っていると、また次の冬にも同じことになるかもしれません。辛い思いを毎年しないように、この冬で改善してみましょう。
下痢を改善し、病気にならないために腸内環境をしっかり整えよう
病気予防の一番の要は腸内環境が優れていることです。腸が丈夫であれば、腸内で活動が正常に行われ、たとえ有害なものが少々入ってきたとしても、腸内で処理することが出来るのです。
冬場に流行る病気の原因となるウイルスなども腸内で繁殖を防ぐことが出来るのです。
慢性的な下痢で悩んでおられる方は腸内活動が乱れている可能性が十分にあります。まずは腸内環境を良くして見ましょう。腸内環境を良くするのに必要なサプリメントがありますので、上手に利用してみましょう。