下痢が続く、下痢がなかなか治らないなど下痢が続く原因が何かはっきりわからないで悩んでいる人は多いものです。
下痢が続く原因を一緒に考えていきましょう。
下痢が続く原因として腸内環境、ストレス、姿勢なども多く見られます。
1.腸内環境が良くない。
脂っこいもの、お酒、ばっかり食べ、毎日コンビニ弁当など間違った食事を毎日していると、血液の循環が悪くなり胃腸の働きも悪くなります。
だからといって、消化の良いものばかりを食べていても返って下痢には良くありません。食物繊維を怖がって摂らない人も 多いのですが、便を形成する上では必須要素です。怖がらずに摂るようにしましょう。
また、食事の内容が偏ると、(特に食物繊維やミネラルが不足、添加物、発酵食品不足)腸内環境が乱れ、腸内で酵素が生産されにくくなり、消化活動がスムーズにいかなくなります。
すると、血液は汚れ、内臓の血流が悪くなる為、体の内部から冷えはじめ、おなかの調子がさらに悪くなるという悪循環を引き起こします。
食事を改善することで腸内環境を良くしていきましょう。(腸内環境を良くする納豆菌のお話)
2.ストレス
脳と腸管には【脳腸相関】といって、ほかの臓器よりも密接な関係があります。
脳がストレスを感じると、腸管神経叢というところを通って腸に伝わり、腸管の運動や知覚などが敏感に反応し、下痢が続く原因になります。
こん度はその刺激が逆ルートで脳に伝わります。
ストレスの刺激が腸管に伝わり下痢や腹痛などの原因を引き起こすと、今度はそれらの症状が脳にストレスを与えるという悪循環が生まれ下痢が続くサイクルが完成します。
過敏性腸症候群の人は、脳も腸も敏感な状態にあるため、脳に対する刺激も敏感です。
つまりわずかなストレスに対して腸管が反応し、下痢や腹痛などがおこります。
ストレスがある場合には、痛みを感じるレベルも特に敏感になり、普通なら中くらいに感じる痛みを強烈な痛みとして感じてしまいます。
そして、その症状が原因で、抑うつや緊張、不安といった精神的な症状が進んでしまう事が多く見られます。
下痢が続く原因としては、消化運動機能の異常や消化管の知覚過敏のほかに、大腸の炎症あるいは免疫異常さらには、重大な病気が潜んでいる場合も考えられます。
一度は病院でしっかり見てもらいましょう。
また、過労や睡眠不足などで体力が低下していたり、暴飲暴食、冷えなどによって腸内環境が悪化していると様々な下痢や腹痛の症状が起こりやすい原因になります。
まずは、腸内環境をしっかり整え、様々な原因をおこしにくい強いおなか作りに取り組みましょう。
ストレスを貯めてしまうと、下痢をしてしまいます。
極力ストレス発散を心掛け、気持ちを大きく持つようにしてみましょう。
また、小さいことでクヨクヨしたり、小さいことにこだわり過ぎて下痢になっている方が多いようです。持ち前の性格もあると思いますが、前向きに考えるようにしていきましょう。下痢が治ると思うことだけでも楽しい気持ちになれます。
下痢は必ず治る!!と思って前向きになってみましょう。
3.姿勢が悪い
猫背だったりしていませんか?脚を組んだりしていませんか?
ほんの少しのことかもしれませんが、実は姿勢が悪いと血液の流れが悪くなって冷えを招き、胃腸の働きが弱くなってくるのです。
気づいたときだけでも背筋を伸ばしたり、脚を組むのをやめてみてください。
健康食品(サプリ)だけでどうにかならない?と最近よく聞かれるのですが、正直言って、健康食品だけでは治りません。下痢が治らないから病院で調べてもらっても、下痢が続く原因となるような悪いところはないと言われたという話しもよく伺います。
結果、整腸剤や下痢止めを処方されることが多いようです。下痢止めは、確かにその時は下痢が止まるかもしれませんが、根本的解決にはなっていないのです。
やはり、腸内環境とご自身の置かれている環境と食事の環境を合わせて良くしていかないことには、根本的改善にはならないのです。
小さい積み重ねが改善への近道で、健康食品はそのお手伝いをするものです。下痢の状態が長いと治るまでもやはり時間がかかってしまいます。諦めずに頑張って改善していきましょう!