腸と脳は親子関係?

腸は本当に「えらい!」という人がいます。胃腸肛門病専門の松田保日秀医師です。

松田医師は「腸の偉さについて正当な評価がこれまでなされなかった。腸はどんな仕事をしていますか?という質問をすると、多くの人は消化された食べ物から栄養分を吸収してウンチを作ってだす作業、と答えるのが一般的な答えだ。

腸と脳は親子関係?

ウンチをつくるという事で体の中でももっとも下済みの仕事をしている臓器というイメージが持たれ、不当におとしめられてきたきらいがある。」と言っておられます。

ところが、確かに腸はただウンチを作るところではありませんが、近年は基本のウンチがしっかり作れない状況になっている人が多いのです。

下痢になったり、下痢がなかなか治らなくて慢性的な下痢になってしまっているのです。
こうした下痢の原因は食生活、あるいは生活の仕方そのものが下痢の原因によるところ大きいものとなっています。

 というのも、脳と腸は遠く離れているようですが、本当は親子関係の間柄といっても過言ではない程密接に結びついています。

時には夫婦関係のときもあります。また時には恋人関係のように自由自在にお互いが主張し合い、時には支え合いながら働いているのです。
 子供に悲しいことが起ると親は心配します。親が悲しむと子供も不安がって悲しみます。脳が悲しめば、腸も同じように悲しむのです。
どちらも心を痛めます。このように脳と腸は繋がっているのです。ストレスがあると腸もストレスを受けます。ですから、腸が健康になれば脳も健康になるのです。

ところが最近はストレスが多く脳が傷めつけらえています。ストレスが上手に回避できなくなってしまっているのです。

腸内環境とストレス

これは腸内環境が悪くなってストレスを感じる度合いが強くなり、ストレスをはねのける力が弱くなっているのです。というのも幸せを感じる物質ドーパミンやセロトニンは腸内で作れますが、腸内環境が悪くなると充分に作れなくなってしまうので、ストレスを普通以上に強く感じてしまうのです。

人がやる気を出したり幸せを感じるというドーパミンやセロトニンという物質は、一見、脳で作られていると思われがちだが、実は腸で作られているのです。
 たべものが悪くて腸が傷めつけられると、腸内は悪玉菌で満ち溢れ、幸せ物質を作ってくれる善玉菌が少なくなり、こうした幸せ物質のドーパミンやセロトニンが出ないのです。

脳も腸も壊れかかっていますというサインが下痢だと思って下さい。親が病気になってしまって家の中が荒れてしまい、子供達も悲鳴を上げているのと同じようなものです。
 まずは腸内環境を早急に強化しましょう。それには腸内環境を強化するサプリメントがありますので上手に利用しましょう。下痢解決の早道です。