下痢が続く・薬が原因

下痢が続く人は、ストレスや間違った食生活が原因でおこる場合が殆どと言われていますが、実はそれ以外にも 下痢が続く原因になることあります。

下痢が続くのは薬が原因に!
それは薬を服用する事で下痢が続く場合があるのです。よく風邪を引いた時など抗生物質の薬を飲みますね。胃腸が悪くなって、下痢をした経験などはありませんか。
下痢の原因は細菌感染
これは抗生物質がウイルスを殺すので、その時腸内にいる有用な細菌までも殺されて、腸内環境が悪くなって下痢になってしまうのです。抗生物質の服用をやめれば自然に下痢も治ります。

 このように薬剤性の下痢とは、治療のために用いた薬によって腸の粘膜が炎症を起こす、あるいは粘膜が傷ついたり、腸管の動きが激しくなったり、腸内細菌のバランスが著しく変化したことが原因になって引き起こされる下痢を言います。

その他ふだん何気なく使っている胃薬や鎮痛剤なども下痢を引き起こすことがあるのです。

 薬による下痢は飲むとすぐに起る下痢と、飲んで1~2ケ月ほどたってから起る慢性的な下痢があります。一般的には飲んで1~2週間以内に下痢になってしまうことが多いのです。

下記の薬は今現在下痢の原因になるといわれているものです。

慢性下痢の原因にもなる薬
①胃薬(プロトンポンプ阻害薬)
②鎮痛薬(非ステロイド性抗炎症薬)
③高血圧の薬(カルシウム拮抗薬)

 急性下痢症の90%以上は感染症が原因ですが、感染症でない場合の原因のうち最も多いのは薬の副作用によるものです。一方、慢性下痢症原因のほとんどは非感染性であり、さまざまな原因の中には薬が誘引になっている場合があります。

 さまざまな薬が思いもかけないで下痢を起こすことがあります。一過性のものから、ほっておくと重症化するものまであるようです。薬で下痢になることが分かれば、薬を変えることで良くなることがあります。
掛かり付けのお医者様や薬剤師さんに相談してみましょう。

下痢は非常に腸内の環境、つまり腸内の粘膜(腸壁)、腸内有益菌数などに影響されます。腸内環境を良くする食事やサプリメントを普段から摂っていると、下痢にならないで済むかもしれません。

続く下痢の改善には腸内環境を良好にするとこから始まる

今や食生活は昔とかなり異なり、昔の様に和食中心で和食だけを食べているという人はほとんどいないでしょう。

日本人と欧米人との体質が異なりますが、それらの食べ物に負けない腸内環境を強化すれば、健康的な生活を営むことが出来ます。

お肉が多い食事の方はしっかり腸内で腐敗菌を増やさないような腸内環境にしましょう。腸内環境を良好にするサプリメントがありますので、毎日補うことで下痢の改善は目覚ましく早くなります。上手に利用しましょう。

豆知識…..
下痢の改善に腸内環境を強化
腸内では食べた物を消化吸収する働きがあります。また腸内では免疫力の活性、消化吸収、ホルモンや酵素の産出、体温調整、毒素排出など様々な基礎的な代謝が行われています。
それに加え、腸の状態は脳に影響を与えます。

過敏性腸症候群と診断される方のほとんどは、緊張する場面で、急にお腹が痛くなったり、下痢を模様したり、お腹にガスが貯まる等の症状が続いたりします。

これらの方は腸内細菌のバランスが乱れている事が多い事でも知られています。
また、腸内細菌の状態は、うつ病にも関係する可能性があると言われています。

下痢が続くと気持ちが沈んだりやる気が起きない、気力が減退するなど、思い当たるのではないでしょうか?

元気な腸が糖尿病、認知症を防ぐ
また、下痢が続く原因だけでなく、糖尿病や認知症も腸とも深い関係があります
糖尿病やその予備軍に当たる方は、普通の人に比べて認知症にかかる率が4倍から5倍になるという研究結果が発表されています。【(良くわかる生化学)生田哲著】

腸内環境を整え健康を保つことは、免疫細胞を活発にすることにもつながり、その結果糖尿病、認知症などをはじめとした脳に関係する症状の予防や改善につながると言われています。

続く下痢を改善するだけでなく、これらの病気を治療するには、病院での治療や他の手段も必要ですが、腸の状態も併せて改善していく事が非常に大事な事なのです。

まさに腸は【第二の脳】と言えるのです。【(寝たきりにならない腸づくり)阿部一理著 参照】

腸内環境を良好にすれば、下痢をはじめ様々な問題は解決されやすくなります。

ですから、添加物の多い食べ物は避け、食生活を見直し腸内環境を強化しましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。