暑い夏に起こりやすい下痢について

下痢の原因は様々ありますが、特に暑い夏に起こりやすい下痢というのも存在します。今年は特に酷暑が予想されていますので、気を付けるべき下痢の原因やその対処法について、一緒にみていくことにしましょう。

暑い夏に起こりやすい下痢の原因

特に遊んだ後の清涼飲料水や仕事の後のビールなど、冷たい飲み物をおいしく感じる場面も多くなります。

そのため、必要以上の水分摂取、夏バテ、寝冷え、あるいは暑さによる食中毒などが原因で下痢を発症しやすくなります。順を追って下痢の原因、改善策を考えていきましょう。

 

下痢の原因と種類

夏場に起こる下痢の原因は一般的に下記のようなものが考えられます。

1 .冷たいものの食べすぎ

2.飲みすぎ 食あたり

3.水あたり ストレス 夏バテによる胃腸機能の低下

といったものです。

これらに対する改善策として、消化力を上げる、腸内環境を整える、冷たい飲み物やアルコール、コーヒーなどのカフェインの強い物、刺激物の飲食を避ける、といったことがあげられます。

少しの注意で改善できることもあります。特に体を必要以上に冷やさないよう、冷えた飲み物を避けるのは、手軽に始められる割に効果が期待できますのでおすすめです。

自分でできる、夏場の下痢予防

1.暴飲暴食は控える。食中毒対策として、食品の管理や調理法に気をつける。食べ物が起因となる場面が多くなるので、傷みが気になる飲食物は控える。

2.体が冷えると血行が悪くなり、胃腸の動きが低下してしまう。そのため、体が冷えないように空調や衣類で体温調節を行う。

3.辛い食べ物、コーヒー、冷たい食べ物・飲み物などは消化管への刺激によって下痢を引き起こすことがあるので控える。

また、季節外れですが使い捨てカイロは持っておくと、冷えた場所で身体を温めるのに有効です。

水分の摂り過ぎには注意が必要ですが、逆に控えすぎるのも危険です。緊急の時の水分補給として、経口補水液を常備しておくのもおすすめです。

それでも、もし下痢になってしまったら

下痢のなかでも、病原菌による食あたり・食中毒や刺激物による下痢は、これらを体内から排除するための生理的現象として起こることから、無理に下痢を止める必要はありません。この時、下痢で体の水分が不足し、脱水症状を起こすこともあります。失われた水分を補給するために、水分を少しずつこまめにとりましょう。

塩分や糖分を含んでいるスポーツドリンクは、水より体内へ水分が吸収されやすいので脱水が進んでいる時はおすすめですが、摂り過ぎないように気を付けましょう。スポーツドリンクは舌で感じる以上に砂糖が使われています。常飲すると、糖尿病になる危険性もあります。

一方、ストレスなどの精神的な下痢、生理や冷えによる下痢、食べすぎや飲みすぎによる下痢などの非感染性の下痢の場合には、一般の市販薬や、腸内環境を整える善玉菌サプリメントなどが下痢を抑えるのに役立ちます。

身体の防衛反応が下痢の原因に

「下痢」とは腸の中の悪いものを早く排泄してしまおうとする人体のありがたい防御反応です。下痢には暴飲暴食や食中毒、風邪、ストレスなどが原因の急性下痢と大腸炎や糖尿病、胃・肝臓などの内臓疾患による慢性下痢に分けられます。

下痢をした際には、下痢で体内の水分が不足すると脱水症状を起こすこともありますので、水分補給をしっかり行ってください。ひどい下痢、血便が出る下痢、高熱が原因で起こる下痢、海外旅行後の続く下痢、または吐き気を伴う場合などは、すぐに医療機関を受診してください。

下痢の改善は腸内環境から

同じものを食べても下痢になる人、下痢にならない人がいますが、すべては腸内環境の良し悪しで決まります。腸内環境が健全で腸内細菌のバランスが善玉菌優位に保たれていると、腸内で有害な物、有益な物を識別して、悪い物は排出してくれます。

ところが、おなかが弱っている場合、身体に必要なものまで排出してしまいますので、下痢が続く方はなかなか栄養の吸収が十分にできず、痩せすぎていたり、不調の原因になったりしてしまいます。特に暑さが厳しい夏には、気候からも多くのストレスを受けて夏バテになるなど、不調が大きくなりやすい季節です。

まずは、そうした不調を避けるためにも、身体を冷やさないよう心掛け、場合によってはカーディガンのような薄手の上着を携帯するようにしましょう。

また、おなかを中から整えるのに一番簡単な方法は、腸活用のサプリメントなどで善玉菌を補う方法です。

善玉菌の一つである乳酸菌だけを見ても、各メーカーによって異なる種類のものが様々な配合で販売されています。人の腸内環境は千差万別です。必ず自分のおなかにあった菌がいるはずです。まずはお試し品や小包装のものから試してみて、自分のおなかにぴったり合う菌のサプリメントを、手元に常備しておきたいですね。