下痢の原因・アイス嗜好品

下痢の原因は冷たいアイス類など嗜好品
下痢になる、あるいは慢性的な下痢で悩んでいる人が年々増えてきています。そうした下痢の原因として挙げられる多くは、自然のものから離れた物を食べることで腸内の環境にダメージを与え、下痢になることが多いようです。 例えば、夏になると食中毒予防のために、通常よりもたくさんの添加物が使われる食品や、冷たい嗜好品など下痢の原因となるのもが溢れています。

下痢の原因は添加物だらけの冷たい物

暑くなると大人も子供も毎日のようにアイスや氷、冷たい飲み物を口にしているのではないでしょうか?実はこのことには、下痢の原因となる添加物と身体を冷やすことに大きな問題があるのです。 身体に熱がたまりやすい夏場、私たちの身体は汗をかいて体温を調節したり、身体を冷やす旬の作物を食べることで熱を逃そうとします。
アイスクリームなどの冷たい食べ物も身体を冷やすから良いではないか、と考えられがちですが旬の野菜と冷たい砂糖菓子、身体への作用が全く異なることは明白です。 トマト・きゅうり・なすなどの夏の旬野菜には、身体を冷やす作用と共にカリウム・ビタミン・リコピンやポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれていますが、冷たいアイスなどにはこれらの栄養素はありません。 むしろ、先にお伝えした通り、身体に悪影響を及ぼす食品添加物がたっぷり含まれているのです。 さらには、乳製品・砂糖の過剰摂取でビタミン・ミネラル・カルシウムなど、 私たちの身体にとって必要なものがどんどん奪われるため、下痢をはじめ、夏の終わりのダルさや夏バテのような不定愁訴、さらには秋以降の身体の冷えを引き起こすことになります。


下痢の原因となる市販のアイス

暑くなると欲しくなるのが、アイスクリームや氷菓子のような冷たい食べ物。 子供だけではなく、大人も好きな食べ物のひとつです。何でもない嗜好品のようですが、市販のアイスには下痢の原因となる危険がいっぱい潜んでいます。 アイスの種類で違う使用原材料
①アイスクリーム・・・乳固形分15%以上、乳脂肪分8%以上
②アイスミルク・・・乳固形分10%以上、乳脂肪分3%以上
③ラクトアイス・・・乳固形分3%以上
④氷菓・・・乳固形分3%以下あるいは0%
このように、含まれる乳成分の量によって種類が分かれているのです。 よりリッチで濃厚な味わいのものがアイスクリーム、それよりもあっさりとした風味になるにつれて、アイスミルク・ラクトアイス、と分類されます。「アイスクリーム」は3種類の中で乳固形分と乳脂肪分が最も多く使用され、ミルクの風味を感じるものとされています。 アイスクリームの添加物
砂糖・ブドウ糖果糖液糖・水あめ・コーンスターチ・食塩・植物油脂・デキストリン・加工デンプン・大豆由来の乳化剤・香料・増粘多糖類・着色料・クチナシ色素・アナトー色素・安定剤(ペクチン)
すべてのアイスクリームにこれらの添加物が入っているわけではありませんが、たくさんの添加物が使用されていること確かです。 アイスクリームよりもアイスミルク、アイスミルクよりもラクトアイスに、より多くの添加物が含まれていると考えてよさそうです。 アイスクリームは人体に最悪の食べ物だと言っている医者もいるほどですから、おなかの弱い方は、冷たい物で添加物だらけのものとなりますので、なおさら避けた方が賢明です。

ラクトアイスの危険性

アイスクリームの種類の中でも注意すべき成分を含んでいるのは「ラクトアイス」です。
ラクトアイスは「アイスクリーム」の中でも、最も乳脂肪分が少ないのですが、それだけなら、特に問題があいませんが、 実は乳脂肪の代わりに大量の「植物性油脂」が使用されています。 この「植物性油脂」こそが、とても危険な成分なのです。カップには使用材料として、パーム油やヤシ油と表記されていますが、その正体は「トランス脂肪酸」なのです。 トランス脂肪酸の危険性
別記事でも紹介しましたが、トランス脂肪酸は多くの加工食品に使用されている「油脂」で、非常に危険な成分であると言われています。トランス脂肪酸がバターやマーガリンに含まれています。 トランス脂肪酸の分子構造は、人体では処理しにくい構造になっていて、いったん体内に入ると非常に排出されにくく、体内に蓄積されていくと言われています。食べるプラスチックとも言われています。

実際には、トランス脂肪酸はショートニングやファストブレッドという表記になっていますラクトアイスだけでなく、加工食品や菓子パン、お菓子類にトランス脂肪酸が含まれています。注意しましょう。おなかの弱い方は腸内環境が悪化し、下痢の原因となりますので避けましょう。 安価なラクトアイスは子供には特に危険
一般的に、子供たちがお小遣いを握りしめて購入するのは100円前後で販売されている「ラクトアイス」がほとんどでしょう。しかし、安価なアイスには子供達の健全な成長を妨げる多くのものが含まれています。 乳成分を減らす代わりに入れるものとして
砂糖・植物油脂・ブドウ糖果糖液糖・卵黄・還元水飴・安定剤・乳化剤・香料・着色料(カラメル・クチナシ・アナトーなどが含まれています。 原材料の大半が人工的なものでできていますので、出来るだけ避けたい嗜好品です。市販のものを買う場合はなる添加物の少ないシンプルなもの、フレーバーの付いていないプレーンのものをおすすめします。


氷菓子も残念ながら添加物だらけ

夏本番を迎え、猛暑日が続くようになるとアイスよりもよりさっぱりとした味わいの氷菓子が人気となります。その代表的なものが、おそらく誰もが幼少期に一度は食べたであろう、 長細くて真ん中をポキっと折って食べる氷菓子、通称チューペットやチューチューなどと呼ばれているものがあります。 市販の氷菓子に含まれている原材料は 乳成分が含まれていないだけで、使用されている原材料はブドウ糖果糖液糖・着色料・香料など各種アイスとなんら変わりのないものばかりでした。
中には、「果汁100%」と表記しているにも関わらず、原材料にはブドウ糖果糖液糖・香料・酸味料の記載があるものもあります。 かき氷のシロップの原材料にも、大きな落とし穴
夏の代名詞であるかき氷。 夏祭りの屋台や海水浴場など、夏場のレジャースポットには必ずと言っていいほどかき氷屋さんがお店を出していますが、かき氷のシロップもご存知の通り、砂糖液ですが、安価な市販シロップの中には、砂糖ではなく、果糖ブドウ糖液糖や人工甘味料、香料、着色料、酸味料でできている非常に危険なシロップということも大いにあり得ます。 下痢対策として
・人工的なものはできるだけ避けること
・添加物をよく見てできるだけ少ないものを選ぶ
・おなかの弱い人は極力冷たい物を避ける
・夏も冬も基本的にアイス類は食べない
以上を心掛けてみましょう。

腸内環境を整えよう
「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。何といっても胃腸は私達の身体を健康に保つために、栄養の吸収・排出、ホルモンや酵素の産出するなど生命を健康に司る最前線なのです。 例え少々体が無理なことをしても元通りにさせるのは腸の働きのお陰です。運悪く悪いものを口にしたとき、それをいち早く解毒・排出するのも腸の役目です。 ですから腸が元気でなければならないのです。まずは腸内環境を整えましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。下痢の改善も一段と早くなります。

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