下痢の原因は鍋料理？

下痢の原因は様々ですが、時には意外なところが下痢の原因になったりするものです。

下痢の原因・・鍋料理で下痢をする?
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下痢の原因・・鍋料理で下痢をする?

普段は下痢にはなっていなくても、おなかが敏感な方や、下痢ではないけれど胃腸が弱っている方などは無理をすると下痢の原因を作る可能性が多々あります。

寒い時に温かいものを食べるとほっとします。温かい料理の代表と言えるものは鍋料理ですね。この鍋料理をを食べると下痢をする。鍋料理が下痢の原因になっている。こういう人は少なくありません。
冬は鍋の美味しい季節です。

鍋料理の何が原因で下痢になるの？

温かくて、美味しい鍋を食べると必ずおなかがゴロゴロいい始め、最後はトイレに駆け込まなければならない人もいます。
では鍋料理の何がそんなにおなかを刺激しているのでしょうか？
１．温度変化
２．具材
３．調味料

内臓の温度変化で自律神経が疲れ、下痢の原因に

冷たいものや熱いものを急に食べると、おなかはびっくりしてしまうことがあります。
特に冬は外気の温度が低いため、体が冷え切ってしまうことも多くあります。

そんな時に食べる鍋は格別おいしいものですが、冷えた体であつあつの鍋を食べることで、その温度変化に驚いた内臓が、急に活発に動いてしまうことがあります。

また、冷たいものと熱いものを交互に食べても同じことが起きます。急な温度変化は、体の恒常性を保とうとする自律神経を疲れさせる原因にもなります。こうした場合、便の形状は、軟便から下痢であることが多いようです。

不意の食べ過ぎが下痢の原因に

また、鍋の具材は食物繊維を豊富に含むものが多いのが特徴です。
白菜など、熱を加えるとかさが減るため、自分で思っている以上にたくさん野菜を食べてしまっていることがあります。

それもまた鍋料理の魅力ですが、おなかが弱い方の場合、不意の食べ過ぎが下痢の原因になっていることもあるのです。
自分自身にとって適切な食事量を、常日頃から把握しておくのも、下痢を回避するのには必要な情報だといえるでしょう。

スープの素、添加物が下痢の原因に

近年は単身者向けの鍋用のスープがよく売れています。一人分から作れる固形状のスープの素や、カップに入っているもの、チューブ丈のものなど、形状は様々です。

これらに共通しているのは、添加物です。極少量で一回分の鍋の味付けを可能にしているこれらの調味料には、鍋らしい旨みを引き出すため、大量の食品添加物が使用されています。

おなかが緩く、下痢でお困りの方は、おなかが特に敏感な方が多いようです。おなかが敏感だと自分の体に合わない物質は、速やかに体外へ押し出そうとする力が働きます。

そのもっとも顕著な形が下痢という症状です。ですので、食品添加物という異物を、それだけ早く排除しようとしているのですから、とても体の防御機能が優秀であるともいえるでしょう。

これは鍋用のスープに限ったことではありません。インスタント食品、レトルト食品には多かれ少なかれ、保存料などの食品添加物が含まれています。

おなかが弱く、下痢に悩まされている方は、消費期限が長いものは特に注意されるとよいでしょう。一つの下痢の原因となることは確かです。

スパイスの効いたカレーも下痢の原因に

また、鍋と並んで人気のカレーも、おなかが敏感な方は要注意です。カレーはスパイスが効いているほど美味しく感じられるものですが、その肝心のスパイスが腸壁を刺激してしまい、排便を促します。
また、脂肪分が意外に多く、消化しにくい料理です。下痢気味、あるいは下痢が続いている間は、避けたほうが良いでしょう。

どうしてもカレーを食べたい、あるいは食べなくてはならない場合、生野菜のサラダなどと一緒に食べられるのをおすすめします。

生野菜に含まれる消化酵素が、脂肪の分解を助けてくれます。また、辛いカレーは喉が渇きますが、あまり水分も摂り過ぎない方がよいでしょう。たくさん水を飲むと胃液が薄まりますので、消化力が落ちてしまいます。

十分に消化出来ないまま食べ物が腸へ運ばれると、下痢を誘発する原因になります。

おなかが弱っている間は、刺激的な料理は避け、出来るだけおなかを労わる生活を心がけるのが、回復の近道です。