下痢が続く原因は様々ですが、下痢が続くと皆さんは何か悪いものを食べたのではないだろうかと思いますね。
下痢が続く原因は冷蔵庫の掃除不足?
確かに下痢になったり、あるいは下痢が続くとあれこれ食べたものを考えてしまいます。
下痢がひどくなく、原因が思い当たらなければ、悪いウイルスに感染したのかな?それが下痢の原因だったのかなどと勝手に思ってしまいます。なにはともあれ下痢が続くのは一過性で下痢が止まり、下痢が治まる事があります。
ところが下痢になったことが、きっかけでいつまでもひどい下痢ではないのですが、下痢が止まらず、下痢が続くことがあります。
その下痢の原因のきっかけの一つとして意外なところに存在していることがあるのです。
みなさん、冷蔵庫の掃除がされていますが?外ではなくて中の掃除です。食中毒が起きる季節になると、食品や食材自体を気にするのですが、それを保管する大事な冷蔵庫の存在をおろそかにしていませんか?
下痢を引き起こす原因となる怖い存在
食品、食材にはいろんな菌やウイルスが居ることはご存知だと思います。
例えば・・・生レバーや生野菜からのO-157。卵からのサルモネラ菌。アジやサバ、タコ、イカ、赤カイなどからの腸炎ビブリオ。
手作りの食品からのブドウ球菌。生の鶏肉や牛肉を感染源とするカンピロバクター。
真空パックされた魚の燻製や果物の缶詰、輸入したキャビアなどからのボツリヌス菌。
肉や魚類を使ったたんぱく食品からのウェルシュ菌。
他にもセレウス菌、ナグビブリオ菌、エルシニア菌などがあります。
ほとんどが下痢の症状を伴うものですが、加熱をすることで予防することができるものが多いです。
ここで芽胞菌という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。ウエルシュ菌、ボツリヌス菌、セレウス菌といった細菌は、自分の回りが増殖に適さない条件になると、菌体内部の成分が菌体の一か所に集中して、芽胞核というものを形成しはじめます。
その後、芽胞核から芽胞のみとなって威力を発揮してきます。
いったん、芽胞を作ると熱や薬剤、乾燥などに強くなってしまいます。一つの菌よりも寄り集まってできた菌の集団はなかなか手強いものになって下痢を引き起こす原因となってしまうのです。
セレウス菌の芽胞は20時間以上も加熱しないと死滅しないそうです。また、芽胞はアルコールは全く効力がないそうです。
🔷下痢の原因を作りだす落とし穴
下痢にならなように細心の注意を払って、生ものは食べないようにしていても冷蔵庫は落とし穴です。
低温だと増殖しない菌もありますが、下痢でお悩みの方は特に冷蔵庫に入れていたから・・と安心するのは止めた方が良いでしょう。
食品や食材を補完する冷蔵庫はいつもキレイにしておくことが重要です。色んなものを保管していると、色んな菌が冷蔵庫の中に付着していても全くおかしくありません。芽胞になってしまわないように、冷蔵庫から注意しましょう。
人間の体は多少おかしいものを食べても下痢になったりしないものです。しかし腸内環境の悪い人はすぐに反応して下痢になります。下痢になるのは身体の防衛反応ですので、決して悪くはありませんが、腸内環境が悪いために、おなかの中で悪い菌を増殖させないようにできなくなってしまったので、下痢となってしまいます。
下痢にならないためには腸内の中で下痢にならないような防衛システムが発揮できるようにしてやらなければなりません。そのためには腸内善玉菌の活躍が必要なのです。
腸内善玉菌を増やすのに必要なサプリメントなどで十分に補ってやれば腸内環境が元に戻ります。自然と下痢が続くのもも治ります。また少しも事でも下痢にならない丈夫なお腹に代わっていきます。サプリメントを上手に利用してみましょう。