春になると、生活環境が変わって下痢が起こる原因になりやすいものです。
下痢が続く原因は花粉症に?
気温、進学、就職、転勤などがストレスとなって下痢が発生しやすくなったり、自律神経が乱れ、下痢が続く方が増えたりします。
また花粉症の方にとっても大変な時期がやって来ました。花粉症の症状と言えば、
目がかゆい、涙が出る、鼻が詰まって匂いがわからない、鼻水が止まらない、くしゃみが頻繁に出る・・・など目や鼻に症状が出ることが多いのではないでしょうか。
しかし、人によっては気管支炎になったり、頭痛、微熱、倦怠感など全身症状が出ることもあります。
目の周りや目の下、首筋などによくみられる炎症などの皮膚症状は、花粉症皮膚炎と呼ばれることもあるそうです。
下痢と花粉症
下痢と花粉症、関係ないじゃない?と思えますが・・・
実は口から入った花粉や花粉を含んだ鼻水を飲み込むことにより消化器症状が出ることがあります。下痢を初め、吐き気、腹痛などです。
まれにアナフィラキシーショックをも引き起こすことがあるんだそうです。
またどの花粉に反応しているかによって食べもの、特にフルーツに反応してしまう場合があります。
フルーツなどを食べていると口の中にかゆみやしびれを生じる口腔アレルギー症候群と言われます。
スギ花粉に反応している方はメロンなどに反応することがあります。シラカバ花粉、ヤシャブシ花粉に反応している方はりんご、桃、ナシ、イチゴなどのバラ科のフルーツに反応することがあります。
これはアレルゲンがとても類似しているためだと考えられています。ですので、特定のフルーツを食べると下痢をするというのも、花粉症の方ならあり得ることです。
花粉の予防はご存知の通り、ゴーグルやマスクなど花粉をシャットアウトし、室内にも花粉は持ちこまないように、帰宅したら外で花粉をはたいてから家に入り、掃除もこまめにし、空気清浄機と加湿器とつけるといいです。
現在のところ、花粉症に対しては対処療法が主流となっています。鼻内部の粘膜にレーザーを当てて焼灼し、その部位を変質させることで鼻水・鼻づまりを抑える治療法などもありますが、保険外診療(自由診療)で行っている医療機関も有るため、確認する必要があります。
花粉が原因の下痢の場合
花粉症の時期だけ下痢にもなる方・・
それは花粉が原因かもしれません。一時的なことかもしれませんが、花粉症でつらい上に下痢でも悩まされているとなると外出がままならないことが多いのではないでしょうか。
少しでも症状が軽減されるように、腸内環境を整えることから始めてみられませんか。アレルギーも下痢が起こる原因も腸内環境の悪化が原因とされているようです。腸内環境を整えて、腸内が正常な働きに戻ると、下痢もアレルギーも自然に改善されます。
下痢の原因を解消する腸内環境
現代のあらゆる病気の発生場所は消化管にあると指摘されています。「病は腸」からという考え方です。
下痢の原因の多くは腸内細菌の善玉菌の数にかかってると言っても過言ではありません。
「病は腸から」逆を言えば、「元気の元は胃腸から」という事になります。
腸内環境を良好にすれば下痢をはじめほとんどの病気は解決できるそうです。現に脳が死んでも生き続けることが出来ますが、腸が死ねば人は必ず死んでいきます。人体の臓器の中で最も老化しやすい場所は実は「腸」なのです。
しかし、最も回復しやすいのは逆に「腸」なのです。下痢の改善も腸を元気にすれば自然と早まります。腸を元気にして、腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。