下痢の原因は食品の漂白剤

下痢が続いている、長年下痢が続いて日常生活が難しくなったなどとよく耳にします。

下痢の原因・・・亜硫酸塩(漂白剤)

トイレの心配、旅行に行けないなど、下痢の悩みは尽きないものです。病院で検査してもらっても病的なものは見つからず、さりとて下痢が続く症状は一向に治まらない。こうした殆どの方は、腸内環境が悪く悪玉菌が優勢な方に多いものです。その主な下痢の原因は食生活にあるようです。 例えば、下痢の原因が漂白剤と聞くと、何だか不思議な気がしますが、洗濯以外にも私たちの食品の添加物として広範囲に使用されています。漂白剤がどのような食品に使用されているのかご一緒に考えてみましょう。

食品における漂白剤の種類

漂白剤として使用されているものは亜硫酸塩で、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸Kなどの種類があります。 食品に使用したときの表示は、外国でも、亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、ピロ亜硫酸塩類などを一括して、単に「Sulfite」と表示されることが多く、日本でも総称的な名称の「亜硫酸塩」で表示することが認められています。 こうした漂白剤は人間の細胞にも強い影響を与えますので、商品を買う前に添加物表示を確認して、買わないようにしましょう。漂白されていない商品は、見た目は少し悪いのですが安全です。 漂白剤を摂取すると、胃が刺激され、胃がシクシク痛む、下痢といった症状が引き起こされます。

化学物質過敏症は、微量の化学物質を摂取した場合に起こる症状で、体の「拒否反応」です。人間の体には、自己防衛システムが備わっていて、有害な化学物質を摂取すると、「嘔吐」や「下痢」などで体内から排除する仕組みがあります。 人によって差がありますので、症状が現れる人とそうでない人がいますが、身体に表れないだけで細胞内ではダメージを受けています。

●亜硫酸ナトリウム(亜硫酸Na・亜硫酸ソーダ)

亜硫酸ナトリウムは毒性が極めて高く、胃腸への強い刺激、また動物実験では神経にも悪影響が出たという指摘があります。
亜硫酸のナトリウム塩で、二酸化硫黄(無水亜硫酸)及びピロ亜硫酸塩類と共に、昔から使用されており、主に下記の目的で使用されています。
下痢の原因は細菌感染
①保存料として
カビや細菌などの発育を抑制し、食品の保存性をよくし、食中毒を予防する
果汁・ジュース類とぶどう酒などに使われている。 ②漂白剤として
食品の色素を壊すことで食物を漂白し、見た目をきれいにします。
エビのむき身、缶およびビン詰チェリー、干しあんず等ドライフルーツ、かんぴょう、こんにゃく粉、さくらんぼの砂糖漬け、甘納豆、煮豆など ③製造用剤として
豆腐を作る時に豆乳を固める豆腐用凝固剤、中華麺の食感や風味を出すためのかんすい、ハムやソーセージの組織の改良のための結着剤などに使用されています。

④酸化防止剤として
油脂などの酸化を防ぎ保存性をよくする目的で使用されています。
ワイン、コンビニの「ビーフカレーライス」、乾燥果物類やエビ・カニの類が褐色又は黒色に変色するのを防ぐためなどに使われています。 ⑤防腐剤として
昔から防腐剤としてぶどう酒、肉類等の保存のためなどに使われてきました。

●ピロ亜硫酸ナトリウム

ピロ亜硫酸ナトリウムは二亜硫酸ナトリウムやメタ重亜硫酸ナトリウムとも呼ばれる。還元性があり、他の亜硫酸塩と同様にかんぴょうやコンニャク、干しブドウ以外の乾燥果実、煮豆などの漂白に用いられます。 ワインには酸化防止剤として添加されます。食品用途以外ではヘアカラーリング剤の酸化防止剤、サリチル酸製剤等の変色防止剤、各種化粧品原料として使用されています。

ラットに経口投与した場合の半数致死量のデータがあります。皮膚や目、呼吸器に対する刺激性があり、摂取により喘息やアレルギー反応を起こすことがあります。水生生物に対する毒性があり、酸化剤や強酸と反応します。 ●二酸化硫黄
二酸化硫黄は刺激臭を有する気体で、別名亜硫酸ガス。火山活動や工業活動、自動車の排気ガス等で大量に排出される硫黄酸化物の一種であり、環境破壊、自動車公害の一因となっています。 石炭や石油は多量の硫黄化合物を含んでおり、この硫黄化合物が燃焼することで発生する。二酸化硫黄は二酸化窒素などの存在下で酸化され硫酸となり、酸性雨の原因となります。 ①抗菌作用として
食品添加物としてアルコール飲料やドライフルーツの保存料、漂白剤、酸化防止剤に使われています。腐敗を防ぐためというより、見た目を保つために用いられることが多い。ドライフルーツは独特の風味を持つが、二酸化硫黄もその一因となっている。 ワイン製造にも重要な役割を果たしており、ワイン中にもppm単位で 存在しています。抗菌剤や酸化防止剤の役割を果たし、雑菌の繁殖や酸化を防ぎ、酸性度を一定に保つ手助けをしています。 ②還元剤として
二酸化硫黄は還元剤としても用いられる。水の存在下で還元的な脱色作用を示すため、紙や衣服などの漂白剤として用いられる。 しかし空気中の酸素により再酸化が起こるため、この漂白作用は長くは続かない。新聞紙が黄色く変色するのはこのためである。 ③殺虫剤として
昆虫の標本を作る際、酢酸エチルを使うと体毛がぬれたり体色が変化したり油が染みでたりすることのある昆虫の殺虫剤として用いられている。

下痢の原因となる添加物 

●まとめ
自然界に存在しない合成添加物はある意味ではプラスチックと同じです。環境中で分解されることはなく、また人間の体の中でも分解されません。
このような化学物質は未知な部分が多く、人間が摂取した場合どのような影響を及ぼすかは不明です。私達とって安全なものかどうかは殆ど分かっていません。 一つの食品には多数の添加物が使われている場合があります。一つ一つの添加物は安全性があるといわれているものでも、数十種類もの添加物を日々摂っているのですから、必ずやその害の影響はでてくるのです。
すぐにでなくても、体の中に潜んでいて、徐々に体を蝕んでいきます。現代生活は、危険なものをすべて排除することはできません。 しかし、知らずに危険なものをどんどん摂取してしまうのは最悪です。知った上で、なるべく回避するというのが、病気にならないための知恵です。下痢の原因もそうした影響を受けているのかも知れません。
腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!

腸内環境を整えよう

私たちの生活は今や添加物なしの生活はもはやできなくなっています。ほとんどの人は少なからず毎日添加物を摂取しています。こうした有害なものも、腸内環境が整っていて、腸内が正常な働きをしていると有害物質はスムーズに排出されます。 ところが腸内環境が悪いと、腸内活動が正常に行われなくなり、長時間有害物質が体内に止まり、身体に害を及ぼします。下痢もそうした一因です。
下痢の改善のためには食品添加物の食材はなるべく使用しないし、尚且つ荒れた腸内環境を整えましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

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