下痢が続く原因は様々ですが、何年にもわたって下痢が続くと、ぼくは、わたしは、そういう体質なんだ…、と下痢の改善を諦めてしまってはいませんか
けれど、下痢は決して体質などではありません。下痢が続く原因やきっかけを、一緒に考えてみましょう。
下痢が続く原因やきっかけ
①加齢による下痢
年齢を重ねるにしたがって、胃腸も少しずつ機能が衰えていくのは避けられません。これまで平気だった脂っこい食事や飲酒でも、胃腸が早く歳をとれば、うまく消化しきれず下痢になってしまうことがあります。
基本的な身体能力の低下ですから、病院にいってもどこにも異常はないといわれます。
弱ってしまった胃腸を助けるために出来ることは、消化の手助けをすることです。口の中で最低30回はよく噛むようにしましょう。また、下痢になりやすい食事内容を極力避けるようにしましょう。
②サプリメントによる下痢
腸のためにと思ってやっていることが、実は反対に腸を弱らせる原因になることもあります。よくオリゴ糖はお腹にいいといいますが、もともとオリゴ糖は消化されにくい上、そのまま体外に排出されるという特徴があります。
適量はたしかに腸内細菌のエサとなりますので、腸内環境の改善になりますが、効果がないからといって摂りすぎると、消化不良を起こし下痢を誘発してしまうこともあります。
また歯にいいとされるキシリトールも同様に、摂りすぎるとおなかが緩くなってしまうことがあります。健康に気を使っているつもりが、実は逆効果だった、とならないよう、使用量はきちんと守ることが大切ですね。
③冷えによる下痢
これは女性に多いのですが、近年は男性でも冷えに悩む方が増えてきました。体の冷えがお腹に影響し、そのせいで下痢になってしまうことがあります。
まずはお腹を温め、体が冷えるものは食べないことが大事です。氷の入った飲料水や、生野菜のサラダなど、体を冷やすものは避けるようにしましょう。
サラダであれば温野菜がおすすめです。水分も氷はなしにして、できれば常温のものか、温かい飲み物を飲むように心がけましょう。
④ストレスによる下痢
脳と腸は繋がっているといわれるほど、お腹はわたしたちの心の変化に敏感に反応します。下痢になり慢性化すると、下痢の症状で気持ちが沈み、気持ちが暗くなることでまた下痢がひどくなる、という悪循環に陥りがちです。
ストレス社会ともいわれる現代ですから、下痢の根本的な原因となったストレスを完全に取り除くのは、難しいかもしれません。
ですので、ストレスにさらされたとしても、ストレスに負けない強い胃腸になるように心がけるのが一番です。ストレスに対抗するとき、体の中ではたくさんのビタミンやミネラルが消費されます。まずはそれらを補えるように、きちんとしたバランスの良い食事を心がけましょう。
また腸内環境を整えてくれる良質な善玉菌をたくさん摂取し続けることが大切です
いかがでしたか? 下痢の原因として、思い当たることは上記にあったでしょうか?下痢は様々な原因が関係していることが多いのも特徴です。
全部に気を配って生活するのは難しく、それがまたストレスになってしまうようでは意味がありません。まずは、自分にも出来そうだな、と感じたことを一つ、真剣に取り組むことから始めてみましょう。
腸内環境を整えるために必要なサプリメントがありますので、賢く上手に利用してみましょう。下痢の改善に多くの人が利用しています。