下痢が続く原因としては、様々な理由で腸内環境が悪くなり、悪玉菌が増え、腸が正常に働けないことが考えられます。 その結果、腸内で正常な便をつくることが出来なくなってしまい長期間下痢が続く、下痢がなかなか治らないという結果に至ってしまうのです。
下痢の原因はオリゴ糖に?
腸内環境を整えるにオリゴ糖が良いと耳にすると思います。オリゴ糖は腸内に棲んでいるビフィズス菌、乳酸菌のエサになり善玉菌を増やしてくれるます。 だから下痢にもいいと思っている方が殆どでしょう。確かにそうです。オリゴ糖を摂ると、腸内で善玉菌が活発に働き、増えていき、お通じが改善されます。 しかし、摂取量や体質によって、お腹がゆるくなる・・などと表記されてる商品があります。つまり、オリゴ糖を摂ると、下痢になる場合もあるのです。
オリゴ糖を取るとなぜ下痢になるの?
では、なぜ下痢になるのでしょうか?
オリゴ糖の摂り過ぎ?体質が合わない?
オリゴ糖の一日摂取量はどれくらい摂ればいいのでしょうか?
天然で粉末のオリゴ糖であれば、大人は1日3~5gが適量。子供の場合は、大人の摂取量の半分。
ちなみにカロリー的には、砂糖の約60~70%で、70カロリー(ご飯茶碗3分の1)程度です。
オリゴ糖の一日摂取量はあくまでも目安ですので、下痢気味であればカラダの調子を見て少なめに調整してください。
オリゴ糖は体質によって通常よりも腸内に吸収しにくかったりする場合もあり、それが下痢になってしまうこともあります。
下痢が続くので腸内環境を良くしようとするあまり、オリゴ糖を摂取することで今以上に症状が悪化することがあります。下痢が続く、下痢がなかなか改善されないと思っておられる人は、もしオリゴ糖を摂っておられたら一度オリゴ糖を止めましょう。
でも、逆にオリゴ糖の力で善玉菌が増え悪玉菌の勢力が押されて小さくなると下痢が良くなる方向へ向かっていきます。悪玉菌が多くて下痢の原因になっている人は、オリゴ糖の力が役立つでしょう。
ただ、もともと胃腸の弱い人が下痢の時にオリゴ糖を摂ると、さらに悪化することもありますので注意が必要です。
オリゴ糖で腸内善玉菌を増やすのではなく、腸内善玉菌を増やし、腸内環境を整える様々なサプリメントがありますので、上手に利用してみましょう。
下痢の原因を解消する腸内環境
現代のあらゆる病気の発生場所は消化管にあると指摘されています。「病は腸」からという考え方です。
下痢の原因の多くは腸内細菌の善玉菌の数にかかってると言っても過言ではありません。
「病は腸から」逆を言えば、「元気の元は胃腸から」という事になります。
腸内環境を良好にすれば下痢をはじめほとんどの病気は解決できるそうです。現に脳が死んでも生き続けることが出来ますが、腸が死ねば人は必ず死んでいきます。
人体の臓器の中で最も老化しやすい場所は実は「腸」なのです。 しかし、最も回復しやすいのは逆に「腸」なのです。
また、腸内では免疫力の活性、消化吸収、ホルモンや酵素の産出、体温調整、毒素排出など様々な基礎的な代謝が行われています。体の免疫細胞の60%以上は腸内にあるんですよ。
下痢の改善も腸を元気にすれば自然と早まります。
さらに、腸内環境を良好にすれば、下痢をはじめ様々な問題は解決されやすくなります。
ですから、添加物の多い食べ物は避け、食生活を見直し腸内環境を強化しましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。