下痢には一過性ですぐ治る下痢と、慢性的で長引く下痢の二つがあります。
特に慢性的な下痢の原因は、医療機関でも見つけることが困難な場合が多いようです。
カロリーゼロが下痢の原因
病院に行っても、特別悪いところは見当たらない、でも下痢が続く。食事は人一倍気を付けて、努力しているのになぜ?と不思議に思いますか?
ところが、意外と下痢になる食べ物を知らず知らずに摂っている人が多いものです。そうした下痢の原因の一つに人工甘味料が挙げられます。
下痢の原因はカロリーゼロ商品
身のまわりにあふれる「カロリーゼロ」「カロリーオフ」をうたった飲料や食品。これらには砂糖の数百倍ともいわれる、強い甘味をもつ新種の人工甘味料が使用されています。
これらは摂りすぎると肥満や糖尿病につながるほか、うつや腎機能低下、血管系疾患のリスクが増大します。更には下痢の原因とさえなることがあります。特に夏になると、水分補給のために普段よりも多く飲料物を摂るようになります。
人工甘味料の種類
人工甘味料にはサッカリンをはじめ、ソルビトール、スクラロース、キシリトール、パラチノース、エリスリトール、アラビノース、アセスルファムK,マルチトール、トレハロース、ステビアなどいろいろありますが、世界的に一番多く使われているのは「アスパルテーム」です。
日本では1983年に厚生省に食品添加物として認可されました。その使用品目は年々増え続け、ダイエット飲料・チューイングガムなど、現在は約600品目に使用されています。世界的に見ると、食品・医薬品・ダイエット食品として約一万品目を超えて使用されています。
アスパルテームに注意!
アスパルテームはある会社が大量生産の技術を開発し、市場に商品として流通しています。砂糖の約200倍の甘みを持ち、カロリーはありません。 太るのは嫌だけど甘いものを食べたいという時、カロリーゼロの商品なら大丈夫だろうとあえて選んでいる方も多く見られます。
なかでも、チューイングガムにいたっては、アスパルテームの全く入っていないガムは殆ど見当たらない程です。キシリトールガムにもアスパルテームは使用されています。その他アスパルテームは、カロリー控えめなお菓子、飴、加工食品、ビタミン剤、医薬品、カロリーゼロをうたう清涼飲料水、乳飲料、菓子類、漬物、氷菓、アイスクリーム、チョコレート、ダイエット飲料など6000以上の製品に幅広く使用されています。
人工甘味料による下痢
人工甘味料は、量的には僅かでもあらゆる商品に利用されています。
長く摂り続けると下痢は止まらず、体全体にも影響を及ぼし、本格的な疾病になる可能性は十分あります。あなたも、もしかして知らない間に摂り続けておられたのかもしれません。下痢を治すには自分で成分表示を確かめ、避ける事が出来るものは出来るだけ避けましょう。
口から入ってきたものをすべて引き受けるおなか
「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。今ほど添加物がなかった時代でも、腸内環境が健康を大きく左右していることを、体験から皆、知っていたのです。
便利なものであふれている現代、レトルト食品やコンビニ食品など、添加物がたくさん含まれている様な食べ物は、その分人工的な物質も多く、腸内環境を悪くしてしまう可能性があります。腸内環境が悪化すれば、それに伴い、消化力、免疫力も低下します。
まずは腸(体)に良くない食べ物をできるだけ避けることから始めましょう。
ですが、どれだけ食べるものに気を付けていても、現代の生活から完全に添加物を排除することは難しいものです。そのため、たとえ添加物を体に入れても、腸内を健やかに保てる方法も考えなくてはなりません。
おなかの消化力を上げ、腸内環境を善玉菌が増えやすい環境に整えてくれる菌がいます。それが納豆菌です。
納豆菌は日本人にとって、古くから馴染みのある菌でもあり、日本人のおなかにぴったりな存在です。納豆菌というだけあって、納豆を食べることで手軽に摂取できる点も魅力ですが、人によっては味やにおいが苦手だったり、あまり多くは食べられなかったりもします。
その点、おすすめなのが納豆菌の入ったサプリメントです。味やにおいを気にすることなく摂取でき、食べすぎといった心配もありません。
食事を改善することもさることながら、便利で効率的なサプリメントという選択肢も、健康のために用意されていることを覚えておきたいですね。