下痢の原因は清涼菓子

下痢を誘発する食べ物というのは、気づかないうちに日常的に摂取していることもあります。その場合、本人が下痢の原因だと思っていないため摂取量も多く、結果として下痢になりやすく、症状も長引く傾向にあるようです。

下痢の原因は「これ?!」と驚くほど普通な食べ物

例えば、コンビニのレジ近辺で販売されているタブレット型の某清涼菓子ですが、国産だから安心と頻繁に食べているとお腹を壊しやすくなり、下痢の原因となるようです。

食後の気になる匂いを抑えるなど、口臭を爽やかに保ってくれる清涼菓子には、メーカーごとに様々な種類の味があります。その原材料の多くは、甘味料(ソルビトール、アステルパーム・L-フェニルアラニン化合物)、香料、微粒酸化ケイ素、ショ糖エステルなどです。

この中のソルビトールに注目してみましょう。ソルビトールは大量に摂るとお腹を壊す原因になるようです。

ソルビトールとは

ソルビトールとは、人工精製ブドウ糖(グルコース)から合成されてできる糖アルコールの一種で、その原料は天然のものと人工のものに分けられます。

ソルビトールは天然にも広く存在し、紅藻類には13%、柑橘類以外の果実に1~10%含まれています。一方、人工のものは、とうもろこしやジャガイモのデンプンなどから取り出した精製ブドウ糖(グルコース)を還元して作られます。合成のソルビトールは日本ではブドウ糖を還元、精製してソルビトール液を作ります。これを濃縮して、含量80%以上のソルビトールとしています。

白色結晶性粉末で、吸熱作用があるために口に入れると冷たく感じるような冷涼感があります。砂糖を100%とした甘味度で言えば、ソルビトールは60~70%程度です。 水に溶け易く、エタノールにやや溶け難いのが特徴です。ソルビトール液はグリセリンより放湿吸湿速度が少なく、保湿効果が大きいので、各種食品の保湿剤、品質改良剤として広く使われています。たん白質の冷凍変性の防止効果があるので、冷凍すり身にも多量に使用されています。ビタミンCや乳化剤のソルビタンエステルの原料でもあります。

さらに、カロリーは同じ量の砂糖と比べ75%程度と低いため、ダイエット食品や菓子などに多く使われています。また、キシリトールと同じく、虫歯を防ぐ効果を持っているとも言われていますので、ガムやキャンディにも使われています。甘さを食品に添える食品添加物としては最適で、多くの食品に利用されています。

清涼菓子の中のソルビトールの量

ソルビトールは、1930年代から世界各国で80年以上もの間、安全なものとして取り扱われて来ました。WHOでは、1日の許容摂取量は特に決める必要はないものとし、極めて毒性の低い食品添加物として認定しています。

ソルビトールには、便を柔らかくしてお通じを良好にする働きもあると言われています。

 

これはソルビトールの性質として、体内に吸収されにくく排便を促す作用を持っているためです。他の下剤等に比べると、その効果は非常に緩いため、無理の無い自然に近い形での排便促進効果が得られます。便秘中の方であれば、その改善が期待できるでしょう。

ソルビトールは通常の摂取量であれば副作用はほぼ無いと言われていますが、多量摂取は下痢や腹痛、お腹が緩くなるといった症状を引き起こす可能性がありますので、1度に多量に摂らないよう気を付けましょう。

目安として、1日10g以上の摂取で下痢や腹痛の危険性が高まりますので、10g未満の摂取が望ましいようです。 また、糖尿病の方は特に注意してください。高血糖が持続する糖尿病患者の場合、ソルビトールが体内に蓄積しやすくなってしまいます。そのため、さまざまな合併症を引き起こす可能性がありますので、特に注意して多量摂取は控えるよう気をつけてください。

ソルビトールをどのぐらいなら食べてもいいのかは人によって違いますが、厚生省が行っている日本国民の平均摂取量は、平均一日一人当たり1,172.1mg/日だそうです。某清涼菓子1gあたり93.3gのソルビトールが含まれ、1粒あたりのソルビトール量は、およそ0.53gということになります。 ただソルビトールも菓子以外の食品にも含まれるので一概には言えませんが、3粒でお腹がぐるぐる言う人もいれば、1箱食べると下痢をするという方もいるようです。だいたい5粒が目処のようです。

日常の意識を変えることから始めよう

日常に溢れる食品添加物、その全てを避けるのはかなり不可能に近いといえるでしょう。 むやみやたらに避けるのではなく、正しい情報を取り入れ、添加物を過剰に摂り続けない様にすることが大切です。

ソルビトールは沢山の食品の中に含まれていますので、毎日の意識を少し変えるだけでもかなり違ってきます。食品表示を確認し、注意するクセを付ければ、おのずと摂取量も減ってくるでしょう。

腸内環境を整えよう

お腹の健康を維持するのは何といっても「元気の元は胃腸から」と昔から言われているように、腸内環境をしっかりと整える事です。腸内環境が整えば腸内の活動は正常化し、有害物質など体に有害な物は自然と排出できるような機能が正常に働きます。同じものを食べても下痢になる、下痢にならないという症状は腸内環境が大きく左右します。下痢改善のためにはまずは腸内環境を強化しましょう。

あなたのおなかの善玉菌を増やし、腸内環境をよくするようなサプリメントもありますので、それぞれの生活スタイルにあわせて上手に利用してみましょう。

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