ほろ酔いの代償? ノンアルコールで下痢になる原因は〇〇?!

下痢が続く原因は様々ですが、アルコール以外にも下痢を起こす原因があります。

下痢が続く原因はノンアルコール飲料?

健康相談をお受けする中で、下痢が続いている方、下痢をしやすい方には、お酒は控えて下さいと私たちもよく口にします。

それは、アルコールが刺激物だからです。アルコールが胃腸に入ることで、胃腸を刺激して荒らしてしまったり、腸のぜん動運動を活発にしてしまう可能性があり、下痢を促す原因になってしまうからです。

それならお酒をやめて、ノンアルコールにします!という方もいらっしゃるでしょう。

それでも下痢が止まらない、下痢が続くという方。

――実はノンアルコール飲料には人工甘味料が入っているのです!

 

人工甘味料も下痢を引き起こす原因になることはご存知ですか?

人工甘味料は分子構造が大きく、人間が持っている消化酵素では消化できない、身体にとっては言わば「異物」です。

「異物」は身体から素早く排除しなければなりません。そのため、普通の人は大丈夫でも胃腸の弱い方や下痢傾向にある方にはお勧めできないものです。

また、ノンアルコールとうたっているものでも、完全なノンアルコールではないことが あるのです。もちろん、文字通りアルコールを全く含まないものもあります。

 

実は1%未満のアルコールを含む飲料もノンアルコールの部類に入るのだそうです。 何故かというと、 日本では酒類にかかる税金を定める法律の関係で 「アルコールの含有量が1%以上のもの」→「アルコール飲料」と定義しており、アルコール1%未満であれば厳密にはアルコールを含んでいても「ノンアルコール飲料」という扱いになるのです。

しかし、1%未満と言っても幅があると思いませんか? 0.9%と0.09%とでは全然違いますよね。 これはまさにノンアルコールという表記に潜む罠ではないでしょうか?

下痢が慢性的に続いていたり、他人より下痢をしやすいという方は、アルコール飲料にしてもノンアルコール飲料にしても摂取すること自体に気を配った方が良いでしょう。

健康の秘訣は腸内環境にアリ

現代のあらゆる病気の発生場所は消化管にあると指摘されています。「病は腸」からという考え方です。

実際、考えられる下痢の原因の多くは、腸内細菌の善玉菌の数に左右されていると言っても過言ではありません。

「病は腸から」逆を言えば、「元気の元は胃腸から」という事になります。腸内環境を良好にすれば下痢をはじめ、ほとんどの病気は解決できるそうです。

人体の臓器の中で最も老化しやすい場所は実は「腸」なのです。しかし、最も回復しやすいのもまた「腸」なのです。

食べ物は食べた人の健康や精神に大きな影響を及ぼします。

レトルト食品やコンビニ食品など、添加物がたくさん含まれている様な食べ物は有害な物質が多く、当然負担がかかる胃腸や腸内環境は悪化……消化力、免疫力も低下し様々な病気の原因を作り出します。

本当に体に良い食べ物とは何なのか考えよう

ノンアルコール飲料を好んで飲まれる方の中には、身体のためを思って、という方も多いのではないでしょうか。運転するから、という最もな理由の時もあれば、お酒の飲み過ぎは肝臓や胃に負担をかけるから、負担が軽くて済むようにノンアルにしよう、なんていう場面もありそうです。

しかしながら前述のように、ノンアルコールを飲むことによって、身体に本来入るはずのない人工甘味料を知らないうちに(!)飲んでいたとしたらどうでしょう? 健康を考えてとった行動が、逆の結果を招いているかもしれません。

また、加工食品の多くは使用された原材料がすべて記載されているわけではありませんし、気を付けていても食品添加物を完全に避けることは、現代の食生活では不可能に近いです。

では、どうすればいいのでしょうか?

答えは簡単です。消化力を上げればいいのです。優れた消化力を持つ胃腸は、少し傷んだものや体に悪いものを食べても、びくともしません。また、消化力の高いおなかは善玉菌がしっかり育っている腸内環境が整ったおなかであることが多いのです。

こうしてみていくと、腸内環境を整えることが、健康への近道であることは間違いないようです。

 

腸内環境を良好にすれば、下痢をはじめ様々な身体の不調は改善されやすくなります。

腸内環境を整えるのに欠かせないのが、良質な善玉菌です。納豆菌、乳酸菌に代表される善玉菌の補給には、直接生きたまま腸まで届けられるサプリメントが最適です。