下痢が続く、下痢がなかなか治らない、腸には病的なものが見当たらないなど過敏性腸症候群の多くはストレスが原因の一つと言われています。激しいストレス等があると少し良くなったかなと思っても繰り返し下痢をしてしまいます。
下痢の改善・・・言いたいことを言える人間関係を
ストレスをためなければいいとか、うまく受け流すことなどと、言葉では簡単に言いますが、実際にはその人の性格や環境などが深く関わっていて、なかなか解消するのは簡単ではありません。
そんな時そばに何でも言いたいことが話せる相手がいて、心の中をさらけ出してしまうことが出来れば、心が軽くなり、ストレスも軽減される事があるのです。
話した後、さっぱりすればもう半分は治ったのも同然といえます。
でも現代人の多くは、自分の弱みをさらけ出すことが出来ないという孤独な一面を持っています。
言いたいことを言い合える人間関係が心と体の健康のためには不可欠となります。
家族、とりわけ夫婦、親子、友人このような関係作りも一朝一夕、一方的には出来ませんが、努力をしてみましょう。まずは自分から心の内をさらけ出してみると、案外すんなり、すっきりするものです。
誰でも弱みは必ずあります。弱みのない人はいないのですから、何でも話して心をすっきりさせましょう。
心がすっきりするということは脳がすっきりするという事です。
脳がすっきりするという事は腸がすっきりするという事に繋がります。腸が喜ぶことをしましょう。
下痢の改善は腸内環境の健全化から
健康の要は何といっても腸内が健康であることです。腸内フローラ―が良好であることです。
ストレスを強く受けると腸内環境が乱れ、腸本来の働きが十分に出来なくなってしまいます。腸内での働きを調整する善玉菌が非常に少なくなり、ちょっとしたことで下痢になってしまいます。また、体も陰性に傾き、脱力感が増し、思考もマイナス方向に考えがちになってしまいます。
腸内環境が整っていると、体は中庸に整い、ストレスがかかっても上手に回避してくれます。
また、思考もプラス方向にとらえる事が出来やすくなってきます。
また、腸内環境が整っていると腸内で有害菌が増えにくくなり、下痢をしにくくなるだけでなく、免疫力も向上し、風邪をひきにくい強い体になっていきます。
腸内での正常な機能が果たされれば、下痢にならなくて済みます。
同じものを食べても下痢になる人ならない人では、腸内環境の良し悪しで決まります。まずは腸内環境を整える事から始めましょう。そうすると下痢の改善は一段と早くなります。
腸内環境の良し悪しは、身体全体の健康を決める要です。良い腸内環境を作るには、食事、生活習慣に気をつけ、腸内環境を強化するサプリメントをしっかり上手に利用しましょう。下痢解決の早道になります。
最後に・・・
腸内環境の非常に良い方は、添加物の多いものを食べると一過性の下痢をします。
これは、体を守る防御反応です。
例えば、添加物の多いラーメンを食べるとすぐに下痢をする等。
下痢も体の健康を守る良い面もあるということを覚えておきましょう。
しかし、下痢や軟便が続く方は腸内環境をしっかり改善しましょう。