下痢は冷い飲み物以外にも

下痢の原因・冷たい物、油っこい物だけじゃない 
下痢は一度や二度、誰もが経験します。下痢の原因になる食物は冷たい物、油っこい物だけではありません。

下痢の原因はほとんどウイルスか、細菌ですが、特定の食べ物のせいで軟便や下痢になる事もあります。

では、どのようなものが下痢の原因となるのでしょうか。


目次
①多種の人工甘味料で下痢に   ②コーヒーで下痢に   ③アルコールでなぜ下痢に   ④チーズでなぜ下痢に   ⑤小麦、ライ麦の何が下痢になるの?      ⑥FODMAP食って何  ⑦食物せんいが?      ⑧唐辛子の下痢になる理由    ⑨ファストフードで下痢に?      腸内環境を強化

下痢の原因となる食べ物

胃腸の調子を悪くする食べ物を特定するには食事日記をつけるのが一番いいようです。下痢を起こす食べ物が特定できれば、少しは楽になると思います。下痢の原因となる食べ物には次のようなものが考えられます。

①人工甘味料
②コーヒー
③アルコール
④チーズ
⑤小麦、ライ麦、大麦
⑥FODMAP食
⑦食物せんい
⑧唐辛子
⑨ファストフード

①下痢の原因となる人工甘味料

シュガーレスのスナックやチューインガムは甘党の人を満足させてくれるかもしれませんが、多くの人工甘味料には緩下作用があります。

サッカリン、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムカリウム(以下、アセスルファムK)、ネオテームなどの人工甘味料は、腸で上手く代謝されないと、お腹のハリや下痢の原因になります。
人工甘味料は多くのジュース、お菓子などに使用されています。

●サッカリンは腸を刺激して下痢になる

サッカリンは砂糖の200~700倍の甘みがあり、実質のカロリーはゼロです。人工甘味料の中で古くから使われていました。水に溶けない性質なので加工食品などに良く用いられます。

サッカリンは苦味があるので、次世代の人工甘味料がどんどん使われるようになりました。現在、心配される副作用としては不妊・胃酸過多・緩下作用があげられます。緩下作用は腸を刺激しますので、摂り過ぎると下痢になる、下痢が続くなどの症状がみられます。

●アスパルテームは下痢をはじめ副作用大きい

アスパルテームは砂糖の160~220倍の甘みがあり、ダイエット系のお菓子や飲料に良く使われています。カロリーゼロとか糖分ゼロの炭酸水や飲料水が数多く販売されています。

特にアスパルテームは問題の多い人工甘味料で、他の人工甘味料と違いアスパルテームは厳重に気をつけなければならない危険性があります。しかも遺伝子組み換え食品ですから、ラベルにアスパルテームと表示されているものは購入しない方がよさそうです。

アスパルテームの副作用

失明 視野狭窄や目のかすみなど、他の障害 閃光視、汚れのような線が見える、視野狭窄 眼球突出 耳鳴り 騒音への耐性減衰 著しい聴力減退 てんかん発作 頭痛、 偏頭痛 、強い頭痛 めまい、動揺、不安 物忘れ 眠気 手足の感覚麻痺 言葉の不明瞭さ 多動症、ひどい震え 強度の鬱 不安 性格の変化 不眠動悸 頻脈 息切れ 高血圧 むかつき 下痢、血便 腹痛  口唇のかぶれ じんましん ぜんそく、呼吸器アレルギー 血糖値のコントロール機能低下(糖尿病) 月経不順  著しい痩せ、あるいは抜け毛 著しい体重減少 体重漸増 低血糖(症) のどの渇き、 足のはれ、むくみなど。

●スクラロースは農薬と同じ有機化合物で下痢になる

スクラロースは砂糖の600倍甘みがあります。お菓子類やデザートなんかにも使われており、他の甘味料と比べてもまろやかな口あたりで、後味もしっかり甘いです。スクラロースは安全性が高い人工甘味料として世界中に知られていますが、やはり危険性の噂も絶えません。

その理由はスクラロースの化学式にあります。人工的につくられているスクラロースは、化学式だけ見ると農薬やダイオキシンなどと同じ「有機塩素化合物」に分類されています。

スクラロースが下痢をおこすことは、食品の表示欄などに、お腹がゆるくなることがあるという注意書きがつけられています。スクラロースによる下痢で流産も発生しています。

●アセスルファムカリウムは異物と捉え下痢になりやすい

アセスルファムKは砂糖の200倍の甘さで、意外に口の中での甘みはあまり残りません。他の合成甘味料と混ぜ合わせて使われることが多い成分です。

カロリーはゼロで、スポーツドリンクやダイエット食品に良く使われています。風味を良くする効果もあるので、コーヒー・紅茶などティータイムのお供にも良く登場します。

厚生労働省が発表しているラットの実験では、規定量をこえた大量摂取により死亡が確認されています。また妊娠中のラットでは胎児に影響がでた結果があるため、妊娠中や授乳中は避けた方が良いとの見解が強まっています。

アセスルファムkは体に吸収されずその全量がほぼ体外に排出されますので、体内の免疫力が反応してアセスルファムkを異物と捉えて早く体外へ排出しようと水分をたくさん放出するために下痢になりやすいと考えられていることです。ただ、調査結果にもあるように、アセスルファムkを成分表示している飲料を摂ったから下痢になったと感じる人はいないようです。

副作用としてはうつ病・頭痛・腎疾患・発がん性が言われており、これは複合されている塩化メチレンという成分が関係していると考えられています。

●ネオテームはアスパルテームの改良型

ネオテームは砂糖の7000~1万3000倍の甘みです。ネオテームは、アスパルテームから雑味を取り除き、甘さを強くしたもので、いわばアスパルテームの改良型です。

ネオテームはアスパルテームより健康を害する可能性があるだけでなく、熱に強い性質のために焼き菓子など、より多くの食品への添加が認められています。アスパルテームの改良型ですから下痢の原因にもなります。

まとめ

人工甘味料には主に3つの危険な作用があります。
①ホルモンに影響を及ぼして体内に脂肪を蓄える。
②味覚を鈍化させる。
③コカイン以上の依存性がある。

大量の砂糖を摂取するのと少量の人工甘味料を摂取するのでは、どちらが健康に悪いか?

という問いの答えはわかりません。砂糖の摂り過ぎや過食という問題もありますが、肥満から始まっている慢性病の著しい増加や、精神系疾患の増加などは、こういったものが大きく起因している事は無視できません。

不必要なモノを出来るだけ摂らない、もしくは表示を確認して自分の判断で安全なものを選んでいく事が必要です。

おなかの弱い方は下痢の原因となるものを極力避けるようにしましょう。
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②コーヒーのカフェインが腸を刺激し下痢になる

朝一のコーヒーを飲んだ瞬間、トイレに駆け込む人は意外と多いものです。

コーヒーで下痢になる人はカフェインに刺激された腸がいつもより速く収縮するため、食べ物が上手く吸収されずに消化管を通り過ぎていくのです。

コーヒーはそれ自体が刺激物であり、体を冷やしてしまう作用があります。また、淹れたてのブラックコーヒーでもない限り「缶コーヒーの添加物などに敏感」「コーヒーでなく、コーヒーに入れているミルクや低カロリーシュガーが原因」など、コーヒーアレルギー以外の原因も疑う必要があるでしょう。

カフェインの作用として、摂取しすぎるとお腹が緩くなる、という特徴があります。なる人とならない人がいるのは体質で、カフェインを摂取して下痢になる人は、カフェインが合わない方が多いようです。

また、コーヒーで下痢になる人は、栄養ドリンクを飲んでもお腹を壊す可能性があります。栄養ドリンクにはカフェインが多く添加されていることが少なくありません。

眠気覚ましをうたう栄養ドリンクにはまずカフェインが入っていると考えて間違いないでしょう。

どちらにせよ、コーヒーという飲み物は、下痢を引き起こす原因がたくさんあるため、飲みすぎに注意することに越したことはありません。
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③アルコールで腸粘膜が荒れて下痢になる

お酒を飲みすぎた翌日は、お腹の調子が悪くなる人がいます。これには大抵二日酔いが伴います。

ルコールは刺激物ですから、飲みすぎると胃が受け付けてくれないのです。また、お酒は消化を早めるため、体に水分が吸収されにくくなり、便が水っぽくなるのです。

少量のアルコールは腸の動きを活発にしてくれます。でも大量のアルコールを摂取すると、腸粘膜があらされてしまい、消化吸収機能が低下して下痢を引き起こしてしまうのです。

というのも、市販されている殆どの日本酒は伝統的な製法で作られたものではなく、大量生産された醸造アルコールが混ぜられています。

ワインはそのほとんどに酸化防止剤の亜硝酸塩が添加されていますが、これは強い毒性があります。またこの他、様々な種類のカクテル飲料には、酸味料や香料などが添加されています。

アルコールの飲みすぎはさまざまな病気の原因や直接の原因ではなくとも間接的な原因となることも少なくありません。

特に肝臓に負担がかかり、またそれと同時にアルコールは、実は胃や腸にも大きな負担をかけてしまっているのです。

アルコールは胃で約20%が吸収され、そのため多量のアルコールを摂取すると、胃の粘膜がただれて急性胃炎などを引き起こしたり、腸の粘膜を刺激し、傷つけてしまいます。

ですから、長年飲酒を続けていると、小腸の消化酵素の働きが低下し、それによって下痢が続く、下痢が改善されないなど、慢性的な下痢を引き起こしてしまうのです。

またすい臓や糖尿病、大腸ポリープができやすい状態になるなど、さまざまな病気の原因ともなってしまうので、飲みすぎには注意が必要です。
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④チーズによる乳糖不耐症で下痢になる

牛乳、チーズ、ヨーグルトを摂取するとお腹がゴロゴロ言う人は、乳糖不耐症かもしれません。乳糖を摂取してから30分~2時間以内に現れる一般的な症状には、吐き気、筋けいれん(による腹痛)、お腹のハリ、ガス、下痢などがあります。乳糖不耐症には2種類の原因があります。

乳糖不耐症による下痢の原因

●乳糖不耐症はラクターゼ消化酵素の分泌不足
牛乳の中に含まれる「乳糖(ラクトース)」を消化吸収のため分解するラクターゼという消化酵素の、小腸での分泌不足が原因で起こります。消化不良・腹部不快・腹痛・下痢・おならなどの症状がでます。

症状には個人差があり、少しならいいけど、たくさん飲むとおなかをこわすという方がいます。

量が多いとラクターゼの分泌が間に合わないと考えられるので、数回に分けて飲めば症状が出にくいでしょう。

また、ホットミルクは大丈夫だけれど、冷たいのはダメという方もいます。

温かいと下痢しにくいのは、体温に近い方がラクターゼの活性が上がることや、胃腸への刺激が少ないためではないかと考えられます。

●乳糖不耐症はアレルギー
さて、もう一方の「牛乳アレルギー」ですが、これは食物アレルギーのひとつです。原因となる食物を摂取した後にアレルギー反応が起こり、腹痛・下痢・じんましん・呼吸困難・アナフィラキシー反応などが起こります。より深刻な症状です。

原因物質は、牛乳などの食品に含まれる、カゼインやβラクトグロブリンなどのタンパク質で、乳幼児に多く、3歳以降に自然治癒することが多いと言われています。

どちらの場合も、牛乳を飲むと腹痛・下痢などの症状が出るという点で似ていますが、「おなかがごろごろしにくい牛乳」では症状がでにくいのが「乳糖不耐症」です。
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⑤小麦、ライ麦、大麦のグルテン不耐症で下痢になる

なんとなく不調を感じる人、下痢、最近疲れやすい、頑張りが利かない、十分寝ているはずなのに寝起きが悪い、日中も頭がすっきりしなくて頭の回転が遅いといった症状に心当たりがある人はグルテンによる健康被害間もしれません。

なぜなら、グルテンは免疫力や栄養吸収に関わる小腸を傷つけて不調の元になる炎症を起こしていると言われるからです。


慢性的な不調に悩む人の中には、小腸がグルテンに過敏反応する『グルテン過敏症』や、グルテンをスムーズに消化できない『グルテン不耐症』の人たちがいます。

正常な人の場合、小腸の粘膜の細胞は適度につながっていて、必要な栄養素だけを取り込み、不要な毒素や細菌はブロックすますが、グルテン過敏症や不耐症の人の場合、グルテンをとると小腸の粘膜の細胞間が緩むため、毒素が入り込んで、炎症を起こしてしまうのです。

炎症を起こすと水分調節などがうまくいかず、下痢になるのです。

これが慢性的な不調の原因となるという。小腸という必要な栄養を取り込む臓器のトラブルだけに、さまざまな不調につながる。

片頭痛やPMS(月経前症候群)、自己免疫疾患のリウマチや橋本病もグルテンによるダメージが一因になっているという。

グルテンは穀物のタンパク質の中で大半を占める「グリアジン」と「グリテニン」が水を加えることで結びついて、グルテンになります。

うどんのコシや、パンやお菓子などを作るときに生地がまとまるのもグルテンの作用です。

グルテンは日本語で「麩質」と表され、乾燥したものはお味噌汁の具材、生のものは麩まんじゅうなど、私たちの身近でよく目にしています。

また、食品以外でも歯磨き粉や整髪料などの増粘剤としても使用されています。
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⑥FODMAP食の糖は吸収・吸収されにくいので下痢の原因になる

FODMAP食とは、発酵性オリゴ糖、二糖類、単糖類、そしてポリオールを含む食品のことです。平たく言えば、過敏性腸症候群の人の体内では特に消化されにくい糖と糖アルコールの集合体です。

FODMAP食は小腸で上手く吸収されず、ガス、お腹のハリ、下痢を引き起こします。高FODMAP食を控えれば、下痢をはじめとする過敏性腸症候群の症状も和らぐかもしれません。

FODMAPとは4つの糖質を表す言葉で、「F=発酵性の」「O=オリゴ糖」「D=二糖類」「M=単糖類」And「P=ポリオール」を指しています。

これらの糖質は小腸で吸収されにくく、人によってはこれらの糖質を多く含む食品をとると、体が早く体の外に出そうとして下痢を引き起こす原因になります。

「FODMAP」のうち「F」と「A」を除いた「ODMP」の4文字から始まる発酵性の糖質を指しています。糖質の名称と代表的な食材は以下の通りです。

O=オリゴ糖はパンや麺などの小麦食品と豆類、
D=二糖類は牛乳やヨーグルトなどの乳製品、
M=の単糖類はフルーツやはちみつ、
P=ポリオールはガムなどに含まれているキシリトール
といった糖質などです。

過敏性腸症候群の人たちは、これらの吸収されにくい糖質を含む食品がおなかの不調を呼び込んでしまうため、これらの食品を断って改善の兆候がみられないか試してみるためにも食日記は下痢改善の足掛かりとなります。
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⑦食物せんい

食物せんいはおなかにとても必要な栄養素の一つです。しかし、このせんいの間違った摂り方で下痢になる場合がるのです。

食物せんいはお通じを良くするけれど、効果的すぎるときもあります。食物せんいの摂りすぎが原因で下痢になることは間違いなくあります。

食物せんいには不溶性食物せんいと水溶性の食物せんいの2種類があります。

この2つは、腸内では微妙に異なった働きをします。

下痢が続いてなかなか治らない方が不溶性食物せんいを摂り過ぎると、このせんいが腸を刺激してしまいますので、下痢の症状を悪化させるリスクがあります。

食物せんいは水と結合し、便秘を防いでくれますが、一度にたくさん摂りすぎると、緩下作用で便が水っぽくなってしまい、下痢になる事があるのです。
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⑧唐辛子

近年激辛ブームで、辛い物を好む人が増えてきました。

辛いものといえば豆板醤たっぷりな四川麻婆や真っ赤な鷹の爪の韓国料理、ベトナムのトムヤムクンなど真っ赤な料理の代表的な香辛料唐辛子があります。

この唐辛子はダイエット効果などで知られる「カプサイシン」が豊富です。

食べ過ぎて下痢になったり、体を壊すこともあるようです。

唐辛子やカプサイシンの摂取は、低濃度であるならば胃の粘膜を保護し、高濃度になると胃粘膜損傷を引き起こす可能性があります。

少量であれば胃粘膜血流の増大などをもたらし、胃粘膜を保護し良い効果をもたらすようですが、逆に多量であれば胃粘膜損傷が引き起こされるようです。

カプサイシンを摂取して交感神経が緊張すると腸の蠕動運動が活発になり、便を直ちに大腸へ送ってしまい、その大腸でも水分を十分吸収する間もないまま肛門まで送られてしまい、結果、腹痛を起こしたり下痢を起こしたりします。

更に、カプサイシンの直接の刺激で胃腸が傷つき、唐辛子に限らず香辛料全般にある要素ですが、強い刺激で胃の粘膜を傷つけて消化不良を起こしてしまうのです。

消化不良によって、胃痛、腹痛、下痢となってしまいます。

香辛料は旨みを引き立たせ、料理を美味しく食べることができるのですが、摂り過ぎには注意してください。
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⑨ファストフード

コロナ対策として今や自粛が求められていますが、お店で職をすることなく買い求められるので、ドライブスルーのファストフードが人気となっているようです。

脂質は全て消化されにくいけれど、ファストフード店で売られている油っこい揚げ物は一番の問題で、危険な食べ物の一つです。

ファストフードは一度にたくさんのポテトなどを油で揚げ、しかも同じ油でずっと揚げ続けています。

油は一度熱せられると酸素と反応して、過酸化脂質という物質になります。これは人体にはあまりよくない、どちらかというと害になる物です。

酸化した油は活性酸素のもとになります。

これら過酸化脂質を大量に摂ると、胃腸の弱い方の場合は、過酸化脂質の影響で胃腸の粘膜が荒れてしまいます。

過酸化脂質は腸管から吸収されにくく、腸管の内壁を傷つけてしまうため、下痢や腹痛が起こってしまうのです。

また、過酸化脂質の分解生成物は腸管から吸収されてしまいやすく、毒性が強いので注意が必要です。

ファストフードの油、過酸化脂質は体の中の大切な酵素の働きを鈍らせてしまったり、血球をこわしたり、細胞自体を変性、壊死させてしまうという作用があるといわれています。

子供は大人に比べると体がまだ未発達な分、過酸化脂質を体内にたくさん取り入れていくのは危険です。

毒素は子供のころから少しずつたまってしまうものですので、大人になった時に、大きな影響が出てしまう危険があるからです。

これらのことを頭に入れて、胃腸が弱い方は無理して食べないようにしたり、どうしてもファストフードが好きだという場合は、時々楽しむというようにうまく調節されてみてください。
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腸内環境を強化しよう

下痢の原因は、いづれにしても腸が過剰に反応し過ぎて起きる場合がほとんどですので、丈夫な腸にすることが大切です。

昔から「風邪は万病の元」と言われていますが、現代では「弱い腸は万病の元」となります。

というのも腸はこれまで考えられてきたよりもずっと特別な臓器であることがわかってきたからです。

例えば、人体の免疫細胞の約7割が集中する免疫器官であったり、脳に匹敵するほどの神経細胞が集まって自律神経を左右するなど消化吸収や便をつくだけでなく、生命の根源となる様々な機能を腸が担っていることが明らかになってきました。

その機能が正常に働くように助けているのがおなかの中にいる腸内細菌なのです。

ですから、いかに腸内細菌のバランスを整えるかが健康の秘訣、下痢解決の道なのです。

腸内善玉菌が多い腸内環境にする事が健康になる秘訣です腸内細菌のバランスを整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

下痢解決はすぐそこまで来ています。頑張りましょう!