飲みかけのペットボトル

下痢の原因・飲みかけのペトボトル飲料
下痢の原因はちょとした生活習慣からなる事があります。
例えば、車内に飲みかけのペットボトルを放置し、次の日に又飲むという事がないですか?

真夏日も過ぎ、涼しくなりましたが、食中毒は秋にも起きやすいのです。

放置されたペットボトル飲料は菌が増殖し、食中毒の危険となる事があります。

飲みかけのペットボトル飲料で注意したいことを挙げてみました。


目次
下痢になる理由①  下痢になる理由②  下痢になる理由③  下痢になる理由④  下痢になる理由⑤ 腸内環境を整えよう 

飲みかけのペットボトル飲料による下痢の理由①

口をつけて飲む
●細菌増殖は24時間後には50倍になる
口をつけた後の麦茶は24時間で細菌数が50倍以上も増加 します。

ペットボトルに口をつけた後の1ミリリットルあたりの細菌数を調べた食品微生物センターの実験データでは、2時間が経過した状態では菌の繁殖にそれほど差はないが、24時間後には「麦茶」の細菌数が50倍以上に増加しています。

人の口には多くの細菌がいるため、ペットボトルに直接口をつけて飲むことで、中に菌が入り込んでしまうのです。

これは原料である麦に含まれる炭水化物を細菌が好むことや、無添加で保存料が入っていないために増殖が起きるようです。

一般的に菌が10万から100万個を超えると”腐敗の初期段階”となり、食中毒の危険性高くなります。

細菌が繁殖しやすいのは、気温30℃前後と言われているため、車内では気温が高くなります。

秋は油断しがちですので特に注意が必要です。

実際に菌が繁殖してしまったペットボトル飲料は、中身が濁ってしまったり、成分が分離してしまったり、白いものが飲み物を覆うようになります。この場合はすぐ捨てましょう。

特におなかの弱い人は少しの細菌でも下痢になる可能性が高いので注意が必要です。

●ペットボトル飲料の種類によって菌の繁殖の仕方
口をつけた「麦茶」の細菌数が24時間後には50倍超になりますが、麦茶に比べて細菌の増加が少なかったオレンジジュースとスポーツドリンクは、どちらも菌が好む糖分が含まれてはいるものの、飲み物自体が酸性だったことで菌の増殖が抑えられるようです。


牛乳成分の入ったコーヒー・紅茶飲料も細菌の増殖率が高いといわれている。

●雑菌の正体は自分の菌
雑菌の正体は自分の口の中の細菌です。

主なものはレンサ球菌と呼ばれる菌です。

口の中に常在しているのは、病気を引き起こす可能性がほとんどない菌なので、健康な人であれば病気になることはありません。

しかし、飲み物の中で菌が増殖し、大量の菌を体内に取り込んでしまった場合は食中毒の原因になることもあります。

細菌は『栄養』『水分』『25~35℃の温度』の3条件がそろった環境で増殖するため、この条件に当てはまりやすい6~9月は注意が必要です。
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飲みかけのペットボトル飲料による下痢の理由②

直接、口をつけずに飲んでもリスク大
口をつけなくても一旦、ペットボトルを開栓すると、外気にさらされることになるため、空気中の微生物が入り込み、腐敗を引き起こす可能性が高まります。

開封したらその日に飲むか、冷蔵庫で保存するか、余ったら思い切って捨てましょう。
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飲みかけのペットボトル飲料による下痢の理由③

ペットボトルの再利用
●チアン菌が繁殖
飲み終わったペットボトルに別の飲み物を入れて再利用をすると、細菌が増殖し、下痢を引き起こす可能性があります。

これは、アンチモンといわれる菌が原因で、ペットボトルの中に水などの飲料を長い期間入れておくと発生する雑菌です。アンチモンは下痢だけでなく吐き気や嘔吐の原因にもなるため、十分な注意が必要です。

●カビの発生
ペットボトルを一度開封してから使い回していると、菌だけでなくカビが繁殖することも少なくありません。

ペットボトルの保存状態によってはカビの胞子が発生し、時間の経過によって成長することが考えられます。

カビを発生しにくくするために、ペットボトルの使い回しは避けるようにし、さらに保存は冷蔵庫で行うことが必要です。

ペットボトルには、一度口をつけた時点で多くの細菌が飲み口を含め内部にも入っています。

そのため、未開封であれば問題ないが、一度開封し、使用したペットボトルを使い続けるのは不衛生で危険です。

ペットボトルに潜む細菌は口からだけでなく、手の汚れや空気中からも入り増殖する可能性があります。

細菌の住処になることから危険性が高いため、ペットボトルは一度使ったならば処分することをおすすめします。
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飲みかけのペットボトル飲料による下痢の理由④

放置すると破裂する場合があり危険
ガスを発生する微生物がペットボトルの中に混入して、微生物の発育が旺盛な環境に置かれてしまうと、ペットボトルが膨張して破裂する可能性が高まります。

飲料の種類と何℃で置かれるか、にもよりますが、早ければ1日から2日でペットボトルの膨張や破裂は見られます。

国民生活センターに寄せられた事例には、80代の女性から「ペットボトル入り炭酸飲料を半分飲み残し、キャップを閉めて常温で1カ月置いたら、いきなり破裂した。

複雑骨折と切傷を負い、手術を受けて入院した」とペットボトル破裂の事故例が寄せられています。
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飲みかけのペットボトル飲料による下痢の理由⑤

ペットボトル飲料はプラスチックも含まれる
非営利ジャーナリズム団体であるOrb Mediaが新しく発表した研究結果によると、9つの国からサンプルされた259個のペットボトル飲料水をテストしたところ、242個のペットボトル飲料水から微小なプラスチック粒子、マイクロプラスチックの粒が発見されたそうです。

9割以上のペットボトル飲料水にマイクロプラスチックが含まれていることになります。

またプラスチックの粒子がどうやって水の中に入ったのかは明確ではありません。

マイクロプラスチックが何らかの免疫反応を人体で引き起こすはずだと仮説を立てている論文は出されているようです。

そして「長期的にさらされることで問題は大きくなる可能性がある」とこの著者は述べています。

アメリカのサンディエゴの港でメダカに汚染物質を吸収したマイクロプラスチックを餌として与えた結果、メダカの肝機能に障害が起きたり、ガンができたという報告がされています。
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腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。人は口から良いものを摂り入れていますが、同時に悪いものも口にしています。

しかし、腸内環境が整っていれば、腸内では正常な活動が行われ、悪いものは排除するという機能が備わっていますので、健康的な生活が送れるのです。

日頃から腸内環境を整えておくことはとても重要です。

現在下痢でお困りの方は、まずは腸内環境を整えましょう。

下痢の改善は一段と早くなります。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。
下痢の改善は一段と早くなります。