下痢の治し方⑰・・・お酒の上手な付き合い方
アルコール、つまりお酒を飲んだ次の日は、すぐ下痢になってしまうという方はおられます。
少しのお酒は腸の動きを活発にしてくれます。
しかしお酒を飲み過ぎると、腸粘膜があらされてしまい、消化吸収機能が低下して下痢を引き起こしてしまうのです。
昔から酒は「酒は百薬の長」と言われています。その人の体に合った適量なら この言葉通りの健康法の一つとして挙げられます。
飲酒のメリット
・脳梗塞のリスクの軽減・・アルコールで血栓を作る血小板の機能が落ちる
・HDL-コレステロール増加・・善玉コレステロールが増加
・末梢血行改善・・血行が良くなるので冷えが改善
・ストレスを解消・・気分が高揚するのでリラックス効果
・コミュニケーションの空間を作る・・仲間と共に飲みあう事で互いの親密さが増す
飲酒のデメリット
・小腸のぜん動運動を活発化させるので下痢になりやすい
・肝臓や胃腸に負担をかける
・食道から大腸までを含む消化管の悪性腫瘍のリスクの増加
・飲酒直後は血管が拡張するので、血圧が下がるが、長期的に見ると高血圧の原因
・総死亡率は4合(4単位)を越えて飲酒する習慣がある人は死亡率が増加
・ビタミンの吸収が障害されるのでビタミン欠乏による脳症や貧血、末梢神経障害の原因
・アルコールの長期にわたる大量の摂取によって大腸ポリープができやすい状態
・アルコールの摂取による血液のうっ血で痔核が悪化
どんなによいお酒でも、飲みすぎは体に悪影響。特に下痢になりやすい人は自分の適量を知り節度を守りましょう。
しかし適度な飲酒がよいからといって、元々飲酒習慣がない人やアルコールに弱い人が無理に飲酒をしても、より健康になれるとは考えてはいけません。
飲酒がストレスの原因となり、下痢の原因になる可能性があるからです。お酒がおいしく飲める程度、気持ちよくなる程度、下痢が加速しない程度に飲みましょう。
冷えたビールや炭酸系のお酒はのど越しが爽やかですが、胃腸にとっては刺激になります。お酒を飲みたい人は下痢が早く治るように腸内環境をしっかり整えましょう。
それには腸内環境を整えるサプリメントを上手に利用することが下痢解決の早道です。
腸内環境を良好にして下痢を改善!下痢の原因を取り除こう
健康の要は腸内環境が良好な事です。腸内では様々な事が行われています。免疫力の活性、消化吸収、ホルモンや酵素の産出、体温調整、毒素排出など様々な基礎的な代謝が行われています。
ですから、腸内環境を良好にすれば、下痢をはじめ様々な問題は解決されやすくなります。
腸内環境を良好に保つために、添加物の多い食べ物は避け、食生活を見直し腸内環境を強化しましょう。
また食生活を見直すとともに、腸内環境を良好にするのに必要なプロバイオティクスのサプリメントありますので、上手に利用してみましょう。