下痢の原因・乳酸菌

下痢原因は様々な乳酸菌
下痢になる原因は様々あります。ストレス、睡眠不足、食事、病気、アレルギーなどたくさんのことが下痢の原因になります。

お腹の調子を整える為、みなさん「乳酸菌」が良いと言われていることは多くの方がご承知のことだと思います。テレビのコマーシャルでもヨーグルトやサプリメントが紹介され、乳酸菌の良さを伝えてくれています。
今では、チョコレートにも乳酸菌を入れているものが販売されています。乳酸菌は善玉菌と言われており、善玉菌は腸内環境を良くしてくれ、便秘や下痢の改善に役立つ菌です。

腸内に届いた乳酸菌の役割

・悪玉菌を減らして腸内に毒素が溜まるのを予防する。
・腸に入ってくる病原菌と戦い、病気から人体を守る。
・抵抗力を高めて病気になりにくくする(アレルギーを予防・改善する)。
・いろいろなガンを予防する。
・体内のコレステロールを排出する。
・便の水分を調整して適度な水分量の便を作り出す。
・腸を動かし、便を外に送り出す。
などです。
この様に、乳酸菌は体に良い影響を及ぼしますが、乳酸菌が時には下痢の原因となることがあるのです。一体どんなときでしょうか。

乳酸菌が下痢になる理由

①乳糖不耐症
乳酸菌を摂っているのに下痢が改善されないのはなぜ?とお悩みの方もいらっしゃいます。
一番に考えられるのは「乳糖不耐症」です。乳糖不耐症とは乳糖という乳由来の糖を分解する酵素を持っていない方が乳製品を摂取するとお腹がゴロゴロしたり下痢などになってしまう、アレルギーのようなものです。ですので、乳酸菌を摂っているのに下痢が改善されないと思われている方は「乳糖不耐症」ではないかを考えてみましょう。下痢を改善するために摂っている食品(乳酸菌)で、返って下痢を悪化させている可能性があります。 ②乳酸菌が体に合わない
もう一つは乳酸菌にはそれを摂取する人に、合うものと合わないものがあるということです。
ヨーグルトの乳酸菌が良いといっても、ヨーグルトを摂取することで、お腹のトラブルが改善した人と全く効果のない人、さらに悪化する人さえいます。摂取する乳酸菌が、合う人にとっては効果が現れますが合わない人にとっては単に乳製品の摂り過ぎになったり、摂り過ぎることでさらに悪化したりすることがあるのです。

私達の腸内フローラは、母親の腸内フローラをほぼ受継ぎ、成長と共に生活習慣や食生活、加齢などの影響を受けて菌の種類も数も変化していきます。乳酸菌の種類は数千種類もあると言われていますので、合う・合わないがあってもおかしくないのかもしれませんね。全く同じ腸内フローラを持つ人はいないと言われているほど、人によって生息している腸内細菌の種類も数も千差万別なのです。

乳酸菌が合うかどうかの見分け方

乳酸菌は都下の細菌とお互いに影響し合って生きていて、新しく入った乳酸菌がその人の腸内環境に合うかどうかは人によって異なります。また、乳酸菌でも種類によって働きが違います。整腸作用があると言われている乳酸菌のはビフィズス菌、ラブレ菌、フェカリス菌などと言われています。

では、合う・合わないはどうやったらわかるのでしょう。これは、実際に摂取してみる他ありません。
一つの乳酸菌を2週間摂取してみるとわかってくると言われています。しかし、下痢がひどくなった場合にはすぐに止めていただきたいと思います。

納豆菌も種類が多い、自分に合った下痢の改善方法

今、納豆菌は乳酸菌と同じように腸に非常に良いと言われてきた菌です。乳酸菌と同じく善玉菌です。また、納豆菌は乳酸菌よりも生命力が強く、乳酸菌よりも効果が高いと言われています。
しかし、この納豆菌も人によって合う・合わないがあるものなのです。納豆菌のサプリメントの種類が増えてきました。 下痢でお悩みの方は「どの納豆菌のサプリメントが良いか迷う」と言われる方もいらっしゃいます。中には、この納豆菌のサプリメントは全く効果がなかったが、別の納豆菌のサプリメントはピタッと下痢が止まったというお話を伺ったことがあります。納豆菌もやはり実際摂取してみないと、自分に合っているかどうかわかりません。

腸内環境を整えよう

お腹の調子をよくしたいから乳酸菌・納豆菌を摂ることは非常に良い事です。でも毎日自分に合った乳酸菌を摂り続けることはなかなか難しく、長続きしないようです。そのような時に役立つのが腸内環境改善のサプリです。お腹の中で善玉菌として活躍が期待できる優れたサプリメントがあります。それを上手に使って下痢の改善をすることが出来ます。早速試してみるのも一つの方法です。

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