毎日食べるものだから気を付けたい、食パン

下痢の原因となる食品の一つに加工食品があります。

わたしたちが毎日食べることが多いパンも、この加工食品にあたります。

最近はもう下火となりましたが、一時期は生クリームや蜂蜜をふんだんに用いた高級食パンが人気を博したりもしました。ですが、スーパーなどで売られている低価格のパンは、下痢をはじめとする様々な病気の原因ともなる「超加工食品」の一つなのです。

 

下痢になる超加工食品とは

超加工食品とは「砂糖や塩、油脂を多く含み、保存料などが添加されており、きっちり包装されて日持ちも良い食品」です。

具体的には、

即席麺、即席スープ、工場で製造される大量製造のパン、濃い味付けのスナック菓子、ミートボールやチキンナゲットなど保存料を添加された肉加工食品、冷凍食品、長期常温保存が可能な保存食品などです。

みなさん、一度は口にしたことがあるのではないでしょうか?

おなかの敏感な方はこうした加工食品の添加物で腸内環境が非常に悪くなっており、下痢になる、下痢がなかなか改善されないなどの症状が続くのです。今回は工場などで大量生産され、包装されたパンを取り上げてみましょう。

下痢の原因となる大量生産のパン

大量生産のパン原材料

パン――特に日本の食パンは、日本人好みの硬さや味がとことん追求されているため、スーパーに並ぶ量産品ほど安く美味しいものになっています。ですが、工場で一斉に作られる以上、たくさんの添加物が入っており摂り過ぎると下痢の原因になる可能性もあります。

今回は工場で作られる食パンの原材料から、下痢の原因となる可能性について考えてみましょう。

食パンに含まれている、下痢の原因になりそうな原料及び添加物

  • 輸入小麦
  • 乳化剤
  • イーストフード
  • マーガリン
  • ショートニング
  • ファットスプレッド
  • PH調整剤

輸入小麦

日本で流通している殆どの小麦は輸入品です。この輸入小麦には、収穫前に農薬、収穫後にも農薬が使われ、残留農薬が検出されています。農薬は腸内環境を悪化させ、下痢の原因となります。

更に、小麦にはタンパク質であるグルテンが含まれています。

このグルテンにはグルテン不耐性といって、摂取したグルテンを敵と勘違いし、自らの小腸を傷つけてしまう症状が現れることがあります。腸管が傷つくと、栄養が吸収されにくくなり、消化不良による下痢や食欲不振、さらには重篤な病気をも引き起こす可能性が出てきます。

乳化剤

「乳化剤」とは、水と油のように混じり合わないものを、均一に混ざりやすくする食品添加物です。

食パンに乳化剤を使用することで、パンの水分を保持して時間が経っても硬くならない柔らかい食感の食パンをつくることができます。

乳化剤は腸にダメージを与えます。難病とされる腸炎、潰瘍性大腸炎やクローン病などが増えた一つの要因は乳化剤を食品に添加するようになったからではないか、という研究結果が出たと発表している国もあります。

また、値段の高い高級食パン程、様々な添加物が入り、より美味しく、より触感や香りが良い食パンが出来上がっています。出来るだけ添加物の少ないパンを選びましょう。

イーストフード

イーストフードはイースト(パン酵母)が食べるエサです。つまりイースト菌(パン酵母)を活動させるはたらきを持つ物質です。

イーストフードは塩化アンモニウム、炭酸カルシウム、リン酸塩など13品目の合成添加物から4~5品目を混ぜてつくられる化学物質です。

なかでも、塩化アンモニウムは毒性が強く、大量に食べると吐き気や嘔吐などを起こし、かなり毒性の強いものです。

市販のパンを食べ続けて下痢で済むならまだいいのですが、長年摂り続けると将来ガンになる可能性が高まるなど、長く恒常的に摂ることには一抹の不安があることも覚えておいてください。

腸が弱い人というのは、もともと腸内が敏感な人もいれば、食生活や生活習慣のせいで腸内環境が悪くなってしまった、という方もいます。その原因が、毎日知らずに取っている食品添加物だとしたら、こんなに怖いことはありません。

マーガリン

マーガリンはトランス脂肪酸が含まれているため、体内へ過剰に取り入れると血中脂質が上がり、心血管疾患のリスクを高めます。そのため、海外では使用禁止の国も有ります。

マーガリンの油を分解する時には、補酵素であるビタミンやミネラルを体内で多く消費します。それによって、体内のエネルギーを再生させる代謝が悪くなるということが考えられます。現代人にとっては、もともと摂取量が少なく、ただでさえ貴重なビタミン、ミネラルです。

不足すればそのほかの代謝にも影響が出始めるため、下痢だけではなく、疲れやすくなったり、肌荒れを起こしたり、ストレスに対して抵抗性がなくなるなど、別の弊害が現れるようになります。

ショートニング

ショートニングは主として植物油を原料としたマーガリンから、水分と添加物を除いて純度の高い油脂にしたものです。もともとラードの代わりとして考えられた製品です。

原料がマーガリンであるため、トランス脂肪酸の多量摂取の可能性があり、その危険性についてはマーガリンと同様です。

ファットスプレッド

よくマーガリンと間違えられることが多いですが、マーガリンに比べて油脂の含有率が低いものがファットスプレッドです。日本では油脂が80%以上のものをマーガリン、80%以下のものをファットスプレッドと呼んでいます。

ファットスプレッドには、マーガリン同様にトランス脂肪酸が含まれています。

PH調整剤

PH調整剤の主要な目的は食中毒菌の増殖を抑えることです。文字通り、PH……酸性度を調整して、菌の繁殖を調整します。クエン酸、フマル酸、重合リン酸塩など複数の成分が混ぜ合わされており、腸内の酸性度にも影響を与えることから、下痢を招く可能性があります。

 

ここまでみてきたように、工場などで作られるパンは、安価でありながら、日持ちや味、香りなどを良くするために様々な添加物が含まれています。

購入される時には、裏表示の記載を見て出来るだけ添加物の少ない食品を選ぶよう、心がけましょう。

毎日食べるものがあなたの身体を作ります。しかも、すぐにではなく、時間をかけてゆっくりと変化していくのが身体です。その変化に気づくのが遅れると、最終的には病気という形で危険信号を送ってくるようになります。そうなる前に、手を打たなければなりません。

栄養バランスを整えよう

食パンはいまや日本の食卓に欠かせないものとなりました。ですが、想像以上にたくさんの添加物が使用されていることは、ここまで見てきたとおりです。

それら添加物を体外に排出するには様々な栄養素が関わっています。前述したように、美味しさの影でビタミンやミネラルが消費され続けていることはわかっておかなければなりません。

栄養は多すぎても少なすぎても、バランスが偏ることも、健康の保持や増進には好ましくありません。

腸内環境が整っていると身体に不必要な悪い物は腸内で処理し、素早く排出してくれます。バランスのとれた食事と腸内環境を整えることが健康の秘訣ですが、腸内環境を整えるのに欠かせないのが、腸内細菌です。

最近は、高濃度の善玉菌をバランスよく配合した高品質のサプリメントもたくさんあります。善玉菌にもたくさんの種類がありますので、実際に試してみられて、ご自分のおなかに合う商品を探してみられるとよいでしょう。腸内環境が整い、自分にとってベストな状態になれば、自然と理想的な便が出るようになりますよ。