下痢が続く原因はたくさんあります。ストレス、食事内容、アレルギー、病気、食中毒など様々な下痢の原因が発生します。
しかもその下痢の原因がはっきりと掴めずイライラしたり、下痢の症状の辛さに落ち込んだりする事があります。
下痢が続く原因は夏から秋の季節の変化
春から夏場にかけては暑くなってくると、ジメジメし始めるため、みなさん食中毒にならないようにとても気を遣うのではないでしょうか。冷蔵庫も過信しすぎてはいけないと、食材も早めに使い切ってしまうなど工夫もされることでしょう。
しかし、夏から秋はいかがですか?反対に涼しくなっていくために、気を抜いてしまってはいませんか?
この時期はまだまだ食材も腐りやすい温度だったりするはずです。しかし、夏の暑さから解放されてしまうと、涼しくなったから大丈夫と気を緩めてしまいがちです。
それで食中毒だったり、腐ったものを口にしてしまって下痢になってしまうことも多いにあり得ます。
カビ菌で下痢になる
更にカビ菌で体の調子が崩れちょっとしたことで下痢になる可能性もあります。カビ菌は気温が20℃から28℃、湿度が60%で活性化します。
エアコンを使わない日が多くなる梅雨時や秋はカビが活性化して増殖しやすくなります。
カビ感染症状は体調を崩す他、皮膚病や肺炎、アレルギーを起こします。クリプトコッカスという、吸い込むことで脳にも侵入して、髄膜炎や脳炎を引き起こす場合もあります。鳩の糞に汚染された土壌に生息するカビもあります。
梅雨時や秋の季節の変わり目に起こる体調不良と酷似しています。季節の変わり目になると、だるい、吐き気がする、頭痛がする。という場合はカビや食中毒の可能性も十分にあるので、食べ物の管理や家の掃除で対策しましょう。
下痢の原因のカビ取り
サッシ周り、家具の裏、お風呂、水回りをしっかりと漂白剤(キッチンハイター)やカビ取り剤で除菌をしておきます。畳、床、天井、壁にも見えないカビが存在するので漂白剤を薄めた液で絞った雑巾でさっと一拭きしておくと安心です。
更にエアコンにもカビが発生しますので、しっかりと掃除をしましょう。
下痢の原因は水筒のカビ
水筒にお茶を入れて毎日飲む人は注意しましょう。自分では見た目はしっかりと洗っているつもりですが、細部にわたってしっかり洗わないとカビがびっしりと発生していることがあります。
水筒をきちんと洗ったことが無く、水筒を改めてしっかり見たらカビがびっしり生え、しかも見たら糸を引いていて、これが、お腹が緩くなっていた原因だと分かり、しっかり除菌したら、体調が良くなって元気が出た人も居ます。いつも軽い食中毒状態だったようです。
ペットボトル内の菌で体調不良の人もいます。ペットボトルにお茶を入れて飲む人はペトボトルの口の周りや、蓋をしっかりと洗いましょう。
カビでアレルギーや肺炎を起こしても、お腹をこわしても、だるくて頭痛がします。症状が似ているので、ただの体調不良と思われがちですが、気をつけましょう。
食べ物の管理と家の除菌をしただけで体調が改善する場合がありますので、家の中は清潔にしましょう。
下痢の原因は朝晩の冷え込みから
また、暑かった夏から突然朝晩が冷え込み、お腹を下してしまうことがあります。お腹が弱くない方でも冷えから下痢をしてしまう季節ですので、お腹が弱い方は寝る時に腹巻きなどを利用する方が良いかもしれません。
季節の変わり目は、健康な人でも知らないうちに体に負担がかかっているものなのです。
「秋バテ」という言葉もあります。夏の暑い時期にため込んでしまった疲れがどっと出て、一つの症状として下痢が起こることがあります。
夏でもクーラーのかかった部屋にばかり閉じこもってしまっていて、外との温度差で自律神経を壊してしまっても同じく秋バテの下痢になってしまいます。
そして、夏に冷たいもの取り過ぎで内臓が冷えて弱ってしまっていることもあげられるのではないでしょうか。
台風の齎す低気圧で下痢に
夏から秋にかけては台風シーズン到来で、台風(低気圧)が来ると下痢になってしまうこともあります。
気圧の変化が原因で下痢になる方もいらっしゃいます。
何故お天気が悪いと下痢気味になったりするのでしょう。それは、気圧によって自律神経が乱れてしまうことにあるようです。
自律神経が乱れてしまうといろんな体調不良が表れてくることはご存知の方も多いと思います。動悸、慢性疲労、めまい、頭痛、不眠などたくさんあります。その中の一つが下痢なのです。
雨だと気圧が低くなり、副交感神経が優位になるそうです。副交感神経が優位になると、腸の動きが活発になり、その結果下痢になるというものです。
これからの時期は、晴天の日と雨の日が規則的にやってくる時期でもあります。ですので、気圧の変化に敏感な方は数日置きに下痢を起こしてもおかしくない時期とも言えるのではないでしょうか。
自律神経の乱れも色んな原因がありますが、夜きちんと寝る、質の良い睡眠をとる、シャワーではなく湯船にゆっくりつかるなどして少しでも自律神経を整えるようにしてみましょう。
秋から冬に発生しやすいウイルスの下痢
そしてこれからの季節に猛威を振るうのが、ウイルス性の下痢です。ノロウイルスは毎年必ず流行します。が、幼児や高齢の方が感染した場合は重症化することもあります。
腸に善玉菌が多いとかかっても軽く済むとも言われています。
かかっても納豆菌が有効ということも言われています。毎日善玉菌をお腹の中に入れてあげることが大切です。
腸内環境を整えると下痢が発生しにくくなる
私たちは毎日色々な物を食べています。食べ物には様々な雑菌もついています。中には病原菌もいます。下痢を発生させる菌もいます。
下痢になる人、下痢にならない人、下痢になっても軽い人、重篤な症状になる人など様々です。
症状の分かれ目は腸内環境が非常に左右しています。腸内環境が良好だと重篤な病気にならなくて済みます。
まずは下痢になっている人、下痢にならない様にしたい人腸内環境をしっかりと整えましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますので、賢く利用しましょう。