下痢の原因は動物発酵食品

下痢の原因は多種多様です。昔は下痢の原因と言えば、細菌性の急性下痢以外での下痢の原因は食べ過ぎ、飲み過ぎ、冷えすぎなど一過性のものが多かったようです。しかし現代では慢性的に下痢が続く方が非常に増加しています。

下痢の原因・・・動物性発酵食品
下痢が続いてしまった時、なにか悪いものを食べただろうか?と食生活の見直しを始める方が多いのではないでしょうか。

食生活を見直しても原因が思い当たらない時に、お医者様から下痢体質だからでしょうと言われたことはありませんか?

下痢体質の改善のため、腸内環境の改善を考えた時、真っ先に思いつくのがヨーグルトや納豆に代表されるような「発酵食品」ではないでしょうか。

発酵とは細菌や酵母、カビなどが作り出す酵素の働きによって、人に有効的なものを作り出す働きのことです。お腹を下しがちな人が簡単に摂取することが出来るヨーグルトは、乳酸菌という細菌が乳酸を作っており、その種類や数は豊富に存在しています。

ヨーグルトは下痢の原因にもなる

ヨーグルトをよく食べている方は分かるかもしれませんが、自分のお腹と相性がいいヨーグルトというものが存在し、それはヨーグルトに使われている乳酸菌の種類が異なるためにみられる現象です。

ヨーグルトのパッケージには乳酸菌の他にビフィズス菌というものも記載されていることがありますが、ビフィズス菌も乳酸菌の一種で乳酸と酢酸を作る細菌です。
下痢の原因を発酵食品で改善
乳酸菌やビフィズス菌は腸内に存在する善玉菌の一種なので、腸内環境が乱れた時お腹の働きを手助けしてくれるものなのです。ところがヨーグルトを食べると下痢をする人もいます。ヨーグルトを食べると下痢をする原因を上げてみました。
 
①ヨーグルトが冷たい
ヨーグルトが冷たい食べ物なので、体が冷えてしまった。ヨーグルトは冷蔵庫で冷やされている冷たい食べ物ですので、胃腸に刺激を与えてしまい、下痢になる可能性があります。

 ②ヨーグルトの質と量
食べ過ぎると逆にお腹がゆるくなったり、便秘になったりすることもあります。ヨーグルトの種類によって含まれている乳酸菌の種類も違ってきます。つまり、「乳酸菌」と一言にいってもいろいろな種類の乳酸菌がいるのです。

そして、自分が持っている乳酸菌と違う型の乳酸菌が腸内にたくさん増えてしまうと腸内環境のバランスが崩れてしまい、下痢や便秘を引き起こしてしまうのです。

 ③使用されている原材料
 ヨーグルトには、優れた栄養素の他に油分も含まれています。また市販されているヨーグルトの中には糖質が高い商品もたくさんあります。これらのヨーグルトを食べすぎると、太ったり高コレステロール血症になる場合があります。

また逆に、市販されているヨーグルトの低カロリータイプは、甘味料にキシリトール、マルチトール、ソルビトールなどが含まれている場合があります。これらの人工甘味料は消化されるまでに時間がかかり、大量に摂取すると下痢につながる場合があるので注意が必要です。

④ヨーグルト(乳酸菌)との相性
乳酸菌とは、糖を発行し乳酸などの有機酸を作る菌のことです。 乳酸菌には動物性乳酸菌と植物性の乳酸菌があり、ヨーグルトは牛乳から作られるので動物性乳酸菌です。

体質的にこの動物性乳酸菌が合わない場合は下痢になるかもしれません。
動物性乳酸菌が合わない場合は植物性の乳酸菌を試してみてください。また乳酸菌の種類もたくさんありますので、どれが自分に合うのか確かめてみるのも一つの方法です。

 ⑤乳糖不耐症
下痢を引き起こす牛乳の「乳糖」が、ヨーグルトではすでに分解されており、下痢を起こしにくいと考えられえいるからです。しかし、ヨーグルトにも乳糖は残っており、乳糖が完全に分解されているわけではありません。

そのため、乳糖不耐症の方は、ヨーグルトでも下痢を起こす可能性があります。一過性の場合もありますが、ヨーグルトを食べるたびに下痢をするという方は量に注意してください。
腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!

下痢の改善は腸内環境を整えよう

健康の要は何といってもおなかが丈夫であることにつきます。昔から「元気の元は胃腸から」と言われています。

おなかが丈夫という事は免疫力が高いという事です。免疫力の高い人はたとえ有害な物が体の中に入ってきたとしても腸内で十分に処理する事ができるからです。

例えば、あるレストランで有害な下痢の原因となる細菌のついた食べ物を食べたとします。その時、下痢となって症状が表れる人と、全く下痢の症状にならない人がいます。

これは腸内環境の良しあしで決まります。腸内環境が良い人は、有害菌が増えにくい環境になっており、そのため下痢にならないでいるのです。

下痢が続く、すぐ下痢になる方はまずは腸内環境を整えましょう。腸内環境を整えるサプリメントアありますので、上手に利用しましょう。