過敏性腸症候群1

下痢が起こる原因は様々ですが、下痢が続く症状に過敏性腸症候群が挙げられます。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群(通称IBS)は、主として大腸の運動および分泌機能の異常で起こる病気の総称です。病院で検査を行っても炎症や潰瘍など目に見える異常が認められないにもかかわらず、一日に数回も便意を催し、頻繁にトイレに行きたくなります。
下痢の原因は様々ですが、下痢が慢性的に続く、あるいは下痢と便秘が交互に繰り返すなどの症状が続き、腸が弱いという人の大部分が過敏性腸症候群に当てはまると言われています。

以前は大腸の機能の異常によって引き起こされる病気ということで「過敏性大腸症候群」と呼ばれていましたが、最近では、大腸だけではなく小腸にも関係することなどからこのように呼ばれています。主な原因はストレスによるものです。ストレスをなくせば自然と治ります。

しかし、最近は過敏腸症候群の原因はストレスだけでなく、腸内そのものに原因があります。それはズバリ、”腸内細菌”にあるということでした。腸内細菌(悪玉菌)の異常繁殖によるとも言われています。

というのも、ストレスが長く続くと、体内で非常にミネラルを消費します。ミネラルは体内で作る事が出来ませんので、常に食事から補わなければなりません。ところが人の食事は毎日何を食べるかはサイクルがおおよそ決まっています。よほど食事のバランスに気をつけている人以外は別です。

ストレスが生じると、その時点で体はそのストレスを何とか回避しようとしてミネラルを消費します。結果として食べる質・量はそう変わりませんので、ミネラルが不足してしまうのです。

ミネラルが不足すると腸内細菌善玉菌が増えなくなり、悪玉菌が異常に増え、 腸内細菌特に悪玉菌が異常増殖して、小腸にまで広がり、この細菌を異物とみなし、蠕動運動を活発化させて食物を未消化のまま大腸へどんどん送り出してしまいます。

その結果、下痢となってしまうのだそうです。つまり 腸内細菌の異常によって過敏性腸症候群が起こるという事です。

もう一つの【過敏性腸症候群】の原因

 もう一つ「過敏性腸症候群」の原因として胃薬、鎮痛薬、高血圧薬などがあげられます。本来、薬は小腸で吸収されますが、大腸までその成分が通過してしまい、大腸は薬の成分が有害であるかもしれないと考えて自らコラーゲンのバリアを作って吸収しないようにします。

大腸は本来便の水分を吸収してくれる臓器なので、バリアができてしまうと水分の吸収まで妨げられ、下痢を引き起こすそうです。
 下痢のほかの症状として、腹痛、腹部の不快感、頭痛、めまい、動悸、肩こり、不眠、手足のしびれ、疲労感、異常発汗、集中力低下、坑うつ、顔面の紅潮、イライラ等が見られます。

続く下痢を改善するには腸内環境改善から!

 すべての病気は腸から始まります。腸内環境が悪化すると下痢や便秘をい引き起こすだけでなく、思わぬ病気を起こしかねません。 下痢が続く状態は腸内環境を改善し続ける事で改善していきます。

下痢を改善するには腸内環境を整えることが一番の早道ですので、腸内環境を整えるに必要なサプリメントもありますのでしっかりサポートしていきましょう