下痢が続く原因はストレス

下痢が続く原因の一つに「ストレス」があります。現代では色んなストレスを多かれ少なかれ持っていると言われています。何故ストレスがたまると下痢になってしまうのでしょうか。一緒に考えてみましょう。

下痢が続く原因はストレスに!

下痢の原因の中でもストレスによる下痢、つまり過敏性腸症候群は代表的なものと言えるくらい、ストレスが原因で下痢になるようです。 脳で受けたストレスは簡単に腸に伝わり、調子を崩し、更に腸の調子が悪いことにより脳が更にストレスにさらされるという悪循環に陥ります。

下痢の原因はストレスと自律神経の関係

それは自律神経の乱れが大きく関わっています。自律神経は交感神経と副交感神経の正反対の働きをする2つから成り立っています。交感神経は活動するときの自律神経、副交感神経は休息しているときの自律神経です。 一般的にストレスが多いと交感神経が優位になり便秘になり、リラックスしていると副交感神経が優位になってしまうと下痢になってしまいます。下痢の原因はことなので、交感神経が優位に働き便秘になってもいいはずでは?と思ってしまいますよね。 実はあまりに強いストレスを受けて交感神経が働きすぎてしまうと、体は自分を守る為に正反対の副交感神経が反応して一気に下痢にしてしまうということになってしまうのです。
便秘と下痢を繰り返す方というのは、交感神経と副交感神経が常にいっぱい働いてしまっているのではないしょうか。

下痢の原因はストレスが無くなると

では、ストレスが無い生活を送れば下痢は治るのでしょうか。確かに、ストレスが原因の下痢でお悩みの方はストレスから解放されなければいけないと思います。 ストレスが全くない、何も考えることのない、楽な生活…実はこんな生活をしていても下痢が続く原因になるのです。
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ストレスが無い、楽な生活をしているということは、リラックスした状態がずっと続いている状態で、副交感神経が働きっぱなしということです。 交感神経が刺激されず、副交感神経優位の生活をしていると下痢だけでなく、副交感神経優位の疲れを感じることになります。少し動いただけでも疲れる、やる気が出ない、落ち込む、朝起きられないなどです。 ちなみに交感神経優位の疲れは、イライラする、不眠、血圧が高い、血糖値が高いなどです。 もともと人間には持ち味があり、交感神経優位のタイプの人と副交感神経優位のタイプの人が居ると言われています。

交感神経優位のタイプは

・仕事で忙しいのは当然 ・筋肉質 ・便秘がち ・動作が機敏 ・活動的 ・喜怒哀楽が激しい ・睡眠不足 ・体が冷える など

副交感神経優位のタイプは

・忙しい生活は避ける ・ふっくら、ぽっちゃり体型 ・下痢 ・のんびり、穏やか ・よく寝る ・無理をしない など

下痢が続く原因を無くす為にメリハリの効いた生活を!

おわかりのように全く正反対のタイプの為、交感神経優位の方はノンビリゆっくりしなければなりませんが、副交感神経優位の方はキビキビした生活をしなくてはいけません。 日中は適度に体を動かし、夜はゆっくりするなどメリハリのある生活をしましょう。 副交感神経優位の方がそのままノンビリゆっくりしていると、下痢は治らないどころか鬱に発展することもあると言われています。 ストレスがないのに「下痢」の方は一度副交感神経優位になっていないか確認してみましょう。そのままノンビリゆったりな生活をしてしまっていても、下痢は改善されません。 ストレスがあり過ぎても下痢になりますし、ストレスが無さすぎる生活でも下痢になってしまうのです。人間は動きすぎても動かなさすぎてもいけない動物ということですね。 食事にしても、体を動かすにしても、睡眠にしても何でもほどほどが一番健康で居られるようです。
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健康生活には腸内環境をしっかり整えよう!

健康の要は腸が丈夫である事。これが一番です。腸内環境が整っていると腸内の活動が正常に行われ、水分調整もうまくいき、下痢のない生活をすることができます。 まずは腸内環境をしっかり整えてみる事から始めてみましょう。悪循環を断ち切る良い機会です。腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に使ってみましょう。

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