下痢の原因はコーヒーだった
下痢が起こる原因、下痢が続くきっかけは、何でもないところから始まることが多いものです。コーヒーを飲んでも下痢をしなかったのにどうして?体調の変化や年齢と共に変化する体の変化で下痢の原因となるものが出てくることがあります。
最近「コーヒーアレルギー」という症状に悩まされている方が増えているようです。今やコンビニエンスストアでも本格的なコーヒーが楽しめ、どこでもだれでも安価にコーヒーが飲めるようになったことから、このような言葉で表現される症状を持つ方も増えてきたのかもしれません。
コーヒーアレルギーという考え方は現在それほどメジャーではありませんし、コーヒーやカフェインに対するアレルギーなどないと考えている医師もいます。
卵アレルギーや小麦アレルギーのように、アレルギーとして広く認知、認識されていないのです。
そのため、コーヒーを飲むと(あるいはにおいをかいだだけでも)下痢になる、吐き気がする、手足がしびれる、体が震える、頭痛や動悸などの症状が出る・・・などの症状が出ても、すぐにコーヒーアレルギーという結論には達しないことが多いようです。
下痢の原因はコーヒーに含まれるカフェインや添加物
コーヒーはそれ自体が刺激物であり、体を冷やしてしまう作用がありますので、「体に優しい飲み物」であるとは言いにくい部分があります。
そのため、単純にコーヒーに敏感なだけと考えられたり、カフェインやタンニンに敏感というふうに考えられてしまいます。
また、淹れたてのブラックコーヒーでもない限り「缶コーヒーの添加物などに敏感」「コーヒーでなく、コーヒーに入れているミルクや低カロリーシュガーが原因」など、コーヒーアレルギー以外の原因も疑う必要があるでしょう。
また、以前はコーヒーを飲んでも平気だったのに、ある時から急に下痢をするようになったという人もいます。体質が変化し、後天的にコーヒーアレルギーになることもあるようです。
またコーヒーには、カフェインがたくさん含まれています。インスタントコーヒーでは、100mlあたり45~60mgのカフェインが、ドリップコーヒーでは、100mlあたり90mgのカフェインが含まれています。
缶コーヒーでは、種類により大幅に異なりますが、 例えばA社の缶コーヒーでは、1本で136.8mgのカフェインが含まれています。
カフェインの作用として、摂取しすぎるとお腹が緩くなる、という特徴があります。なる人とならない人がいるのは体質で、カフェインを摂取して下痢になる人は、カフェインが合わない方が多いようです。
コーヒーだと下痢になるのに、同じようにカフェインを含むココアや紅茶、お茶などで下痢にならないのは、なぜでしょうか?
一概には言えませんが、カフェイン量が原因となっている可能性があります。
ココアのカフェイン量は、コーヒーのおよそ1/6だといわれていますし、 紅茶もお茶もコーヒーと比べるとカフェイン量は少ないのです。
ですので、他のカフェイン含有飲料を飲んでも、下痢にならない、という可能性があります。
ただし、玉露はカフェイン量が多く、コーヒーの倍程度含まれています。玉露を飲むとお腹を壊すかもしれません。
下痢の原因は栄養ドリンク
また、コーヒーで下痢になる人は、栄養ドリンクを飲んでもお腹を壊す可能性があります。栄養ドリンクにはカフェインが多く添加されていることが少なくありません。
眠気覚ましをうたう栄養ドリンクにはまずカフェインが入っていると考えて間違いないでしょう。
下痢の原因はタンニン
栄養ドリンクやコーラ、ココアなどを飲んでも下痢にならないのに、コーヒーを飲むと決まってお腹が緩くなる、下痢になるという人は、カフェインではなく、コーヒーに含まれているタンニンが原因となっているかもしれません。
タンニンは本来胃腸を修復する作用をもっていますが、 多量に摂取したり、タンニンが合わない方にとっては、 胃腸を荒らす原因ともなります。胃腸を荒らすため、お腹が緩くなったり下痢になる可能性があるのです。
タンニンは、コーヒーだけでなく、緑茶や紅茶などにも含まれているため、これらの飲み物を飲んで下痢になるという人は、タンニンが合わないという可能性があります。
下痢の原因はコーヒーの飲み過ぎ
どちらにせよ、コーヒーという飲み物は、下痢を引き起こす原因がたくさんあるため、飲みすぎに注意することに越したことはありません。
コーヒーを飲んで下痢をするという人で、どうしても飲みたいという方は、下痢になる可能性を減らすため、ノンカフェインコーヒーや、タンポポコーヒーなどを試されるか、空腹時にコーヒーを飲まない、入れてから時間をかけて飲まないなどの対策をしてみてはいかがでしょうか??
下痢の原因をなくす為に腸内を丈夫にしよう
健康の要は何といっても腸が丈夫であることです。良いものは吸収し、悪いものを排出出来る機能を果たすのは腸内しかありません。
腸内環境を正常化し、下痢のない健康な生活を送りましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。