虫歯で潰瘍性大腸炎になる


大阪大や横浜市立大、浜松医科大などのチームは2012年3月26日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版に、虫歯の原因となる「ミュータンス菌」の一種に感染すると、腹痛や腸内出血などを繰り返す難病の潰瘍性大腸炎となるリスクが4倍以上になると発表しています。

虫歯で潰瘍性大腸炎に?

潰瘍性大腸炎の原因は、これまでは細菌やウイルスの感染、ある種の酵素の不足、牛乳などのアレルギー、心理的な原因、体質などや体内の免疫異常などとされていますが、それもはっきりしておらず、阪大の和田孝一郎准教授は「原因の一つが分かったので治療法の開発につながるかもしれない。

一部の患者では口を清潔に保てば症状が改善する可能性もある」と述べています。

チームは「コラーゲン結合タンパク質」を持つなどする特定のタイプのミュータンス菌を、薬剤で軽度の腸炎を発症させたマウスに注射すると、腸炎が悪化し、注射しない場合の生存率が約7割なのに対し、注射すると約2割に減った。
注射したマウスを調べると、肝臓に菌が取り込まれ炎症に関連する物質が作られていた。この事は免疫異常の引き金とみられます。

潰瘍性大腸炎患者98人の調査では56人がミュータンス菌に感染しており、そのうち約14%が特定タイプで、発症リスクは健康な人の4.55倍になっていました。

この菌をマウスの口から与えても影響しませんが、比較的少量でも、人の血中に入ると腸炎が悪化し、生存率が下がっています。歯磨きでできる小さな傷から「ミュータンス菌」が血液中に入り込む事があるので注意をしましょう。
若者の腸が危ない
潰瘍性大腸炎は、原因がはっきりと分からず、再発しやすいため、難病に指定されています。しかし、薬で症状を抑え、食事に気をつければ、健康な人とさほど変わらない生活を送ることができますので、日常の生活環境をしっかり見直してみましょう。

口の中にも腸内と同じように細菌がたくさんいます。良い菌もいれば、悪い菌もいます。腸内環境を整えると同じように口腔内の環境も整えましょう。

夜寝る前の歯磨きしたあと、サプリメントの納豆菌、乳酸菌をお口の中に入れて休むと、悪い菌(虫歯菌)などが繁殖せず歯槽膿漏、口臭、虫歯予防になります。これらを上手に利用するのも健康を保つ賢い方法です。
腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!

下痢の改善は腸内環境を整えよう

健康の要は何といってもおなかが丈夫であることにつきます。昔から「元気の元は胃腸から」と言われています。
おなかが丈夫という事は免疫力が高いという事です。免疫力の高い人はたとえ有害な物が体の中に入ってきたとしても腸内で十分に処理する事ができるからです。

しかし、腸内環境が悪くなると腸は正常な働きが行なわれにくくなり、水分調整も正常に出来ず、水分の多い、つまり下痢状態の便となってしまうのです。

まずは冷凍食品や添加物、加工食品を避け、食生活を見治すと同時に、腸内環境を良くして腸内を正常な状態に戻すことが下痢改善のためには一番の近道です。

その為にも、季節の野菜をふんだんに使った手作りのものを食べる事、そうすると腸内環境が良くなり、体を健康に保つ秘訣につながっていきます。
そこに、お腹の弱い方は腸内環境を整えるサプリメントなどを上手に利用すると強いおなか作りに役立ちます。

下痢が続く、すぐ下痢になる方お口の中の清潔を保つことも大切ですが、はまずは腸内環境を整えましょう。腸内環境を整えるサプリメントアありますので、上手に利用しましょう。