下痢が続く原因は多種多様です。
下痢が続く原因・・・呼吸の仕方
主に日常の生活環境が下痢の原因として挙げられる事が多いようです。生活環境の中には下痢の原因として食べ物として口に入るものが多いのですが、思わぬところが原因となることがあるのです。
慢性的な下痢でお悩みの方、特にストレスが原因と思われる方、病院で過敏性腸症候群と診断されたことのある方は、ご自分の呼吸に意識を向けたことはありますか?
殆どの方が「ない」という答えになるのではないでしょうか?
実は、下痢でお悩みの方の多くは呼吸が普通の人よりも浅い傾向にあります。呼吸と下痢と、どのような因果関係があるのか、詳しくみていきましょう。
下痢の方の場合、腸を含め、全身が緊張状態に常にさらされている、と思ってください。呼吸はその緊張で過敏になった神経をなだめてくれる感じです。
緊張したときに深呼吸をするのは常識ですよね?
それと同じように、日常的に今までよりも呼吸を深くすることによって、神経が過敏に反応しないような落ち着いた状態になっていくことが期待できます。
ではどうしたら深い呼吸が出来るようになるのでしょうか?それは「吐くことに意識した呼吸」です。
呼吸法は、いろいろな書物やインターネットで調べると、体にいい効果のあることだということは分かると思います。深呼吸というと多くの方は深く吸ってから吐くというイメージだと思います。
しかし、「吐くことを意識した呼吸」ではまず全部吐き出してから吸います。そうすることにより、肺の中に残っていた空気を押し出してから新鮮な空気をたくさん取り入れることができますし、自然と呼吸が深くなっていきます。
吐くことを意識して、次のように行ってみましょう。
1.息を吐く(口から)。
最初は息を吐く長さに意識を向けましょう。
10~15秒くらいかけて細くゆっくり吐いていきます。
2.息を吸う(鼻から)
これもゆっくり吸うほうがいいと思います。ただ、息は吐くよりも吸うほうが時間をかけるのは難しいです。
とりあえず息を吐くことを強く意識してみましょう。吸う方は苦しくない程度にあまり考えずゆっくりと、だけ心がけてみてください。
通常の呼吸では空気を吐き出しても肺には30%くらいの古い空気が残るといわれています。呼吸が浅い人はなおさらでしょう。深く呼吸をすることによって神経の緊張状態を緩和し、さらに新鮮な空気が体に入ることで、細胞も活性化されます。
お金は全くかからないし、体への悪影響もない。今日から始められる下痢体質改善方として、呼吸を改めることはとてもおすすめです。
健康維持は日常の基本的な事柄が整い、それぞれの臓器がきちんと機能果たしているかどうに罹っています。それには当たり前の事柄をおろそかにせず、見直してみることもとても大切です。
下痢が続く方は食事、睡眠、呼吸など普段何気なく過ごしている事柄をもう一度改めて考えてみるいい機会かもしれません。重篤な病気になる前に試してみましょう。
下痢が続く方は腸内環境を整える手助けとして、腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用してみましょう。下痢の改善は一段と早くなります。