下痢が続く原因は様々ですが、 「また、今日も下痢だ!」「どうしてこう続くのだろう」「病院にいっても原因不明と言われる」「薬を飲んでも、ツボを押しても改善しない!」等々続く下痢に悩まされる人が多くなっています。
慢性の下痢の場合
1日に1~2回の軟便があるという程度のものもあれば、ちょ っとしたことで下痢を起こすというものもあります。また、下痢をしなくても、 腹が鳴る、腹がはる、ガスが多い、年中便意を感じる人なども慢性下痢の中に入るでしょう。 下痢の症状が3週間以上続き、下痢の原因が不明の場合、いわゆる過敏性腸症候群と言われています。
一般的に過敏性腸症候群の方は、脳から腸への信号が問題なのです。これはストレスを無くせば治ります。しかし、このストレスによる信号の乱れを取り除いても慢性の下痢が治らない場合があるということが分かってきたそうです。
腸内細菌に問題がある
それは腸内そのものに下痢の原因があり、それはズバリ、”腸内細菌”にあるということでした。腸内細菌の異常によって過敏性腸症候群が起こるという事です。
腸内細菌特に悪玉菌が異常増殖して、小腸にまで広がり、この細菌を異物とみなし、蠕動運動を活発化させて食物を未消化のまま大腸へどんどん送り出してしまいます。その結果、下痢となってしまうのだそうです。
薬が原因となる
もう一つ「過敏性腸症候群」の原因として胃薬、鎮痛薬、高血圧薬などがあげられます。本来、薬は小腸で吸収されますが、大腸までその成分が通過してしまい、大腸は薬の成分が有害であるかもしれないと考えて自らコラーゲンのバリアを作って吸収しないようにします。
大腸は本来便の水分を吸収してくれる臓器なので、バリアができてしまうと水分の吸収まで妨げられ、下痢を引き起こすそうです。
いずれにしても、腸内環境が悪くなり、下痢になる場合が多いので、腸内の環境を変えてみましょう。食べすぎず、夜寝る前の食事は控え、腸内善玉菌を増やし、まずは腸内をメンテナンスするから始めてみましょう。腸内環境を改善するには納豆菌・乳酸菌などのサプリメントを利用するのも早道です。
腸内環境を整えよう
「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。昔は今ほど添加物はなかった時代に、腸内環境が健康に大きく左右していることが体験してわかっていたのです。
現代では世界中の食材が満ち溢れ、どの食材が日本人の健康に良いのかさえ分からなくなってきています。一つ一つの食材は確かに栄養豊かであったとしても、日本人の体質に果たしてあっているかどうかは疑問となることが多いものです。
特に腸の健康には適さない、ジャンクフードなどは腸内環境にダメージを与えます。また加工食品に含まれる添加物も腸には良くありません。現代は加工食品は非常に多くなっています。
私たちが健康で病気にならないためには出来るだけ、添加物の少ない食事を目指しましょう。
「身土不二」と言う言葉がありますが、身土不二というのは地元の旬の食品や伝統食が身体に良いのでそれを食べましょうという事です。身体に合わないものはそれを早く出そうとして下痢になってしまいます。
何を食べても下痢にならない人がいます。そういう人は腸内環境が非常に整っている人です。腸内環境を強化すると、下痢の改善は早くなります。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。