下痢が続く際には、原因を知る為に病院で受診するもしくは薬局へ行き、薬を買った経験があるのではないでしょうか?
市販の整腸剤や、病院の内科で処方される整腸薬には、多くの場合乳酸菌が入っています。
下痢の原因改善乳酸菌
よく、乳酸菌は便秘の人のものでしょう? 下痢の人が飲んでも大丈夫なの?といったお声をいただきますが、実は、下痢も便秘も原因は同じ・・・・
多くの場合、腸内での悪玉菌の増加が原因です。
その結果、人によっては下痢になったり、はたまた便秘になったり・・・。
前述の様な、乳酸菌は便秘にきく!というイメージはどうやら、ヨーグルトなどがお通じをよくするといわれているためのようです。ただでさえ下痢が原因で困っているのに、さらにお通じがよくなったらどうしよう、と不安に思われるのもわかります。
しかし、乳酸菌や納豆菌のような善玉菌をお腹にたくさんいれてあげることで、下痢も便秘も改善していくのは確かです。
稀に、乳酸菌などの整腸剤を飲んだ後、下痢がひどくなる方もいらっしゃいますが、これはお腹の中の急激な環境の変化に体がついていかないことが考えられます。
怖くなって服用をやめてしまう方もいらっしゃるようですが、お腹の中で善玉菌たちが戦っている証拠ですから、そこで諦めてしまってはもったいないですよ! 薬の量を減らしてでも、続けることをおススメします。
お腹の中の環境が善玉菌優勢になり、落ち着いてくると、下痢も徐々に改善していきます。
しかし、ひどい牛乳アレルギーの方はまたは、牛乳を少しでも飲むと下痢をする方は、乳酸菌を培養する際に乳糖を使用していますので、その乳糖に反応し、下痢が続く場合もまれにありますので、乳酸菌サプリメントは控えましょう。
また、このような症状を持つ乳糖不耐の方の場合、牛乳など乳糖を含むものをうまく分解できず、下痢の原因になってしまいますので、乳製品は避けたほうが賢明です。乳酸菌を含むサプリメントも、乳糖を含むものがありますので、確認するのがよいでしょう。
また乳酸菌といえばヨーグルトですが、冷たいものは下痢の方は避けたほうがよいですね。体を冷やすことは、下痢の原因だけでなく、万病の元でもあります。サプリメントなどを上手に利用されるのも一手です。
何事もほどほどが肝心です。やりすぎ、極端に偏った食事は、下痢でなくても避けるべきことです。