下痢が起こる原因は様々ですが、慢性的に下痢が長く続くなどの過敏性腸症候群はストレスが主な原因だといわれています。
下痢の治し方⑪・・・ストレスに強くなる心の持ち方
ストレスは誰にでもあるもので、ストレスから逃れるわけにはいけません。では降りかかってくるストレスをどう対処すればよいのか、東急病院心療内科医長の伊藤克人先生は5つのタイプがあるといわれています。
①自分だけ“ダメ”タイプ
何か特別な事があると緊張する、人前での動悸、会議や発表の場では上手話せない、テストや試合で実力が発揮できない・・。
こうした反応をしてしまう自分を「特別に駄目な人間」と思い、そのことがストレスになるタイプです。
しかし、こうした反応はだれにでも見られるもので、自然に起る心身の反応ですから決して「特別」な事ではありません。あるがままに受け入れていると、自分だけが特別ではないことに気づき、楽になっていくことでしょう。
②不調感へのとらわれタイプ
体調がいい時には仕事や勉強、家事などに積極的に取り組んで力を発揮しますが、体に不調を感じるとこの不調を止めようという気持ちにとらわれ過ぎてしまう事があります。
治すこと、病院に行くことだけに気持ちが集中してしまうタイプです。
不調感ばかりに時間をとらわれ過ぎてしまわないで、不調ながらも、本来のしたいことや勉強、家事、自分のしたいことに遺憾を振り向けることはある意味での充実感に繋がります。結果として不調のためにできなかったという後悔も少なくなります。
③10点でなければゼロタイプ
完璧主義の人は10の努力をしたら、10の結果がでないと駄目と考えがちのタイプです。7割から8割の結果では0点だと思い込んでしまいます。結果だけを見て「残念」と思い、その過程で自分がしてきた努力を評価できません。
努力してもなかな良くならない時はそれも事実として受け止めて淡々とすべきことを実行しましょう。そうしているうちに症状が楽になっている事があります。
④いつも後ろ向きタイプ
自己反省の強いタイプです。自己反省は次のステップを踏むための欠かせない過程ですが、それに時間を費やし過ぎる事が問題なのです。後ろばかり向いていては前に進む事が出来ません。
反省が終わったら次の目の前のやるべきことに手をつけましょう。前に進むことで状況は変り、考えもオ四bなかった展開が現れることがあります。
⑤あいまいさに耐えられないタイプ
いつも状況が分かっていないと落ち着かず、不安なるタイプです。あいまいな事がストレスとなり、それに耐えられず、自分で勝手に状況を決めつけてしまいます。
それもどちらかというとマイナスの方向に考えが行きがちになり、不安ばかりが募ります。分からないことはそのままにしておき、すべきことはしておくという考えは後々ストレスも少なくなります。
下痢になったり 、下痢が続くことは本当に辛いものですが、過去ばかり振り向いていては、前に進む事は出来ません。ロッキングチェアーにのって、一生懸命に揺する努力はしても、前には進まず疲れるだけです。無駄が多いだけです。
今、自分にできる事は何か、パーフェクトの結果が出なくてもあせらず、気長に、気楽に構えていましょう。腸内環境を整えるサプリメントなどを上手に利用するのもストレス軽減の助けになります。
また、必ず良くなると良くなった自分をイメージしていきましょう。
人間の頭にはスーパーコンピューターが内蔵されており、念じるだけで正しく体を動かす機能を持っていると言われています。
おなかの調子が快調になり、自分のやりたい事がどんどんできていくイメージをするだけで、イメージどおりに自己修復機能が働きどんどん改善されていくのですよ。
必ず良くなる、そして、自分のやりたい事、楽しい事がどんどんできると常にイメージして、下痢の改善に取り組みましょう。
間違っても、また今日も下痢だ!下痢の事ばかり考えてしまうなどということは避けましょう。
イメージ通り、今日も下痢になってしまいます。
良くなる!と常にイメージする事が大切ですよ!
まずは腸内環境を整える事から始めましょう。善玉菌のサプリメントなどを上手に利用すると下痢の改善は一段と早くなりますよ。上手に利用しましょう。
下痢の治し方⑫へ続く