大事な試験や入試の当日、普段なら何も起らないはずの事が起きてしまいます。その一つが下痢の問題です。便秘と違って下痢は特にやっかいな問題です。
試験前の下痢
恥ずかしいから学校のトイレに頻繁に行くのを避けるために、毎朝、クレオソ-トのような殺菌性の下痢止めを飲んで登校する人もいます。
食あたりのような細菌性の下痢は、腸の中の悪いものを早く出してしまおうとする体の防衛反応ですので、殺菌作用や収れん作用のある薬で無理に止めるのはよくありません。
また、食べすぎ、飲みすぎ、風邪、ストレスなどによっても下痢はおこります。このような場合も、まず整腸薬か納豆菌・乳酸菌のサプリメントなどで対処しましょう。決して長期下痢止めは良くありません。
かえって腸内環境を悪化させますので注意しましょう。
まず下痢をしたなら消化のよいものを食べて水分を補給し1、2日様子をみて、どうしても駄目なら病院にいきましょう。
大事な試験な入試に困らないために、下痢止めを普段の2倍から3倍も飲んで出かけると言う人もいます。そのためにかえって気分が悪くなったりすることがあるので、決してそのような事がないようにしましょう。
大事な入学試験時に実力が発揮できなくなれば、それこそ後悔してしまいます。下痢になりやすい人は普段から食生活に気をつけて、消化の良い物、暴飲暴食を避け、出来るなら納豆菌・乳酸菌のサプリメントなどを上手に利用して腸内環境を整えましょう。
腸は第二の脳とも言われ、脳に存在している神経伝達物質「セロトニン」が腸にも存在し体内のセロトニンの95%が腸で作られています。 セロトニンは脳の活動を高める神経伝達物質のひとつです。
セロトニンの働きが活発になると脳機能に影響を与え、記憶力が増し、「腸能力」で、試験の時に最大限の力が発揮でき、合格の可能性が高まるかもしれません。
腸内環境を強化して下痢の改善
下痢が続く方は、いづれにしても腸が過剰に反応し過ぎて起きる場合がほとんどですので、丈夫な腸にすることが大切です。
昔から「風邪は万病の元」と言われていますが、現代では「弱い腸は万病の元」となります。 というのも腸はこれまで考えられてきたよりもずっと特別な臓器であることがわかってきたからです。
例えば、人体の免疫細胞の約7割が集中する免疫器官であったり、脳に匹敵するほどの神経細胞が集まって自律神経を左右するなど消化吸収や便を作るだけでなく、生命の根源となる様々な機能を腸が担っていることが明らかになってきました。
その機能が正常に働くように助けているのがおなかの中にいる腸内細菌なのです。ですから、いかに腸内細菌のバランスを整えるかが健康の秘訣、下痢解決の道なのです。
ですから、レトルト食品やコンビニ食品、ファーストフード、カップメンなど、添加物がたくさん含まれている様な便利な食べ物を避け、食生活に気をつける事はもちろん、腸内善玉菌が多い腸内環境作りを日々心がける事が大切です!
腸内細菌のバランスを整えるサプリメントがありますので食生活の改善と共に上手に利用しましょう。継続は力なり。下痢解決はすぐそこまで来ています。