いつまでも健康でありたいと願うのは誰でも同じです。人は時として風邪をひいたり、おなかを壊して下痢になったりするなど、一過性の病気になっても、殆どが回復していくものです。
下痢の原因・・・胆嚢の手術
しかし、思わぬところで下痢が続いたり、下痢が続く原因がわからなくなるもの、下痢の原因はこれだろうと思っても、下痢が続く改善策が見つからないものなど、下痢が続いて悩む人は多いものです。
それまで健康だった人が突然毎日の下痢に悩むケースとして、手術があります。特に消化器系にあたる部分を摘出していると、下痢になってしまう傾向は顕著にみられます。
胆嚢は、人体最大の臓器である肝臓の下に張り付くようについている小さな臓器です。肝臓で作られた胆汁を蓄え、必要な時に総胆管を通して十二指腸へ送る働きをします。
胆汁は主に油分の消化に欠かせない消化液ですが、胆嚢は単なる貯蔵器であり、そこで作っているわけではありませんので、 摘出しても胆汁は十二指腸へ送られます。
胆汁の貯蔵庫である胆嚢がないということは、胆汁の量を調整できないため必要に応じて十分な胆汁を供給できないということになります。つまり、油分を多く摂取した際に油分を十分に消化できないわけですから、下痢気味になる方、あるいはもともとお腹が緩い下痢の方は、症状が悪化することもあります。
基本的には手術前と変わらない生活ができますが、下痢の原因となるような油分の大量摂取をしないよう心がけ、食事をよく噛むことも大事です。またお酒も下痢の原因としては有力です。なるべく控えるのがよいでしょう。個人差も大きいので、少しずつ摂取量を増やし、自分の体のサインを確認してみてください。
本来なら十分に分泌されるべき消化液が不足してくるわけですから、消化力は落ち、そのため胃腸にさらに負担がかかってしまい、下痢が長期化する可能性もあります。
一時的に消化のよい食事に変えたとしても、噛む回数を十分増やすなど、消化の手助けを積極的におこない、食事も消化によいものばかりではなく、徐々に普通食を食べるようにしましょう。
また活性酵素やサプリメントなどを用いて、消化力を高めるのもよいでしょう。
健康の要は何といっても胃腸が丈夫であることです。腸内環境を正常にするサプリメントなどを利用すると、胃腸の調子を整え、消化力も上がり、免疫力も強化できます。知らずに下痢の改善がなされていきます。上手にサプリメントを利用しましょう。
腸内環境を整えよう
「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。昔は今ほど添加物はなかった時代に、腸内環境が健康に大きく左右していることが体験してわかっていたのです。 現代では世界中の食材が満ち溢れ、どの食材が日本人の健康に良いのかさえ分からなくなってきています。
一つ一つの食材は確かに栄養豊かであったとしても、日本人の体質に果たしてあっているかどうかは疑問となることが多いものです。 「身土不二」と言う言葉がありますが、身土不二というのは地元の旬の食品や伝統食が身体に良いのでそれを食べましょうという事です。
身体に合わないものはそれを早く出そうとして下痢になってしまいます。 何を食べても下痢にならない人がいます。そういう人は腸内環境が非常に整っている人です。腸内環境を強化すると、消化力が上がるだけでなく、下痢の改善にもつながります。消化を助け腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。