下痢が続く原因は食習慣や体質など様々ですが、下痢はそもそも、消化吸収がうまくいっていないことが、その原因として考えられます。
下痢が続く原因…きついベルトやゴムにご用心
腸の消化吸収の能力を下げる要因に、腸のゆがみがあります。
腸がゆがむことで、腸の動きや血流が悪くなり、結果、消化吸収がうまくいかず、 下痢になるのです。
なかでも、こんなことが原因で?とみなさん、あまり気づかないのですが、腸の動きを悪くする原因に、きつ過ぎるベルトがあります。ウエストを強く締め付けてしまう事により、お腹が圧迫されるためです。
また、パンツのゴムがキツかったり、身体に合わないズボンなどをはいていると大腸の動きが悪くなり、大腸がゆがむ原因になってしまうので気をつけましょう。
普段はいているパンツや、ズボンが長時間お腹を、直接圧迫し続けると腹痛の原因にもなります。大腸が、無理やり曲がって押さえつけられる事で、血管が圧迫されて大腸が腫れてしまいます。
大腸が腫れてしまう事で、さらに隣接している大腸までも、圧迫してしまうので、悪循環に陥ってしまいます。腸が圧迫される事で、腸の動きが、だんだん悪くなっていくと正常に消化吸収できなくなるので、下痢が続く原因を招くのです。
本来、大腸は、少しくらいのゆがみ程度なら耐えられるように出来ていますが、過度な圧力は、やはり腸のゆがみの原因ににつながります。大腸のゆがみの原点は、腹腔にあります。お腹の中の内臓の周りには、主に筋肉でできた壁があります。これを腹壁といいますが、内臓はこの腹壁に囲まれています。
腹腔には、多くの内臓が入っていますが、この内臓の入っている入れ物である腹腔は、外部から刺激から内臓を守り微調整している大切な部分です。
しかし最近では、運動不足などが原因で、この腹腔が弱くなっている傾向があります。腹腔は、普段は腹壁の筋肉で守られていますが、この筋肉が落ちてやわらかくなると、内臓が入っている腹腔の形が変わり、腸がゆがむ原因になります。
運動不足で、お腹がぽっこりしている人は、腹腔が弱くなってきているかもしれませんので要注意です。大腸がゆがむと、便が出づらいだけでなく、ガスの移動も妨げられますので、お腹が張ったり痛くなったりします。
下痢のとき、ひどい腹痛を感じる方ほど、腸がゆがんでいるのが原因かもしれません。
できるだけ腹筋を使う運動を、1日数回でも取り入れて、腹腔を強くすることが大切です。そして、一時的にではなく、長く運動を続けることで、大腸のゆがみをなくしていきましょう。
またサイズの合わないパンツやベルトの使用もやめましょう。お腹を締め付けすぎない、自分の体型に合ったものを使用するように心がけましょう。
いづれにしても、おなかを守ることは、冷や食べ物からだけではなく、こうした圧迫による外部からの刺激もあるのです。おなかの健康はすべての健康の原点です。おなかが丈夫であれば、病気を寄せ付けない体になります。
長年下痢が続く方は治らないからなど諦めていませんか? 下痢は必ず治ります。下痢を改善するには下痢が続く月数、年数がかかると思って気長に対処しましょう。焦りは禁物です。
体に緊張感を与え、せっかく長く続く下痢を改善しようと心がけても良い結果が得られなくなります。下痢を改善するのに必要なサプリメントなどを上手に利用するのも賢い方法です。
下痢の原因を解消する腸内環境
現代のあらゆる病気の発生場所は消化管にあると指摘されています。「病は腸」からという考え方です。下痢の原因の多くは腸内細菌の善玉菌の数にかかってると言っても過言ではありません。
「病は腸から」逆を言えば、「元気の元は胃腸から」という事になります。
腸内環境を良好にすれば下痢をはじめほとんどの病気は解決できるそうです。現に脳が死んでも生き続けることが出来ますが、腸が死ねば人は必ず死んでいきます。人体の臓器の中で最も老化しやすい場所は実は「腸」なのです。
しかし、最も回復しやすいのは逆に「腸」なのです。下痢の改善も腸を元気にすれば自然と早まります。腸を元気にして、腸内環境を整えるのに必要なサプリメントがありますので上手に利用しましょう。