下痢の原因は様々ですがこの度は精神面にスポットを当てて、下痢が続く原因を改善する方法を考えてまいりましょう。
下痢を改善…リラックス法
下痢が続く原因として“腸の繊細さ”が挙げられます。
これは特に、くよくよしやすかったり、真面目で几帳面な方、怒りっぽくいらいらしがちな方、人からどう思われているか、他人の評価が気になる方などに多く見られる、ストレス型が原因の下痢です。
疲れがたまっている、職場や家庭、学校での人間関係がうまくいっていない、夜寝つきが悪い、などストレスが溜まり易い状態が続くと、敏感な腸はすぐにストレスの影響を受けてしまうことも。自律神経が乱れて下痢をする人もいれば、腸がけいれんして排便がうまくいかず、便秘になる人もいます。
下痢の原因を改善するために その1
腸には自律神経のバランスが不可欠です。
ストレスはこの自律神経のバランスを乱すため、下痢が起こる原因を作ってしまいます。
まず自分なりのストレス解消方を見つけるのがいいでしょう。
好きな事に没頭してみたり、体を動かして、気分を発散したり、逆にゆったりとした落ち着いた時間を過ごすのもいいのではないでしょう。
下痢の原因を改善するために その2
また疲れた心と体の両方に効くのがハーブやアロマです。
ハーブには胃腸の調子を整えるものがあり、その薬効成分が薬として使われているものもあります。ハーブティーとして飲むのが一般的です。
またアロマテラピーには、不安をやわらげたり、リラックスをもたらすなどの効果があります。
下痢の原因を改善するために その3
またお風呂で心とおなかを温めるのも、下痢の原因を改善するために効果的です。
全身の血行をよくして新陳代謝を高め、疲れをほぐすことが出来ます。心身ともに温まり、リラックスすると、副交感神経が優位に働き、自律神経のバランスを回復できます。
お風呂でリラックスするためには、38℃から40℃くらいの、ぬるめのお湯にゆっくりつかるのがよいでしょう。食後すぐや、就寝直前は避け、15分から20分程度が目安です。
いやなことは考えないで、ゆったりとした気分を味わいます。
さきほど紹介したアロマテラピーで使う精油を、湯船に数滴たらし、香りを楽しむのも効果的ですね。
これらをうまく生活の中に取り入れ、リラックスできる習慣を作ってみるのはいかがでしょうか?
また、上で述べたことを行うと同時に、腸内環境を改善するサプリメントなども上手に利用してみると、より早く改善に向かう近道になるのと思いますよ。