下痢が続く原因は様々ですが、発熱を伴う下痢、吐き気を伴う下痢は受診が必要です。
色で見わける危険な下痢
早めに医師の手当てを必要とする下痢の目安
●下痢便の中に血液や粘膜などが混じっている
●下痢便の色が白色、灰色、赤色、黒色など普段とは違う色をしている
●腐ったような、すっぱい嫌なにおいがする
●下痢の他、発熱、腹痛、嘔吐、吐き気などの症状がある
色によっては、すぐに病院に行かなくてはいけないもの、重大な病気が隠れてると疑わないといけないものもあります。今回は、下痢の便の色についてご説明していきます。
通常下痢は黄色っぽい色、茶色または黄土色をしています。
しかし、何らかの病気の疑いがあるときには、それ以外の色になっている場合があります。
どんな色の下痢便が病気の危険信号があると判断すればいいのでしょうか?
【白い下痢が続く場合】
下痢が白く染まって排出された場V合又は便が白っぽい場合は、ロタウイルス、ノロウィルスなどの胃腸炎を起こしている可能性が考えられます。
これらに感染すると嘔吐、発熱などが数日間何度も下地や嘔吐が続き、急激な脱水症状に陥りやすいため、脱水が原因で病状が悪化しないように水分補給が必要です。白い下痢の場合の詳細はこちらをクリック
【黒い下痢が続く場合】
ある意味とても危険信号の高い色の下痢です。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍をはじめ主に胃を中心に、かなりの出血を伴うのが原因になっている可能性が考えられます。
最悪の場合、消化器系のがんに侵され、放置していると手遅れという場合もありますので、下痢便が黒く染まっている場合は大急ぎで病院で診察を受けましょう。
黒い下痢の場合の詳細はこちらをクリック
【赤い下痢が続く場合】
赤い色の下痢が続く場合は注意が必要です。
痔で肛門が切れた場合だけでなく、腸炎などが原因で出血を伴っている疑いがあります。
痛みを伴う場合、(虚血性大腸炎や感染症腸炎やなど)放置しておけば危険なケースもありますので、すぐ病院に行って診断を受けましょう。
【緑の下痢が続く場合】
緑色の下痢が続く場合は、緑黄色野菜の摂りすぎや、緑色のサプリメント、胃腸薬などの錠剤を摂りすぎたりすることが原因で緑色の下痢が排出される場合があります。
緑色の下痢が続くからと言ってすぐに危険な状態になるということはありません。
しかし、サプリメントをやめても、あまり緑黄色野菜を食べていなくても、しばらく緑色の下痢便が続く場合は黄疸が原因の可能性も考えられるため、医師に相談しましょう。緑の下痢の詳細はこちらをクリック
下痢の症状のまとめ
下痢の色のから判断できる危険な状態としては、赤や白の下痢は出血やウイルス感染などが原因と考えられ、放置は禁物す。すぐに病院へ行きましょう。
また、黒色の場合は、最も危険度は高く、消化器系の上部で出血が起こるもしくは、癌に侵されている事が原因で出血し、黒い下痢が出ている場合も考えられるので、すぐに医師に相談することをお勧めします。
また、同じような症状を繰り返さないためにも、腸内環境を整えるサプリメントを積極意的にとっていく事がお勧めです。
下痢の改善は腸内環境を整えよう
健康の要は何といってもおなかが丈夫であることにつきます。昔から「元気の元は胃腸から」と言われています。おなかが丈夫という事は免疫力が高いという事です。
免疫力の高い人はたとえ有害な物が体の中に入ってきたとしても腸内で十分に処理する事ができるからです。
例えば、あるレストランで有害な下痢の原因となる細菌のついた食べ物を食べたとします。その時、下痢となって症状が表れる人と、全く下痢の症状にならない人がいます。
これは腸内環境の良しあしで決まります。腸内環境が良い人は、有害菌が増えにくい環境になっており、そのため下痢にならないでいるのです。
下痢が続く、すぐ下痢になる方はまずは腸内環境を整えましょう。腸内環境を整えるサプリメントアありますので、上手に利用しましょう。