下痢の原因は様々です。下痢の原因によって便の状態も異なります。便の状態は、水分の量で軟らかいペースト状から完全な水様性まで多様です。下記の表は便の色と状態を表わしたものです。
便の色は褐色から透明まで症状ににより違いがあります。黒色の場合は次サリチル酸ビスマスなどを含む下痢の治療薬でも便は黒くなりますが、下痢の原因が出血の場合はタール状で異臭があり、注意が必要です。
下痢の症状
下痢の症状には、急性と慢性の2つのタイプに分けることが出来ます。急性の下痢は水のような便が何度も出て、それと同時に腹痛を伴うことがありますが、症状は短期間で収まることが多くなります。
食べ過ぎや飲み過ぎから起こる単純性のものと、食中毒やウイルス感染などの伝染病によるものとに分けることが出来ます。
下痢がだらだらと続く、慢性の下痢は水便がずっと続き、過敏性腸症候群の原因が殆どですが、大腸がんなど背後に腸の大きな病気が関係していることもありますので、注意しなければなりません。いずれの場合であっても、便に血が混じっていないかどうかということをきちんと確認するようにしましょう。
その他の下痢の時に伴う主な症状として・・・・
1. 脱水症状・・水分を充分吸収できず、体内からも水分を放出する
2. 腹痛・・・・激しいぜん動運動で筋肉が収縮するので血流が低下し、痛みを起こす
3. 食欲減退 ・ 消化・吸収機能が衰えるので体の防衛反応により食欲がなくなる
4. 悪心・・・・ のどから胸、胃にかけて感じられる嘔吐が起こりそうな不快になる
5. 疲労・・・・ 一度の下痢でも体力を消耗し、疲労感を感じる
6. 虚血・・・・ 血流が悪くなり、酸素や栄養分が不足し、大腸粘膜が局所性貧血となる
7. 体力消耗・・ 数回に渡る下痢をすると非常に体力が消耗する
突然の下痢、腹痛、下血があったら、できるだけ早く病院を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。
いつも腸内環境を正常に整えておくなら、たとえ感染症にかかったとしても軽くて済みます。腸内環境を整えるサプリメントなどを利用するのも賢い方歩です。
下痢の改善にはまず腸内環境を整える
私たちは食べた物で健康を維持し様々な活動できています。それで、食べた物をしっかり吸収、必要のないもの(体にとって毒となるもの)はしっかり排出することがとても重要となります。
腸内が正常であれがこの様な機能は正常に行われ、元気な毎日を過ごすことが出来ます。多少体に害があるものを食べてしまったとしても、腸内でしっかり処理してくれ、下痢知らずの健康な身体になります。
ですから、慢性的な下痢で悩まされている方はまずは腸内環境をしっかり整えてみましょう。腸内環境を整えるのに必要なサプリメントがありますので上手に利用しましょう。