下痢を改善体する 体を温める食事
下痢の場合、冷たい食べ物が腸への刺激になりやすいので、冷たいものをつい欲しくなってしまう夏場は特に注意する必要があります。冷やし中華や冷たいお素麺はとても美味しく感じますし、アイスコーヒー、アイスティーも飲む機会がぐっと増えますね。
実は、温度が低い食べ物が体温を冷やすことに直結するわけではありません。冷たい飲み物や食べ物を食べると、脳は体が冷えてしまったと判断して体に熱を溜め込むようにできています。逆に、温かいものだと汗をかいて体が冷えることもあります。
ですから、熱い中で熱いものを無理に食べる必要もありませんが、冷たいものが体内に入ってすぐの刺激は下痢を引き起こしやすいため、冷たい食べ物が連続しないようにすること、冷たい飲み物を立て続けに飲まないようにすることは忘れないようにしてください。
体を温める野菜
野菜の中にも、「体を温める食べ物」といわれるものがあります。ごぼうやにんじんなどの根菜や、ねぎ、しょうが、にんにくなどの薬味です。
これらの野菜たちには、体の血行をよくして体温をあげてくれる成分が含まれています。一般的には、冬の野菜にそのような成分が多く含まれていると考えられています。
逆に、夏野菜は水分が多く、体を冷やすものが多くなっています。
ナス、トマト、ピーマンなどが知られています。
また、人工的に作られたものは、カロリーは高いものの栄養価が低く、化学調味料も多く加えられており、血行を悪くして体を冷やしてしまう可能性があります。
人工的な食べ物といえばお菓子やインスタント食品が頭に浮かびますが、じつは原材料が精製されているということで白砂糖やパン、うどんも体を冷やす食べ物だと考えられています。
油やアルコールも同じく体の中を冷やします。
白いお米やパンから離れるのは難しいところですので、おかずは体を温める野菜を使って献立を考えてみてくださいね。
薬味はいろいろなものに使えますので、大変お勧めです。
ねぎやにんにくからは血行をよくして動脈硬化も予防できる「アリシン」という成分が摂取できます。刻むことによって作られる化合物ですので、包丁で刻んで使うことも大切なのですが、よく噛んで食べることでもどんどん増えます。
しょうがの辛さの元となっている成分「ジンゲロン」や「ショウガオール」は発汗を促してくれますので、冷え性の方には積極的に食べていただきたい野菜です。
体を温める食事として、腸内細菌(善玉菌)を増やす食事をしましょう。和食を中心とした食事は、腸内善玉菌が増える発酵食品を上手に利用した食事が多いので務めて摂るように心がけましょう。腸内善玉菌が増えると腸内環境が整い、体温も上昇します。
下痢を改善するには腸内環境を強化
私たちは食べる事で健康を維持することが出来ています。食べた物を消化・吸収・排出、これらが腸内で正常に働いていると、健康に過ごすことが出来るのです。
腸内が正常に働いている人は腸内環境が非常に良好です。逆に下痢など腸のトラブルを抱えている人は腸内環境が非常に悪化しています。「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。下痢を改善するためには腸内環境を良好にすることが一番の近道です。腸内環境を整えるサプリメントありますので上手に利用しましょう。