お肉を食べると下痢をする、下痢の原因になる。 そんな方が年々増えてきています。
その原因の一つに、腸内環境が悪く、お肉を食べると腸内で醗酵ではなく腐敗が起こりやすくなり、 インドールやスカトール等の有害物質が生産され、腸が早く外に出そうという生体の防御反応を起こす事が、 下痢の原因になる場合があります。
腸内環境を常によい状態に保つ方法を実践することで、
ちょっとした事では下痢にならない、または下痢が続く原因を改善する事も出来ます。
肉食が下痢の原因に!?
もう一つの原因としては、豚や牛、鶏肉の肉に含まれる残留抗生物質や残留ホルモン剤が原因にあげられます。 他にも下痢の原因、下痢が続く原因などはいくつも考えられますが、この度は残留薬品にスポットを当てて考えていきましょう。
家畜では豚やとりなどを飼育する際に、密集して買うため、病気が蔓延します。
実は、家畜で使われる抗生物質の量は、病院で使われる量よりもはるかに多いのです。 中でも、養豚で抗生物質は多く使われます。
養豚に抗生物質が使われるのは、過密に飼っている「密集して買う事」が最大の理由です。
豚が成長して大きくなると豚舎で身動きが出来ないほど過密な状態となり、 豚は折り重なって寝なければならなくなり、ストレスがたまり、衛生状態も悪くなり病気にかかるようになります。
そこで抗生物質を使って病気を抑え込むのです。
出荷時の1週間前に抗生物質を使う事は禁止されているのですが、長い間抗生物質を食べ続けてきた豚の肉の中にまで、 しっかり薬品は入り込み、このような残留抗生物質を体にため込んだ豚の肉を食べると、 腸内環境の悪い方、敏感な方は直接抗生物質を飲んでいなくても、下痢の原因になるのです。
大量に薬品を使用されていない健康な牛や豚、鳥のお肉を食べると、体にもいいですね。
しかし、お肉の食べすぎにはご注意ください。
下痢が続く原因を改善するためにも自分に合った腸内環境を改善する方法をしっかり身つける事が肝心ですね。