下痢が続く原因は様々ですが、下痢が続く、なかなか原因が分からないなど、慢性の下痢の原因として考えられるのは、膵臓、胆のう、小腸、大腸に何か問題のある場合があります。
下痢が続く原因は酵素の量が少ないから?
天ぷらを食べたり、中華料理をたべるなど油っこいものを食べるとすぐに下痢になる人がいます。
油っこいものを食べると起る下痢は、膵臓や胆のうに原因がある場合が多いのです。
例えば胆のうから出る胆汁は脂肪を鹸化する働きがあるのですが、それがうまく働かず、脂肪がうまく消化されないために下痢をするのです。
また膵臓からは脂肪を分解する酵素リパーゼが分泌されますが、この分泌が少なくなると脂肪分を多く摂った場合には下痢をするのです。
酵素は、ミネラルとタンパク質(アミノ酸)が結合して出来上がったものです。また、ある種のミネラルがないと酵素が十分に働かないことも分かっています。
ビタミンやミネラルの働きを助けるのが酵素なら、酵素が十分に働くためにもミネラルが必要となります。
例えるなら酵素とミネラルは自動車の両輪のようなものなのです。
私たちは食べものから栄養をとっていますが、食べものをそのままでは吸収することができません。ある程度の大きさに分解してやる必要があります。
この分解する過程を消化といい、消化酵素が非常に大切な役割を果たしています。こう言った消化酵素はミネラル微量元素がなければ、まったく機能しません。
例えば脂肪を分解する酵素リパーゼには亜鉛が必要なのです。
これが欠乏すると消化がスムースに行われません。ですからリパーゼ酵素が少なくなると下痢をしてしまうのです。
腸内の善玉菌はおなかの中で食べたものを分解する過程において、酵素を作ります。この酵素が、消化活動の偉大なる主役といっても過言ではないのです。
例えば、納豆菌でいえばアミラーゼ・プロテアーゼ・リパーゼなど、たくさんの酵素を作り出します。
ですから腸内には善玉菌がたくさんいて、酵素をたくさん作り、その酵素が活性化するにはミネラルが必要なのです。
ミネラルはストレスでもどんどん消費されます。また毎日補わなければならない栄養素です。
こうした下痢にならない成分を充分に補わなければ下痢が続く原因はいつまでも改善されません。
納豆菌サプリメントやミネラルを補給するサプリメントを利用して下痢改善を目指しましょう。
下痢の改善は腸内環境の強化から
腸内は食べた物を消化・吸収や解毒を行います。また食べた物が有害物質なら素早く外に排出する働きも持っています。(これが出してしまえばすぐに治る一過性の下痢となります) それと同時に腸内に極めて有害な菌が侵入したなら、それらの有害菌が増殖しない様に抑えることもできます。こうして腸内が正常に働くと食中毒の予防並びに続く下痢の改善にも役立ちます。 腸内環境が乱れると腸内は正常な働きが出来なくなり、様々なものに対処できずに下痢をはじめ病気になってしまいます。 なぜなら、腸内では免疫力の活性、消化吸収、ホルモンや酵素の産出、体温調整、毒素排出など様々な基礎的な代謝が行われているからです。体の免疫細胞の60%以上は腸内にあるんですよ。 腸内環境を良好にすれば、下痢をはじめ様々な問題は解決されやすくなります。 腸内環境を強化するのに必要なサプリメントがありますので上手に利用してみましょう。
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