下痢になりたくないなら、気をつけたい食材たち

春は生活の変化が起きやすい季節です。下痢が続く、あるいは下痢になりやすい人が改めて気をつけたい食材を紹介したいと思います。

人はその時の体調によって下痢の原因となる食べ物、下痢を悪化させやすい食べ物がありますので注意していきましょう。

慢性的な疾患は誤った生活習慣の蓄積によって起ります。高血圧や肥満など、いわゆる生活習慣病と言われるようなものです。慢性的な下痢も、これらと同様に食生活が大きな原因となっている場合が多いことを心に留めておきましょう。

できるだけ気をつけたい食材たち

1、果汁、甘味の強い野菜

野菜の仲間であっても糖分が多く甘味が強い食材、かぼちゃ、栗、豆、サツマイモなどは腸管内で発酵しやすく、ガスが多く発生する可能性があります。それによって、おなかが苦しくなったり、軟便になったりしますので、過剰に食べるのは控えましょう。但し、ペクチンを含むリンゴは腸の内容物を固めてくれる働きがありますので逆におすすめです。一日一個で医者いらずともいいますし、リンゴはとても健康的な果実です。

 

2、柑橘類

レモンやミカンといった柑橘類にはビタミンが豊富に含まれているため体にはとても良いのですが、食べ過ぎると「腸管」にとって刺激となってしまい、下痢になりやすいようです。クエン酸を含む果物は腸管を刺激するので下痢のときには避けるべきです。

 

3、ラーメン

好物としてあげられることも多いラーメンですが、中でも特に脂の多いラーメンは胃腸の弱い人には向きません。 ラーメンで下痢になるという人はよく聞きますが、飲んだ後に食べることが多いのもラーメンです。そのため「お酒のアルコール」+「ラーメンの脂」という組み合わせで消化不良を起こし、下痢のリスクがあがってしまうようです。

 

4、繊維質が多い食材

食物繊維は近年第六の栄養素とも呼ばれ、整腸作用や生活習慣病の予防や改善が期待できるなど、人間には欠かせない成分なのです。ですが、そうした長所も裏を返すと消化が悪いということができ、そのため下痢を悪化させる一因にもなりえます。

具体的な食品としてはゴボウ皮の硬い豆すじ肉などです。また、同じく消化の悪い繊維豊富な食品として海藻類(ワカメ、ヒジキなど)キノコ類なども量に気をつけたいものです。

 

5、刺激物全般

アルコール、コーヒー(カフェイン)、炭酸飲料、唐辛子などの香辛料。これらは身体を中から刺激し、胃腸の働きを活発化させる一方、刺激が強すぎると体にとっては悪影響になります。特に昨今の激辛ブームでは、通常あり得ない量の香辛料を摂取することで、胃腸がかなり荒れることが予想されます。

 

6、冷たい飲食物

これから気温が上昇し温かくなってくると、口にしたくなるのが冷たいもの。冷たい飲み物や食べ物は、お腹を中から冷やします。冷たい物はゆっくりと噛むように味わい、口の中で体温に近づけてから飲み込みましょう。刺激をやわらげ、お腹が冷えるのをある程度抑える効果があります。

 

食事の質、量、食べ方や消化器の状態(消化能力)によって消化が充分に行えないと、食べたものが腸内で滞留、腐敗し、臭いのきついガスに代表されるような悪性の腐敗物質がたくさん発生します。

すると腸の中は強い酸性状態になり、酸性腐敗便が発生します。酸性腐敗便は様々な不調の原因や突然死の遠因になったりするといわれており、身体に悪影響を及ぼすものです。そのため、これを素早く外へ出そうとして下痢便が発生するのです。体の機能が正常だからこそ、悪いものを速く追い出そうとして下痢が自然と引き起こされます。逆を言えばこのような下痢便が速やかに排出出来ないと、健康や生命が脅かされるのです。

下痢改善への近道の鍵は腸内細菌

健康の基盤は食べ物ですが、すべての食べ物が健康に良いかといわれるとそうではありません。中には体に悪い物もあり、腸に悪いものも気づかず口にしていることも多いのです。

しかし腸内が正常な働きをしていれば、腸内で有害なもの、有益な物をより分け、有害な物だけを適切に排出するようになっています。

ところが腸内の環境が悪くて腸内が正常な働きが出来ない場合、有害な物まで体内に吸収したり、腸壁が炎症を起こしたりします。

ここまで腸内の環境が悪くなると、腸内の免疫力はさらに低下します。そのため、いったん下痢になるとなかなか回復が難しくなり、徐々に慢性化してしまうのです。

こうした腸内環境はどうしたら元に戻せるのでしょうか。これだ!というものをしいてあげるとするならば、それは善玉菌です。

乳酸菌、といえば耳馴染みもあるでしょうか。乳酸菌だけでなく、おなかの中には多種多様な菌があり、中でも人にとって有益な働きをする菌のことを善玉菌と呼んでいます。

この善玉菌が腸内で多くなると、腸内環境が整い、腸の状態が回復することが知られています。また腸内善玉菌は、一部を除きおなかの中には定着せず、どんどん出て行ってしまうものですから、毎日補給し続けるのが理想的です。

善玉菌の補給は漬物やヨーグルトに代表されるような発酵食品のほか、サプリメントなどでも補給できるようになりました。

下痢の改善だけでなく、毎日の健康維持にも、手軽に補給できるサプリメントが便利です。ぜひ一度試してみて、その効果を確かめてみてはいかがでしょうか。腸内環境を整えて、乱れやすい春も元気に乗りこえていきましょう。