辛いけどうまい、うまいけどつらい……キムチが下痢の原因に

キムチを食べると下痢をしてしまう。

そういった経験がある人は少なくないかもしれません。キムチで下痢をしてしまう原因として考えられることは二点あります。

ひとつは、キムチに入っている辛味成分(カプサイシン)の影響。もうひとつは、その他に入っている食品添加物の影響です。キムチの写真

辛味成分

キムチに含まれるカプサイシンはカフェインと同じように交感神経を刺激させる働きがあります。唐辛子などのような香辛料を多く摂取すると腸のぜん動運動が活発に行われるようになり、栄養素を十分に吸収する間もなく便はすぐに腸内を通過してしまうため、下痢の原因となります。大腸で水分が吸収されにくいため、水分を多く含んだ水下痢の原因となってしまいます。

さらに、刺激の強い香辛料は胃粘膜にダメージを与える事もあります。そのため消化不良の原因になってしまい、消化不良による下痢の原因になってしまいます。

夏場などの体力が低下してしまう時期には、食欲をそそる香辛料がたっぷりと入った料理を食べたいと思うものです。また冬場は辛味成分のカプサイシンが体温を上げてくれることから、鍋の味付けとして人気があります。

しかし、キムチを含め香辛料の過剰摂取は、上記したように下痢の原因になりますので、注意しておくようにしましょう。

その他添加物

日本のスーパーで売られているキムチのほとんど全てに、食品添加物が使用されています。これらの食品添加物は、使用限界量が決められています。その決め方は、ラットなどの動物実験で、その添加物を注入して、健康異変が起きた量を測定し、ラットと人間の個体の大きさに換算して限界使用量を計算し、さらにそれを「100分の一」の数値にして、食品添加物としての使用許容量としています。

しかし、ラットの体重を人間に換算して、さらにその100分の一にするにせよ、それはひとつの添加物についての数字です。

添加物をいくつ使っていいのか、という制限はありません。

極端に言えば、100個の添加物を許容量いっぱいまで使えば、計算的には、健康異常が起きる可能性が出てくる、ということになります。

食品表示の落とし穴

近年は消費者の健康志向にあわせて、様々な表現が食品には付けられています。たとえば、「保存料着色料無添加」は、よく見るうたい文句です。ですが、これは逆に、「ほかの添加物は使っていますよ」という宣言でもあります。

食品添加物は、保存料や着色料だけではありません。無添加のそれらを補うために、化学調味料(アミノ酸)や増粘剤など、他の種類の添加物が添加されていれば、それは無添加とは呼べませんよね。

化学調味料の味は強烈です。人が美味しいと感じる味になるよう、徹底的に研究されているのですから当然です。私たちはそれに気づかずに幼い頃から、その味に慣らされてしまっています。それがなければ商品が存在できないくらいに、製造の現場に入り込んでしまっているのです。そして、使わなければおいしく感じない、売れない、という不自然な循環に、社会の食生活全体が染まってしまっているのが現状です。

味覚音痴に益々拍車がかかる現代

最近の子供達や若者の間では味覚音痴が広がっています。しかし、大人も味覚音痴、いわゆる味覚障害といわれる人が多くなっているのも事実です

お菓子やカレーなどで激辛がブームになるのは、味覚障害の一端ではないでしょうか。もう普通の味では満足いかなくなっていて、とことん味に刺激がないと美味しく感じられないという症状です。

私たちが毎日口にする加工食品には、 必ずといっていいほど何らかの食品添加物が使われています。下記の添加物は胃腸が弱い方など避けた方がよい、主な添加物です。

①着色料 (カラメル[Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ](カラメル色素)

菓子・冷菓・ソースなど・・・ 動物実験では下痢・活性酸素を発生させた。

②糊料 (カラギーナン、増粘剤、安定剤、ゲル化剤)

ジャム・プリン・ゼリー・菓子・ソース・水産練製品・ドレッシングなど・・・ 潰瘍を起こすので胃潰瘍や十二指腸潰瘍の人は注意が必要。

③漂白剤(亜硫酸ナトリウム、 ピロ亜硫酸ナトリウム・ピロ亜硫酸カリウム、 次亜硫酸ナトリウム)

エビのむき身・かんぴょう・缶およびビン詰チェリー・ぶどう酒など ・・・胃腸の刺激・下痢の原因。

④漂白剤(二酸化硫黄)

かんぴょう・乾燥果実など・・・体内で亜硫酸になり胃腸壁を刺激、下痢・嘔吐を引き起こす。

⑤苦味料(カフェイン)

チョコレート・コーラなど・・・腹時に摂取すると胃酸が増加し胃潰瘍の原因になる。体質により腹痛・下痢・嘔吐といった症状も。

⑥膨張剤 (ミョウバン、焼きミョウバン) 、加工助剤(炭酸水素ナトリウム、硫酸アルミニウムカリウム)

ナスの漬物・うに・ゆでだこ・ベーキングパウダー・栗の煮物など・・・ 高濃度のものは炎症、ただれ・嘔吐下痢の原因に。

 

上記の症状は、ほんの一例です。また、体質や体調によって表れたり表れなかったりします。 幸いにして一生症状が出ることなく過ごす人もいれば、今日まで何も無くても明日症状が出る人もいるということです。

腸内環境を整えよう

下痢の改善には何といっても腸内環境が整えなければなりません。食品添加物や細菌、ウイルスなど下痢の原因は沢山ありますが、人によっては下痢の症状が全くでない場合もあります。

それは腸内環境が非常に良好だからです。まずは腸内環境をしっかりと整えましょう。腸内環境を整えるサプリメントもありますので上手に利用しましょう。