おでんの季節がやってきました。コンビニおでんは美味しくて、ついつい買って帰りたくなります。
しかし、コンビニおでんが危険なことはご存知でしょうか。食べ続けると、体の不調を招き、腸の弱い方は下痢になる可能性が大いにあります。では、なぜなのでしょうか。ご一緒に考えてみましょう。
下痢の原因となるコンビニおでん
寒い時には熱々の物が食べたくなります。コンビニによっておでんを見ると、熱々で空腹のときはついつい買ってしまいます。
コンビニおでんは具材も皆が引き付けられるほど美味しいですが、どうしていつも出汁の中で浮かんで、形も崩れず、ずっときれいなまま保ち、煮崩れ指定何のでしょうか。自宅のおでんは時間が経つと具材は出汁の中に沈み、煮崩れもしてきます。
実は、このコンビニのおでんの美味しさにはある秘密があるのです。えっ!とびっくりされるでしょうが、実に危険なのです。
その秘密とは添加物です。
美味しい出汁にするために、自宅では手間をかけて昆布やカツオを使って出汁を取ったりしますが、この手間とコストを大幅に省いているのが、実は大量の添加物だといわれています。
こうした大量の添加物を含む食べ物をひんぱんに食べていると腸内環境が悪化し、下痢になる可能性が大いにあります。
コンビニおでんが危険な理由
コンビニおでんは大量の添加物を使用し、美味しさと安さをアピールしています。どんな添加物をどのように使用しているのでしょうか。また、添加物だらけのおでんが危険と言われる原因を一つずつ具体的に見ていきましょう。
①危険な理由1・・・添加物の表示義務がないから
コンビニおでんのたくさん使用されている添加物は実際にどんなものが入っているのかはわかりません。実はコンビニおでんはばら売りなので食品添加物の表示義務はないのです。
実際、消費者庁の食品表示基準表示義務の不要が記載されています。ですから、添加物の量の記載がなくても販売されて問題ないのです。
添加物が多く使われているとずっと述べてきましたが、もちろん大手コンビニチェーンが自信をもって売り出しているものなので、当たり前ですが販売されても問題ない程度の添加物しか使っていないようです。
②危険な理由2・・・不衛生になっている
コンビニおでんは不衛生というのもよく聞きます。お客さんが取るとき以外は、フタをするようしているところもありますが、これは見た目や匂いでの購買意欲を下げてしまうため、していないところも多いようです。
コンビニおでんは基本的に一番人の通りが多いレジの近くにあるので、つばが入ったりほこりが入ったり、ずっと開けっ放しだと虫が入っていたりする可能性もあります。
そんなことを色々考えていると、コンビニ側も対策をしているとは思いますが、どうしてもすごく衛生的ではありません。自然落下菌も、ウヨウヨです。
③危険な理由3・・・おでんの具が沈まない
おでんには出汁だけではなく、具材の方にも多くの添加物が入っています。いつも透き通っている出汁、その中で具材の形は崩れず、見た目もきれいなままです。これなら何時間経っても自然と美味しそうに見えます。
でも、おでんが煮崩れもしない、沈まないのは不思議ではありませんか?浮いたままなのは、添加物等を多く使い、おでんの汁を吸いこみにくくしているからだそうです。
大手コンビニチェーンのホームページを見てみても、具材の主たる原材料や原産国などは書いてあっても、具体的な添加物などの表示はありません。
数年前、ある練り製品メーカーと大手コンビニチェーンとおでんの練製品の仮契約をしたところ、練製品についての条件が厳しかったので、商品の納入を断ったということです。
その条件とは「練り製品はおでんのダシ汁の中で8時間浮いていること」という仕様でした。
チクワ、ハンペンなどおでんの具になる練り製品は、通常、スケトウダラなどの魚肉のすり身に食塩、砂糖、でん粉、調味料、添加物などを入れて練り合わせてつくります。しかし、通常のつくり方では、どうやっても、汁の中で8時間浮いていられません。具材が汁を吸って型崩れを起こしてしまいます。
大半のすり身は船上でつくられます。その際、品質保持や増量のためにリン酸塩やソルビットが添加されますが、その条件をクリアするには、原料のすり身にリン酸塩とソルビットをもっとたくさん使えば、すり身の比率は下がり、おでんの汁も吸いこみにくくなるということです。
使用した食品には影響が出ないということで添加物の表示は免除されます。これをキャリーオーバーといいますが、この制度をもっと利用しろというわけです。
しかし、練製品のメーカーの社長は、そこまで品質を落とすことはできないとして、コンビニチェーンとの仮契約を破棄されたそうです。
食品添加物のリン酸塩は、ハムやソーセージの結着剤やプロセスチーズの乳化剤、pH調整剤、酸味料、製造用剤などに使われ、加工食品の食感や見た目、味を向上させるはたらきがあります。
加工食品の取りすぎはリンの過剰摂取につながり、カルシウムの吸収を阻害するなどの健康影響があるので注意が必要とされています。
ソルビトールは一度に大量に摂取すると以下のような症状が出ることがあります。
・お腹が緩くなる
・下痢
・腹痛
これらの症状は、ソルビトールが小腸では吸収されないために起きる現象で、一過性なので心配はいりませんが注意が必要です。1日に50g以上摂取すると下痢を引き起こすことがあるようです。
食品の添加物としての使用が一般的に知られていますが、保湿性があることから化粧品に使用されたり、下剤や栄養剤として医薬品に使用されることもあります。
腸内環境が添加物で悪くなるのは当然なようです。下痢になる人もたくさん出てきます。コンビニおでんやスーパーのおでんに気をつけましょう。
④危険な理由4・・・コンビニおでんは塩分に注意
おでんは意外と塩分も気にした方がいい料理です。出汁の味付けには塩分が多いようです。
おでんの具の魚の加工品や練り製品は塩分が高いです。添加物だけではなく、塩分も気にしている場合はおでんの具材を選びましょう。塩分の摂り過ぎは下痢になることもあります。
まとめ
添加物は多く摂取しすぎるとアレルギー反応を起こす人や、発がん性物質に変化する恐れもあります。人によっては危険なものとなることもあります。勿論、腸内環境を悪化させ下痢にもなりやすくなります。
市販の美味しい食べ物には注意しなければなりません。身体に悪いものほど美味しいと感じ、病みつきになりやすいものです。
添加物を気にする人は気にしますが、気にしない人はこれからも美味しそうな匂いにつられてコンビニおでんを美味しく食べ続けるでしょう。しかし、危険は数年後に体の不調として出てくる可能性がありますので、くれぐれもおでんはコンビニと決めつけないで、自分で料理をしましょう。
手作りおでんは美味しくて安心!
腸内環境を強化しよう
「元気の元は胃腸から」と昔からよく言われています。私たちは食べることで健康を維持できます。その際、身体に良い物を摂っているつもりでも、同時に身体に悪い物も摂っています。
身体によくないものは、腸内環境が良好であれば、自然と排出してくれます。しかし、腸内環境が悪化していれば、身体に有害な物まで吸収してしまいます。
その結果、有害な物が体中に回り、下痢をはじめ体の不調の原因、病気の原因となります。
健康を維持するためには腸内環境を良好にすることがとても重要です。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。