下痢の原因・抗ウイルス剤で嘔吐下痢に
下痢は薬による副作用で起こることがあります。
例えば、抗菌剤では腸内環境の変化で下痢になります。
冬の時期に流行するインフルエンザの治療法として抗ウイルス剤が出されることが多いのですが、その副作用として、下痢、嘔吐、突然死などが起こることがあります。
目次
・ウィルス性の病気とは ・コロナウィルスよりも怖いインフルエンザー ・抗ウィルス剤で下痢に ・下痢にならない為に ・免疫機能の様々な役割 ・下痢を防ぐ免疫アップの秘訣 ・今緊急に免疫アップの必要性が! ・善玉菌を増やして免疫アップ
ウイルス性の病気とは
今、政界中で、恐れられている新型コロナウイルスによる肺炎ですが、実は、米国ではインフルエンザが大流行していて、今や患者は約2600万人、死者は約1万4000人に上っています。
確実に新型コロナウイルスより死者の数は上回っています。日本でもインフルエンザによる死者は毎年出ています。このことからわかるように、ウイルスによる病気は確かに怖いです。
ウイルスは真菌や細菌よりはるかに小さく、生きた細胞に侵入しないと増殖(複製)できない感染性微生物です。
ウイルスに感染した細胞は、ウイルスによって正常に機能できなくなるため、通常は死にます。
細胞が死ぬと、その細胞から新しいウイルスが放出され、他の細胞に感染し、どんどん増えていきます。
通常、ウイルスはそれぞれ決まったタイプの細胞にのみ感染します。特に多くみられる呼吸器感染症は、のどの痛み、副鼻腔炎、かぜ(感冒)といった上気道の感染症です。
その他、インフルエンザや肺炎、新型コロナウイルスなどの呼吸器感染症です。
胃腸炎などの消化管の感染症は、ノロウイルスやロタウイルスなどによって引き起こされることがよくあります。
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新型コロナよりインフルエンザウイルスの方がもっと怖い
昨年12月から新型コロナウイルスによる感染拡大が世間で騒がれていますが、毎年冬になるとインフルエンザも流行します。
実は今の時期本当に恐ろしいのはインフルエンザなのです。日本ではそこまで大騒ぎになっていませんが、アメリカでは2019年にインフルエンザで90万人が入院し、およそ8万人が亡くなっています。
日本では、インフルエンザによる死亡者数はシーズン毎にかなりの幅があるのですが、一昨年に亡くなった人は約800人です。
その亡くなった800人のうち、8割以上が65歳以上の高齢者です。
インフルエンザになると、せきや高熱、関節痛が続いて体力がどんどん落ちてしまいます。
ただでさえ高齢者は免疫力が落ちているので、合併症には注意しなくてはなりません。
その中でも「肺炎」は死に至る危険な合併症としてとても多いのが現状で、亡くなった高齢者はインフルエンザ関連死亡理由の約6割を占めるという調査もあります。
呼吸器の慢性疾患や糖尿病を持っている高齢者は、合併症として肺炎を起こしやすいのです。
これは新型肺炎にも共通する事で、持病を持った中高年の死亡者数が多いのも、肺炎を悪化させやすい要因なのでしょう。
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抗ウイルス剤の副作用で下痢になる
病気の原因が細菌ではないので抗生物質は効きません。
インフルエンザに有効な抗ウイルス剤も開発されていますが、体内での増殖を抑えるものです。
ウイルスそのものを殺すような作用はないのです。
感染初期に飲まないと効果が薄くなります。抗ウイルス薬は人の細胞に対して毒性をもつことがあります。
また、ウイルスが抗ウイルス薬に対し耐性をもつようになることもあります。
抗インフルエンザウイルス剤の主な副作用としは下痢や嘔吐、腹痛などがあります。
ほかにも重大な副作用の一つとして、頻度は不明ですが、「精神・神経症状、異常行動」などの恐れがあります。
抗インフルエンザウイルス剤を飲んだ人が異常行動を起こして事故死したり、睡眠中に呼吸が止まって突然死したりするケースも報告されています。
異常行動後の事故死は以前から問題になっていました。
2007年2月に中学生が自宅マンションから転落死する事故が2件続き、厚労省は翌3月からタミフルの10代への処方を原則禁じています。
その他、•ショック、アナフィラキシー、気持ちが悪い、胸苦しい、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、じんま疹、全身発赤、痒み、
顔のむくみ・腫れ、のどが腫れゼーゼー息苦しい、めまい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる、血便、鼻出血、血尿、皮下出血、歯肉出血、肝機能値の異常などがあります。
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下痢にならない為に腸内免疫力を強化しよう
新型コロナウイルスはインフルエンザと同様、基本的に、これらは「勝手に治る」感染症といっても過言ではないのです。
風邪と大差は無いと思っても構わないのです。なぜなら、自分自身の免疫機能が働くからです。
この免疫機能をちゃんと働かせておけば、極端に恐れることはないのです。しかし、現代人の免疫力は低下し続けています。
免疫力が低下しているということは腸内環境が良好ではないので、腸内の免疫細胞が活性化されないのです。ですから下痢にもなりやすいのです。
また、子供や高齢者、持病のある人は免疫力が低下しています。だから怖いのです。
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免疫機能の様々役割
免疫とは、病気から守り、元気でいるために欠かすことのできない優れたシステムです。
簡単に言えばパトロールする警察官の数や捕まえる技量、警察無線などに例えることが出来ます。
免疫細胞の中で主に働く白血球ですが、これらにも役割分担があり、死んだ細胞を排除する係、侵入者の存在を通報する係、攻撃を指示する係、細菌を直接攻撃する係、ウイルスの抗体を作る係、ガン細胞を排除する係など、複雑でわかりにくく不思議な働きを日々休み無く営んでいるのです。
そのお陰で、私たちは病原体を意識することなく、感染症にも負けない元気な身体を維持する事が可能なのです。
これは腸内環境が整い、正常な腸内活動が行われれば、下痢にも感染症にもならなくて済むという事です。
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下痢を防ぐ免疫力アップの秘訣は腸内細菌とビタミン・ミネラル
免疫力の約70%は腸内細菌が作り、残りの30%はこころが作っていると言われています。
しかし、腸内細菌は体ばかりでなく、こころにも強く影響を与えています。こころのバランスは免疫力にも非常に影響を及ぼします。
ですから腸内善玉菌を常に優位にしなければなりません。そのためには腸内善玉菌を毎日摂り入れる必要があります。
更に、免疫の細胞も常に新陳代謝を繰り返して新しく入れ替わっていますので、新たな免疫細胞を作り続ける材料(栄養素)の供給が必要です。
細胞の材料と代謝の反応速度を上げるためにはビタミンとミネラルが必要です。
代謝力が上がれば上がるほど、必要量は上がるので補給量を増やさなければなりません。
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今、緊急に免疫力アップの必要性
2月26日付の中央日報によると、ハーバード大学伝染病専門家は、来年までに人類の最大70%が新型コロナウイルス感染症に感染するという見通しを発表しています。
最大70%とは恐ろしい数字ですが、教授は、新型肺炎が、通常のインフルエンザのようにありふれた疾病になることを予測し、この数字を出しています。
これから先、新型コロナウイルスが世界中で拡散しても、元気でいるためには自分自身の免疫力を、今、緊急に強化しておく必要があります。罹ってからでは遅いのです。
そのためにはバランスの良い食事、睡眠、休息など良い生活習慣をしっかり整えましょう。
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腸内善玉菌を増やして、免疫力をアップしよう
腸内善玉菌が多くなると腸内環境は整い、正常な活動が腸内で行われます。
下痢の改善のスピードも速くなります。
免疫力も強化できます。食事ではなかなかバランスの良い食事を摂ることが難しい方は、それを補うサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。