下痢が長く続く人、すぐに下痢をする、下痢と便秘を繰り返すなど、最近おなかの不調を訴える人が多くなっています。
また、コレラやO‐157などの感染症が流行するとおなかが弱い人は同じ環境で、同じものを食べた場合、顕著にその弱さがあらわれてきます。
免疫力の低下が続く下痢をさらに長引かせる
この事は免疫力が非常に関係しています。免疫力が強い人は軽症で済むのに、免疫力が低下している人は時には命さえ落とすことになります。
おなかが強いか、弱いかは、つまり免疫力が高いか、低いかということで、それは腸内細菌が非常に関係しています。
というのは免疫細胞の60%は以上は腸内細菌が作るからです。腸内細菌の種類、数が多いほど免疫力は高まります。
腸は消化管の一部ですが、消化管とは口から肛門の間を指します。その長さは6~10メートルですから、けっこうな長さになります。
胃から腸までは粘膜組織に覆われ、体内にありながら、外部と直結しているとい意味で「内なる外」ともいわれています。
生命維持に欠かせない栄養や水分を口から摂取する一方で、病原体も外から運び込まれます。消化管は栄養も薬も毒もみんな飲み込んでいるのです。
口から入った食べ物はおよそ3日がかりで消化・吸収を経て排出されます。腸内環境が良くて、免疫機が能正常に働いていれば、腸内の水分吸収も適度に行われるのですが、免疫力が低下していると、システムが正常に行われず、下痢となる、あるいは下痢が長く続く、その他ガンになるなど様々な病気が発症してしまいます。
下痢になっているあなたはチャンスだと思って下さい。なぜなら、将来重篤な病気になる前の警告を下痢で訴えているからです。
言い換えればちょっとしたことでも下痢を起こす敏感な方は生命維持力が非常に高い方だとも言えるのです。
しかし、一時的な下痢はいいのですが、下痢が長く続くと腸内は荒れ、腸内善玉菌も減少し、体に様々な支障をきたします。
若さも健康もすべて腸が握っているのです。早急に免疫力を高めましょう。
免疫力を高めるには、腸内細菌数、特に善玉菌の数を増やすことが一番大切です。腸内善玉菌を増やすサプリメントなどを利用することが一番の早道です。